Volume Shadow Copy【サービス】
Windowsのサービスだよ
ボリュームシャドウコピーサービスのサービスだよ
Windowsのバックアップ関連で使うよ
簡単に書くよ
Volume Shadow Copy【サービス】(読:ボリューム・シャドー・コピー)とは
Windowsにおける常駐プログラム(常に(見えない所で)動いているプログラム)(サービス)のひとつ
であり
ボリュームシャドウコピーサービス(ハードディスクの中身を、そのままの状態で丸ごと保管する機能)で使うやつ
です。
詳しく書くよ
順番に見ていきましょう。
まずは予備知識として「ボリューム シャドウ コピー」と「サービス」について簡単に説明します。
「そんなの説明されなくても知ってるよ!」な人は適当に読み飛ばしてください。
ボリューム シャドウ コピーは「現在のハードディスクの中身を、そのままの状態で丸ごと保管する機能」です。
興味がある方は用語「ボリュームシャドウコピーサービス」の説明をご覧ください。
今回は
Windowsのバックアップ機能とかで使う
というのだけ覚えておけば事足ります。
サービスは「Windowsの常駐プログラム」です。
常にメモリ上にいて、いつでもお仕事ができるようにスタンバっています。
休みなんてありゃしない、常に戦闘態勢を維持することが求められているプログラムです。
以上を踏まえて
Windowsのサービスのひとつ
で
ボリューム シャドウ コピーを管理するサービス
が「Volume Shadow Copy」です。
Windows 10を例に説明しますが
コントロールパネル
↓
管理ツール
↓
サービス
と移動すると、サービスの一覧の中に名前が「Volume Shadow Copy」になっているサービスがあるはずです。
※コントロールパネルの開き方が分からない方は用語「コントロールパネル」の説明をご覧ください。
その行をべちべちっ!とダブルクリックすると「Volume Shadow Copy のプロパティ」画面が開きます。
「Volume Shadow Copy のプロパティ」画面のサービスの説明欄には
バックアップやその他の目的で使用されるボリューム シャドウ コピーを、管理および実装します。このサービスが停止されると、シャドウ コピーはバックアップに利用できず、バックアップは失敗する可能性があります。このサービスが無効の場合、これに明示的に依存するサービスは開始できません。
と書いてありました。
ポイントは
バックアップやその他の目的で使用されるボリューム シャドウ コピーを、管理および実装します。
です。
この文章から
1.ボリューム シャドウ コピーは、バックアップやその他の目的で使用される
2.「Volume Shadow Copy」サービスは、ボリューム シャドウ コピーを管理・実装する
の2つが分かります。
その名の通り「Volume Shadow Copy」サービスは、ボリューム シャドウ コピーで使うサービスです。
復元ポイントを作ったりするときに使われます。
よく分からない人は無効にしてはいけません。
思わぬトラブルを招く可能性があります。
一応、やり方は書いておきますけどね。
「Volume Shadow Copy」サービスを無効にするやり方は以下の通りです。
まず
コントロールパネル
↓
管理ツール
↓
サービス
と移動して、名前が
Volume Shadow Copy
の行をダブルクリックします。
そうすると「Volume Shadow Copy のプロパティ」画面が開きますので「スタートアップの種類(E):」を「無効」にして「OK」ボタンを押します。
これで「Volume Shadow Copy」サービスが無効になるはずです。
一言でまとめるよ
まぁ「Volume Shadow Copy」ってサービス名が出てきたら「ボリュームシャドウコピーサービス(ハードディスクの中身を、そのままの状態で丸ごと保管する機能)で使う、Windowsのサービス(Windowsの常駐プログラム)なんだな~」と、お考えください。
おまけ
■訳してみるよ
「volume(ボリューム)」の意味は「本」とか「(本の)巻」とか「量」とか「体積」とか「容量」とか「音量」とかです。
「shadow(シャドウ)」の意味は「影」とかです。
「copy(コピー)」の意味は「複写する」とか「複製する」とかです。
何となくくっつけると
なんちゃらの影を複製する
となります。
「volume(ボリューム)」をどんな日本語に訳せば良いか分かりませんでした。
ゴメンなさい。