2022/09/26 探鳥日誌 夏から秋へ 夏にシベリアやサハリン、カムチャツカ半島で繁殖し、冬にはフィリピン等へ南下して越冬するエゾビタキ。日本では旅鳥として春と秋の渡りの時期に飛来するという。観察していれば、樹上から空中に飛んでいる虫を捕らえた後、再び元の枝に戻ってくるから何度も見入ってしまった。そして、稲刈りが本格的に始まった田んぼでは大空を舞う猛禽たちが忙しそうにしていた。トビはコンバインが刈り込む頭上で円を描き、ミサゴとオオタカは... 続きを読む
2022/09/23 探鳥日誌 トライアングルの猛禽たち 台風15号がこの三連休にも接近する。先週の14号に続き、今週末も荒れた天気になるだろう。そして、今朝は怪しい空模様を気にしながら、身近な場所で探鳥すればキビタキの雌に出会い、懐かしいバーダーにも出会った。昼頃にはすっかり雨も上がって、越辺川と都幾川の合流する場所へ移動する。すると、前回と同じ場所の大きな木の上にまたオオタカを発見した。こう何回も出会うと、ここの小さなデルタ地帯は猛禽たちの狩場ではないか... 続きを読む
2022/09/19 探鳥日誌 曼珠沙華が見頃の寺坂棚田 台風14号の影響で雨が降ったり止んだりの天気が続いていたが、曼珠沙華が見頃となった寺坂の棚田へ出かけてみた。道中、激しい雨に見舞われながらも目的地に着いてみれば雨は止んで青空も覗かせてきた。そして、秩父ミューズパークの銀杏並木も色づき始めてきた感じで、近くの畑ではソバの花も満開になっていた。帰路は東秩父の安戸河原に咲く曼珠沙華も覗いてみる。... 続きを読む
2022/09/18 探鳥日誌 大空の猛禽たち 三連休のシルバーウイークが始まったが、後半は台風14号の影響で天気が思わしくない様子だ。高速道路は朝から渋滞し、小川では子供たちが釣り竿や網を持つ姿を目にする。今日は越辺川上流から下ることにした。黒山三滝付近に源を発し関八州見晴台が源頭らしいが、越生駅付近からスタートする。大空を飛び交う野鳥を見てトビだと思っているとノスリやミサゴだったり。ハトだと思っているとチョウゲンボウだったり。カラスじゃないか... 続きを読む
2022/09/15 探鳥日誌 野鳥たちと木の実を食べる野生動物 川の土手に咲く彼岸花が見頃を向かえてきた。近くの田んぼでは稲刈りも本格的に始まり、季節の移ろいを感じる。野鳥の鳴き声も聞こえない静かな雑木林をゆっくりと歩いていると、葉っぱが何やらフワフワ上下に動いているのを見つけた。何かいると感じて近づけば野鳥よりも大きな動物の尻尾が見えた。はじめは猫かと思ったが毛並みからそうでもないらしい。静かに下から観察していれば顔を覗かせた動物はアライグマだった。こちらに... 続きを読む
2022/09/11 探鳥日誌 小さな猛禽と大きな猛禽 昨日は中秋の名月だった。十五夜といえば幼い頃は母がススキを飾り、団子を作ってくれた思い出がある。昨夜は雲に隠れていた満月がやっと現れ、ほろ酔い気分ながらも三脚を持ち出した。最近の野鳥といえば猛禽類を狙って、ここ数週間は河川敷へ通っている。あのオオタカに味を占めてしまった感じだ。そこで、今回はじっくりと探鳥を心がけようと徒歩で出かけた。夜になればエアコンがいらない涼しさになったが、日中はまだまだ汗ば... 続きを読む
2022/09/05 探鳥日誌 正体不明の猛禽は(ハチクマかクマタカか) 昨日撮影(2022/9/3)昨日はたくさんの猛禽類(オオタカ、トビ、ミサゴ)に出会うことが出来たが、実はまだ正体不明の猛禽に出会っていた。それは、朝方自転車に乗っていると低空で飛来し、目の前の桜の木に突入した野鳥である。第一印象はカラスよりも大きく、トビをちょっと小型化したイメージだった。そして、木立の中を注意深く観察しようとした矢先、突然に水平に飛び出して川向うへ渡ってしまった。何が何だか分からないうち... 続きを読む
2022/09/04 探鳥日誌 越辺川トライアングル 一級河川である越辺川の支流に高麗川と都幾川があり、小さなデルタ地帯を構成している場所がある。葛川、九十九川、飯盛川といった小川も含めるとこの流域には複数の三角州が点在していることになる。土手の斜面では草刈りが始まり、野鳥たちが集まっていた。先週のオオタカが気になり、再び越辺川流域を訪れてみると、何とそのオオタカが出現してくれたではないか。先週と同じオオタカなのかは分からないが、願ったり叶ったりであ... 続きを読む