2014-01-01から1年間の記事一覧
これは2014年のG*アドベントカレンダーの第23日目の記事のつもりでしたが、12時すぎてしまいましたorz。 HaskellやScalaやRustには型クラスという言語機能があり、個人的感想として、理解が難しかったものの一つです。いわく、インターフェースのようなもの…
この記事は「Elm Advent Calendar 2014」の23日目として書きました。 今回は、作成したElmのライブラリをElmコミュニティライブラリに公開してみます。公開するブツは以前こっそりと作成してすでに登録していた「IntRange」というもので、たいしたものじゃご…
Grailsではロギングの設定がConfig.groovyで設定できますが、なんらかの理由でXML形式の設定(log4j.xml)で行ないたいことがあるかもしれません。しかし、その場合log4j.xmlをどこに置くか、という問題があり得ます。この問題を説明します。まずGrailsでlog4j…
今週末は、JGGUG忘年会です。あしたビアバッシュのピザなどを予約しますんで、参加希望のかたは今日中にぜひどうぞ。JGGUG大忘年会LT大会と、LondonのG*なカンファレンス行ってきた報告!+合宿の報告もあるよ! - 日本Grails/Groovyユーザーグループ | Doork…
Grailsでコントローラの試験を、モックを使わず実際の通信を使って試験したいケースがある。たとえば、Rest APIを開発する場合、Rest APIはブラウザを使用しなくても簡単に呼び出せるものなので、ユニットテストがしたいです。もちろんGrailsにはコントロー…
プリミティブ最適化を抑制することでブランチカバレッジをましなものに Grailsでは、コードカバレッジは以下で取得できる。 Test Code Coverage Plugin(http://grails.org/plugin/code-coverage) しかし、上記を使用した場合、分岐網羅(ブランチカバレッジ)…
Grails開発でdockerを使用するためのDockerfileを、備忘録兼ねて晒します。開発中に使うものです。運用用は、別のものになるでしょうかね。 onesysadmin/docker-grailsを元にして、Proxy設定を行い、いくつかの工夫をしております(プロキシ設定については、D…
GrailsアプリケーションではGSPのビューは以下の方法で表示できます(他にもあるかも)。 コントローラーアクションの結果として表示 renderで指定したビュー コントローラ名とアクション名から定まるデフォルトのビュー ビューを直接表示する URLMappingでURL…
「ヒアドキュメント」をなんで「ヒアドキュメント」っていうかを調べてみた。以下が参考ページ。 http://programmers.stackexchange.com/questions/143918/why-is-it-called-a-here-document http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%AC%E3%82%BF%E3%8…
(関連記事:http://uehaj.hatenablog.com/entry/2015/10/18/155107 ) JCUnitというすばらしいJUnitの拡張があります。 JCUnit ブログ JCUnit JCUnitではペアワイズ法もしくはオールペア法という手法でテストデータを生成します。ペアワイズ法というのは、試…
間が少しあいちゃいましたが、実は続いていたこのシリーズ、「あらためてシダを描く」です。この図形は「バーンズリー(バーンズレイ)のシダ」と呼ばれる有名な図形で、以前各種の言語で実装するのが少し前に流行ったのが記憶に新しいところです。アルゴリズ…
Elmでやってみるシリーズ12:遅延ストリームで多段階選抜 横浜へなちょこプログラミング勉強会の過去問より、「多段階選抜 2014.8.2 問題というのをやってみます。以下が方針。 無限長データ構造を使えといわんばかりの問題である。Haskellならそのまんまであ…
Elmでやってみるシリーズ11:お絵描きツール 今回は、マウスボタンをクリックすると、半径4の赤いドットが描画され、押下したままドラッグすると線が描けるというもの。以下が実行イメージ。しかし今回は、いきなり完成させるのではなく、2ステップでやってみ…
Elmでやってみるシリーズ10:ボールの衝突回数で円周率を計算する id:wamanさんからひっそりと提案もらいましたので、やってみました。 今回は記事自身もElmで書きましたので、github-pages上の全画面(github上のソース)からどうぞ。以下にも一応hatena blog…
Elmでやってみるシリーズ9: JavaScript連携(JSのevalを呼ぶ) Elmではportというものを使用することで、ElmからJSの機能を呼ぶことができます(→Ports: Communicate with JS)。 portは名前がJS側に公開されるSignalです。 portには入力portと出力portがありま…
https://jira.codehaus.org/browse/GROOVY-6623 で対処されました。 % groovysh Groovy Shell (2.4.0-beta-1, JVM: 1.8.0_11) Type ':help' or ':h' for help. ------------------------------------------------------------------------------------------…
