育休27日目/生後49日 記憶を一日保つ方法について

今日は長女次女ともずっと泣いていて家の中は動物園のようだった。次女は恐らくうんちを出したかったのだと思うが、長女の機嫌が悪い理由は未だに分からない。日中はヘルパーの方と、妻の友人 Y 夫妻の訪問があった。

どうにかして自我を保つ方法を色々試している。というのも、あまりにも日常が忙しく、赤ん坊の短期的な要求に応えるだけで精一杯なので、計画性の必要な作業、例えば出産育児にかかった経費を集計するとか正月の予定を立てるとか、そういうのが全く出来ない。まるで『博士の愛した数式』に出てくるような記憶を短時間しか保持出来ない人のような毎日になってしまっている。このまま育休が終わってしまうとさらに忙しさがアップするのでヤバイ。

自我を保つと言うのは、昨日の自分と今日の自分が同じ自分で、昨日の続きを今日出来るという事だ。こんな当たり前の事が出来ないなんて情けないが、とりあえずこの日記も自我を保つ一つの方法だ。あとジョギングも。ジョギングは体力づくりのために細々と続けてきたのだが、一週間で何回か育児から開放される貴重な時間なので、体力づくりに役に立つほどハードな負荷は諦めて、歩きを主体の考える時間にしようと思う。自分は元々一日に数時間はぼーっとする時間が必要な人間なので、せめてジョギングの時くらいぼーっとしないと気が狂いそうになる。

この日記とジョギングの時間を使って、ほんの小さな事でも昨日の続きを今日出来るようにしたい。