うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧

マザーテレサハウスのある国道1号線近くの宿を拠点にしていました(コルカタ)

2024年のGWをインドのコルカタ(旧称カルカッタ)で過ごしてきました。 前半はマザーテレサハウスのある国道1号線近くの宿を拠点にしていました。 コルカタの宿事情は変化が早く、実際に行って決めるのがベター。なので今回の旅はあえて宿名を明記せず、で…

インディアン・コーヒー・ハウス College Street Albert Hall(コルカタ)

書店の並ぶカレッジ・ストリートのすぐ近くにあるカフェです。 コルカタ出身の人から、ここはぜひ行ってみて! と言われて行きました。 階段がなんとなくAKIRAの世界 ここがお店の入り口です。 2階にあります。 階段の登り口の時点で、固まる サッと広告を…

兎小屋のような本屋が並ぶと小説に書かれたカレッジ・ストリート(コルカタ)

印象というのは不思議なもので、意識していなくてもふわっと積もって固まって、手に取れる状態になって、それをじっと見ることになる。そういうことがあるみたい。 今年の年始にベトナムのホーチミンでたまたま歩いたブック・ストリートが楽しくて、その印象…

タマシックな自分を引き出すしくみにご用心

夏ぅ〜は心のカギぃを〜 甘〜くするわ ご用心 恋ぃ〜がドレスの裾ぉを〜 くす〜ぐるのよ ご用心 恋はガードが甘いくらいの方がちょいうどいいけれど、今日はネットの話です。 「threads のアルゴリズムって evil だよね、ご用心」 先日そんな話をヨガの練習…

嫉妬論 民主社会に渦巻く情念を解剖する  山本圭 著

おもしろい本でした。 なんかこんな感じで。 Aさん:平等になったら、条件が一緒になったら、人は嫉妬をしなくなるだろうか。 Bさん:いやー、するよね。もっと細かな差を探す展開になるんじゃない? Aさん:少し差のある状態で多様性をもたせながら、優位性…

毎日40度超だとホットフラッシュに気づかない

やっと体調が日本の初夏の季節変化に慣れてきました。 「うだるほどの暑さ」か「うだるほどの蒸し暑さ」の二択しかない場所に慣れるには、あと2ヶ月くらい必要な気がしました。 帰ってから数日間は、日本の気候をとても複雑なものに感じました。 よくいえば…

猛暑のインド旅行 荷物と日焼け・熱中症対策

5年前にリシケシから帰ってきた後に、こんなことを書き残していました。 先輩たちの対策を参考に、今回は絶対に日傘を持っていくと決めていました。 行ってみたら、そんなのはコルカタでは当たり前でした。 多くの人が日傘をさしていました。 持ち物あれこ…

ヴィクトリア・メモリアルの昼と夜(コルカタ)

コルカタで一番有名な観光地なのでしょう。インド国内から人がたくさん来ていました。 ヴィクトリア記念堂という大理石の記念堂で、中に展示があります。 かつてはここが都だったカルカッタ(=コルカタ)。 このヴィクトリア記念堂が完成した時には首都がデ…

美術アカデミーと NANDAN West Bengal Film Centre(コルカタ)

コルカタはアート都市と言っていいくらい、ギャラリーがたくさんあります。 今日紹介する場所はカテドラル通り沿いにある、有名なプラネタリウムや教会と同ブロック内にあります。 美術アカデミー こんなんあったら毎日涼みに来ちゃうよ・・・、というギャラ…

ネルー子供博物館とインド博物館(コルカタ)

一年で最も暑い時期のコルカタ観光は日に当たらない工夫が必要です。昼間は多くの時間を博物館で過ごしていました。 ネルー子供博物館(Nehru Children’s Museum) ネルー子供博物館の入り口(チョーロンギー通り)は建物の前までバイクタクシーでは入れない…

インド・コルカタのUberタクシーは正しく乗るまで気が抜けない

今回は事前にUber(ウーバー)をインストールし、クレジットカードも日本国内にいる時点で登録し、前回のベトナム&カンボジアでGrabを使ったのと同じように準備をして行きました。 インドでは楽天モバイルの海外データローミング(無料枠・ほんとありがたい…

ハウラー橋とハウラー駅(コルカタ)

