2008年 09月 12日
敢えて、もの申したく・・
<α900>に関しては、意外なほどにオーソドックスなカメラという感があります(レガシーな私としては嬉しいことです)。つまり、SONYといってもMINOLTAであることは否めず・・マビカという初めてのデジタルカメラのシステムを世に問ったSONYが、かくも一眼レフシステムにこだわるからこそ、未だに一眼レフの繁栄があるともいえるでしょう。
とまれ、3強はこれで確定したといっていいでしょう。そして4/3の微妙な立場というのが一層目立つようになった感もあります。

確か、OLYMPUSが掲げていたと記憶する「まずシェア3位、そして2位を狙う」なんて夢のまた夢、笑止千万・・というか、同じ土俵に立ってどうしようというのでしょうか。そもそもフォーマットの大きさが違うのに、一眼レフという形態だけで括るのはいかがなものか・・。
といって、土俵際のウッチャリを狙うつもりなのでしょうか、マイクロナンチャラとかいうのも・・万が一、これでシェアを延ばしたからといって、光学ファインダーがないようなカメラなら、まさにバカチョンと一眼レフとを較べていることになり・・これは反則で、土俵には上げてもらえないでしょう。


理想の一眼レフを拵えるのではなかったのですか。
それならブレたことに脇目を振らずに、まずは粛々と約束通りに常用域の短焦点を揃えて、システムを拡充させたらどうなのでしょうか。
ここに来て各社の35mm版が揃ってきたことには、色んな訳があるでしょう。泥臭いやり方かも知れませんが、こうやってひたむきに揃えてきた事と、スマートに理想を掲げておきながらあちこちフラフラしているのとを較べて、普通一般はどちらに「責任」とか「良心」というモノを、感じるでしょうね。
自らの正当性を高めるために、他者の欠点をあげつらうことによって生まれたモノに、本来、孤高であるべき理想という言葉はそぐわないものです。

とはいえ、他に浮気といってもフィルムに行くくらいしか
選択肢も(私には)ないのが現実ですし、
とりあえず揃えられる据え膳を待つのみです(^^;
なにより幸いなのが、E-1が良い出来だと言う事です。
フィルムに行くしか・・近頃、それをよく思います。
光学ファインダーのないカメラ、動画機能搭載のカメラばかりになれば、
そうせざるを得ないだろうと考えてしまうこの頃なのです。
先日、噴飯物の広告を見て・・近々書きますが。