都道府県別もち消費量

総務省の家計調査から都道府県別もち消費量ランキング。家計調査は全国から9000世帯を抽出して調査している。この中から単身世帯を除いた二人以上の世帯の購入量を調べた。一般世帯では購入量と消費量はほぼ同じと考えて、項目では消費量としている。都道府県別支出は県庁所在地のみを抽出しており、各県の消費動向もこれをベースに計算されている。当サイトでもこれにならい、県庁所在地のデータを各都道府県のデータとした。数値は2012年〜2014年の平均値。

1世帯あたりもち消費量の全国平均は2,443グラム。最も消費量が多いのは新潟県で3,139グラムと全国平均の1.3倍。2位は富山県で3,091グラム。3位以下は愛知県、神奈川県、千葉県と続いている。一方、もち消費量が最も少ないのは秋田県で1,347グラム。この他では宮崎県や大分県、熊本県や鹿児島県など九州が下位に多い。

分布地図を見ると本州中央部で消費量が多く、九州、四国、中国、東北など日本の末端で消費量が少ない。

相関ランキングではおにぎり消費量と正の相関が高く、もち消費量が多いところはおにぎり消費量が多い。

また、農業就業人口と負の相関があり、農業就業者が少ないところでもち消費量が多い。実家が兼業農家の筆者の家庭でも、もちは買わずに自分たちでついているの、そういった影響もあるかもしれない。