出発前に現地の人に行きたい場所リストを伝えた中で、「なんでここをそんなに重要視する?」と言われたハウラー橋とハウラー駅です。 2つの鉄道駅とハウラー橋 好きな小説『カルカッタの殺人』の中で、警部が捜査で移動をする際に、ハウラー橋、ハウラー駅…

最初の朝の散歩 JATIN DAS PARK と NETAJI BHAVAN メトロ駅周辺(コルカタ)

初めて行った土地で最初の朝に見る景色は、覚えていなくても深い印象として刻まれます。 その土地の特徴を掴んでしまったら行かないような場所を、ものすごくワクワクした気持ちで歩きました。 赤ちゃんが世界を見る視点に立ち返るかのようなこの瞬間は、旅…

到着した夜 空港からの移動と最初の宿のこと(コルカタ)

今回の旅は日本にいる時点で詐欺に遭いかけていて(参考)、そのあと出発数日前に飛行機の出発時間が2時間後ろ倒しになると連絡が来て、すんなり行かない気がしていました。 いちおう予習はしていました。 空港からは多額の請求をされないようプリペイドタ…

コルカタ大学と大学内のアシュトシュ・ミュージアム

今回のコルカタ旅行は酷暑期だったこともあり、室内での観光を多くしました。 なかでもこのコルカタ大学(カルカッタ大学)内の民族博物館は、わたしにとってインド博物館よりも楽しかった場所で、おすすめです。 タイトルは無理やりカタカナにしましたが「A…

非合理的な感情の存在を認めると、そこに詩が生まれる

GWに、初めてインドのコルカタ(旧カルカッタ)を旅してきました。 インドへ行ったことはあったけれど、コルカタはベンガルという別の国のような文化があって、人の心にもその特徴が見えました。 コルカタへ行ってみたいという思いは、10年以上前からありま…

The Air Conditioned Market と目の前のジューススタンド、現地サポートの話(コルカタ)

これから少しずつ、GWに旅したインドのコルカタ(旧名カルカッタ)の思い出を書いていきます。 コルカタはインドの都市の中でも日本から飛行機でアクセスしずらい場所でしたが、昨年9月から往復しやすくなりました。(参考) 行ってみたらコルカタは格別な特…

34歳。同い年のあの人が気になって憎たらしくてしょうがない

さてここからはお悩み相談のコーナーです。 さて本日のお悩みは…… こちらお住まいと性別は書いてないのですが、34歳の方からのご相談です。 長いメールでしたので、こちらで少し要約させていただきました。 ここからですね。メールを読みます。 今日はわたし…

細雪 谷崎潤一郎 著/映画『細雪』(市川崑監督 1983年)

個人の性格は役割によって作られるのか、ポジションによって作られるのか、時代によって作られるのか。 こんなことを延々考えさせるおもしろ婚活小説『細雪』。 中巻からはまんまと沼にはまりました。映画も観ました。 原作では戦争が始まる前からドイツ人フ…

成田からベンガル地方へ。ビーマン・バングラデシュ航空でダッカを経由しコルカタへ

わたしが行ったコルカタはインドの東にあり、ベンガル地方の西にあります。 ややこしいですよね。ややこしいんです。もう歴史がややこしいの。 バングラデシュとインドは別の国ですが、地域としてはベンガル語を話す東インドと近く、飛行機の便がダッカ・コ…

古都コルカタの人々のプライドを理解するのに役立った意外なテキスト

GWにインドのコルカタ(旧称カルカッタ)へ行ってきました。 シーズン的に最悪の酷暑期で、気温は毎日40度を超え、インド総選挙期間中で国民のマインドもさらに熱くなっています。 「よりによってこんなときに、快適な日本からなぜわざわざ? インド人でも耐…

見合い結婚でしあわせ

「あれは合理的なシステムだ。先にリスペクトが成立する」 インドのリゾート地で一緒にご飯を食べたりバイクで美しい景色を見に連れて行ってくれた人が、見合い結婚についてこう説明してくれたことがある。 これまでで最もわかりやすい説明をしてくれたこの…

インドe-visa申請詐欺サイトとクレジットカード再発行までの顛末

先日「e-visa」を取得しました。 最後にインドへ行った5年前までは、九段下の大使館まで行っていました。 オンライン申請は今回が初めてで、最初に詐欺サイトを掴んでしまいました。 途中で気がつきましたが、そのサイトの作りの精妙さとSEOの真面目さに驚き…