Elmでやってみるシリーズ8: 赤いドットが回っているかのように見えるけど実は直進運動な錯視 少し前に、「このくるくる回る白いドット、実は真っ直ぐ往復してるだけなんだぜ」という記事がありましたが、これをElmで再現してみようというのが今回のネタ。 (…
Elmでやってみるシリーズ7: elm-htmlでTwitter Bootstrapを適用。つい先日、「Blazing Fast HTML」と銘打って、elm-htmlライブラリが公開されました。これはElmでDOMツリーを構築・更新するための低レベルライブラリであり、Virtual DOMという技術を使ってい…
Elmでやってみるシリーズ6: 今日の天気予報を表示する。今回は、以下の手順でお天気情報を表示します。 Graphics.Input.dropDownとGraphics.Input.Field.fieldで、場所情報を入力させる 上記の2つはInputを共有させる 変更があったらHttp.sendGetでhttp://op…
Elmでやってみるシリーズ5: 逆ポーランド電卓。いわゆる一つの逆ポーランド記法(Reverse Polish Notation, RPN)電卓です。入力フォームをSignalに結びつけて入力として使う例になります。私は本物のRPN電卓を使ったことがないので本物とはたぶん動作が違いま…
elmでやってみるシリーズ4: 画像ギャラリー。論文「"Concurrent FRP for Functional GUIs"」にものってた、画像ギャラリー的なもの。キーボードの矢印キーの左右で画像を選択できます。 import Keyboard -- WikipediaのURL(各画像URLの共通部分) base = "htt…
elmでやってみるシリーズ3: xeyesっぽい目が動く。 import Mouse -- 目の輪郭を書く eyeframe x y = move (x,y) <| outlined { defaultLine | width <- 5 } <| oval 40 50 -- 目玉を書く eyeball x y = move (x,y) <| filled black <| circle 5 -- 目(=目玉+…
import Window import Debug (log) -- 旧速度vと、現在位置xから、新しい速度を求める。(はじっこだったら速度を反転する) newv : Int -> Int -> Int newv v x = if (x<= -10 || 10<=x) then -v else v -- 状態を表わす(現在位置、速度)のタプルに対して、次…
elmでやってみるシリーズ1: ●を動かす。 import Window pos : Signal Int pos =let f = \tmp -> (tmp `mod` 30) - 10 in f <~ foldp (\it acc-> acc + 1) 0 (fps 50) drawCircle : Float -> Float -> Form drawCircle x y = move (x,y) <| filled red (circl…
次回G*Workshopは、8/1 「Grails 3.0先取り!? Spring Boot入門ハンズオン」です。 ふるってのご参加をお待ちしております。 Grails 3.0先取り!? Spring Boot入門ハンズオン申し込みはこちらから> Grails 3.0先取り!? Spring Boot入門ハンズオン予定の内容Gra…
やや乗り遅れているネタとして、シダを描くというのを、elm言語でやってみました。 (追記: 改良版も作りました)elm言語は、基本はHaskellライク文法(サブセット方向)に、F#とOCaml風味の演算子・文法を振り掛けた、ヒンドリーミルナー型推論・純粋関数型・…
JGGUG G*Workshopに久々に参加しまして、GroovyのTraitについて、以下を話してきました! Introduce Groovy 2.3 trait from Junji Uehara 盛況でした。いくにんかAndroid開発をされている人もいらっしゃったようで、Groovy on Androidが注目されているのも理…
テスティングフレームワークSpockで相互作用中心のテストをする場合、いわゆるテストダブルとして、MockとStubとSpyの3種類を使えます。それぞれの意味などを簡単に解説します。 Spock全体含め詳しい解説はこちらなどを参照ください。 Mockに関しては、id:ya…
Manifesto for Not Only Object-Oriented Development、オブジェクト指向だけじゃない開発宣言、というのが出てましたのでごにょと訳してみました*1。 オブジェクト指向だけじゃない開発宣言私たちは、ソフトウェア開発の実践 あるいは実践を手助けをする活…
Groovy 2.2以降、@BaseScriptアノテーションというのが導入され、Scriptの基底クラスを指定することができる*1ようになりました。これは主目的としては、専用目的の便利機能追加・DSLの作成だと思いますが、単にscriptをインクルードするのにも使えます。例…