都道府県別根菜消費量

総務省の家計調査から根菜消費量の都道府県別ランキング。家計調査は全国から9000世帯を抽出して調査しており、この中から単身世帯を除いた二人以上の世帯の購入量を調べた。一般世帯における購入量と消費量はほぼ同じと考えて、ここでは消費量としている。家計調査には県庁所在地と政令指定都市の数値が掲載されており、政令指定都市がある県は政令指定都市と県庁所在地の平均値を、政令指定都市がない県は県庁所在地の数値を県の消費量としている。また、年による変動が考えられるので2012年から2016年の平均値をとっている。

ここでは同統計に計上されている「根菜」の消費量を比較している。

根菜消費量の全国平均は63,318g。消費量が最も多いのは新潟県で77,069g(偏差値74.7)。2位は京都府で71,989g。3位以下は神奈川県(71,774g)、千葉県(71,027g)、岩手県(70,576g)の順。一方、最も消費量が少ないのは沖縄県で53,165g(偏差値31.1)。これに高知県(53,811g)、鳥取県(55,449g)、宮崎県(55,914g)、愛媛県(56,973g)と続いている。

分布地図を見ると京都周辺と東日本で消費量が多い。

相関ランキングでも東西対立型の豚肉消費量を正の相関があり、豚肉消費量が多い東日本で根菜の消費量が多い。