2018年 10月 06日
アイカップ考(CONTAX用:現行代替品)
予めお話したように、最後は「もっとも楽で実用的なプラン」です。
現行品を使うため「アイカップだけでいい」という場合はもちろん、視度補正が必要な場合でも確実に問題解決ができます。
「そんないい方法があるのに何故すぐに言わない!?」とお叱りの向きもありましょう。
ただ、「アイカップは丸型目当」に拘っている者としては順序は譲れません。
況してや...個人的にはなるべくやりたくない方法だったからでもあります。
とまれ、この期に及んでの御託は措いて、早速画像をご覧いただきましょう。
如何でしょう?
「お、純正よりもしっくり来る」なんて方もいらっしゃるでしょう。
また、どのアイカップの流用かがすぐに判ってしまった方も少なくないかも知れません。
ずばり、これはCanonのEOS系カメラのアイカップであります。
実際、既にこの流用を紹介しておられる方の記事にもいくつか出会しもしましたから、ご存知の方はご存知な小ネタだという気もします。
ただ、敢えて私が後回しにしたのは、このせいではなく、ごく個人的な、しかし私の嗜好の基本的な部分と抵触するから...つまり、私はCanonを毛嫌いしているからに他なりません。
Canon嫌いについてはこれまでに幾度か述べたことではあります。
Canonのカメラは保有したことがないし、これからもそうするつもりはない、とも。
この個人的嗜好について理由を述べるのは吝かではないのですが、対する立場の方にケンカを売るつもりはありません。
お分りいただける方にはお分りいただけるものとして留めさせていただきます。
ただし、以下については、ファンの方はご覧にならないか、我慢していただきたくようお断り申し上げます...
...なんて、たかがアクセサリーと仰るなかれ。
縋るにあたっては大変な躊躇いがあるわけです。
本体が穢れる!との想いすらあるほどなのですから。
そんな心の声に、「いや、アイカップなんてモノは用品メーカーが拵えただけ」と時間をかけていい聞かせ、なおかつ「Canon」の刻印を丁寧にヤスリで抹消してからことに臨んだのであります。
さて、そもそものキッカケとなったのは、「ジャンク部品箱」の中にあった2つでした。
その2つは同じように見えて少し違うようです。
解ったのは、一方は視度補正に対応していて目当のゴム部とレンズのついた部分とが分離できる仕様となっており、対してもう片方は成形が一体で、単なるアイカップとして接眼部に取付けるモノだということ。
5年ほど前に冷やかしで入札したら落ちてしまった「ガラクタ箱」の中にあったのをそのまま放置...
...3台目となるCONTAXがやってきた時、難儀する「視度補正レンズ+アイカップ」に些か疲れた脳裏に何故かこのことが浮かんだのでした。
詳細は画像をご覧いただくだけで充分かと。
なお、既にいいましたが、この製品は現行品としてamazonなどでも入手可能です。
ただ、気をつけなければならないのは、視度補正が必要な場合で、2製品の組合せとなります。
アイカップだけ必要な方ならよりことは容易です。
1円でも落札されないEOSのボディを漁るのも手ですが、互換品なら3個セットなどで安価に入手可能です(私は実際に試したことがありませんが)。
凡そ二週間にわたってCONTAX用アイカップと視度補正レンズの傾向と対策についてとりとめなく書いて参りました。
CONTAX銘一眼レフを使おうという方への屁のツッパリにでもなれば幸いです。
最後に、愛機<139 QUARTZ>への取付例をかい摘んでご覧いただきました。
一番カッコいいのはどれでしょうか。