(言) ラ行日本語
- 2018/03/17
- 18:38
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久しぶりに言葉に関する話題です。
「しりとり」で勝つ秘訣としてラ行を狙いましたよね。そして、ルビーなんかが救世主でした。
日本語(和語)にはもともとラ行から始まる言葉が少ないのです。(擬態語以外)
例えば、
ランラン→擬態語
リス→栗鼠(漢語)
ラッパ→喇叭(漢語)
ラッコ→アイヌ語由来
…などことごとく和語ではありません。
地名も、
留萌市(るもい)→アイヌ語由来
六本木→漢数字
動詞は、
ラリる→若者言葉で薬物中毒の意
…怪しいですね。
こういうのを「アルタイ語族」というくくりで分けるようです。他に韓国語(朝鮮語)やトルコ語もアルタイ語族に含まれるとか。
韓国語はアルタイ語族の特徴が激しく、漢語のラ行も脱落しています。
労働→노동(ノドン)
また北朝鮮では、로동(ロドン)となります。
日本語は韓国語に比べ子音が少ないので、ラ行が脱落していたら同音異義語が増えてましたね。
旅行が"ヨコウ" 予行・余香?
六億が"オクオク" ?
以前の記事のガ行もそうですが、発音が多い方が同音異義語が減るのです。
参議院議員が"サンイインイイン"
同音異義語が"ドウオンイイオ"
論語が"オンオ"
ふ抜けた発音ですね。
ちなみにwikipediaによると「らぶか」という単語があるようです。ポケモン?
閲覧ありがとうございました。
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