UPS(無停電電源装置) ①
- 2018/05/20
- 22:53
この記事は、広告を含む場合があります。
UPS(Uninterruptible Power Supply:無停電電源装置)とは、停電時にバッテリーから電気を供給する機器です。
デスクトップPCを保護する目的でUPSを購入しました。
今回はUPSの選考基準を書いていきます。導入を考える人はひとつの参考にしてください。
1.停電していないときの供給
①常時商用給電方式
高効率で安い
バッテリー切り替わりにタイムラグ(瞬停)がある
②ラインインタラクティブ方式
電圧が安定
高効率で安い
バッテリー切り替わりにタイムラグ(瞬停)がある
③常時インバーター方式
電圧が安定
バッテリー切り替わりにタイムラグ(瞬停)がない
高価で効率が悪い
2.停電時供給の波形
①矩形波
高効率で安い
使えない機器がある
②正弦波
使える機器が多い
高価で効率が悪い
PFC(power factor correction:力率改善)回路を搭載しているPCではこちらの方が無難です。最近のモデルではPFC搭載が多いです。
3.停電時の最大出力
単位はVA(ボルトアンペア)です。VAとW(ワット)には以下の関係があります。
電力[W]=皮相電力[VA]×力率
一般的にPCの力率は0.6とされています。
また、UPSは350VAと500VAが多く、それぞれ
・350VA=210W
・500VA=300W
です。
VAの値は大きければ停電時でもたくさんの機器に電気を供給できますが、バッテリーは早く消耗します。
4.蓄電池
最近はリチウムイオン電池も用いられていますが、まだ鉛蓄電池が主流です。
鉛蓄電池の寿命は充放電回数と温度に依存し、50℃では2.5年,40℃で5年,25℃で10年となります。*omron.co.jp閲覧
UPSの裏ワザとしてソーラーパネルと組み合わせることもできます。バッテリーの電圧を確認してください。
私が購入したのは中古のBX35XFS(オムロン製)です。
早速トラブルがありましたので次回書きます。
閲覧ありがとうございました。
デスクトップPCを保護する目的でUPSを購入しました。
今回はUPSの選考基準を書いていきます。導入を考える人はひとつの参考にしてください。
1.停電していないときの供給
①常時商用給電方式
高効率で安い
バッテリー切り替わりにタイムラグ(瞬停)がある
②ラインインタラクティブ方式
電圧が安定
高効率で安い
バッテリー切り替わりにタイムラグ(瞬停)がある
③常時インバーター方式
電圧が安定
バッテリー切り替わりにタイムラグ(瞬停)がない
高価で効率が悪い
2.停電時供給の波形
①矩形波
高効率で安い
使えない機器がある
②正弦波
使える機器が多い
高価で効率が悪い
PFC(power factor correction:力率改善)回路を搭載しているPCではこちらの方が無難です。最近のモデルではPFC搭載が多いです。
3.停電時の最大出力
単位はVA(ボルトアンペア)です。VAとW(ワット)には以下の関係があります。
電力[W]=皮相電力[VA]×力率
一般的にPCの力率は0.6とされています。
また、UPSは350VAと500VAが多く、それぞれ
・350VA=210W
・500VA=300W
です。
VAの値は大きければ停電時でもたくさんの機器に電気を供給できますが、バッテリーは早く消耗します。
4.蓄電池
最近はリチウムイオン電池も用いられていますが、まだ鉛蓄電池が主流です。
鉛蓄電池の寿命は充放電回数と温度に依存し、50℃では2.5年,40℃で5年,25℃で10年となります。*omron.co.jp閲覧
UPSの裏ワザとしてソーラーパネルと組み合わせることもできます。バッテリーの電圧を確認してください。
私が購入したのは中古のBX35XFS(オムロン製)です。
早速トラブルがありましたので次回書きます。
閲覧ありがとうございました。
- 関連記事
-
- プラスチックとリサイクル 2022/02/11
- 久しぶりに“エアチェック” 2018/05/03
- 小樽を散歩(2) 2023/06/14