つながらない権利には反対
最近”つながらない権利”というワードを耳にするようになりました。
●業務時間外でも職場と連絡取るべきですか?通信発達で労働文化に変化…欧州では「つながらない権利」の法制化進む
働く人々が業務外の連絡を拒む権利で、スマホ等の普及により手軽に連絡ができてしまうことの弊害を防ごうというものです。
ヨーロッパでは法制化の動きが広まっているとのこと。
僕はつながらない権利には反対です。
時間外や休日に連絡が来たら煩わしいし、休まらないのは間違いありません。
しかし、連絡が来る立場だけではなく、連絡を取りたい立場になることも考えないといけません。
例えば、残業していて明日までに仕上げなといけない仕事があり、Aさんに確認したい事柄が出てきた。
しかし、Aさんは帰宅しています。
また、Bさんが有給休暇を取っている時に、Bさん担当のことでトラブルが発生。
詳細はBさんしか把握しておらず、どう収めていいか分かりません。
こういう時に、電話やメールをして、早めに対応してもらえるとありがたい。
言わば、つないでもいい権利。
つながらない権利vsつないでもいい権利
どちらの権利をより重視すべきか?
価値観の問題でしょうが、僕はつないでもいい権利がより優先されて欲しい。
多少自分が時間外でも対応しないといけないことを許容した上で、ピンチの時は相手にも時間外でも対応してもらいたい。
次に出勤してきた時に「この間は時間外に連絡してすいません、助かりました」と言い、「いえいえ、お互い様ですよ」みたいな関係がいいと思います。
また、お客さんとか取引先とかの第三者的にも、「Cは本日休んでおります」と門前払いされるよりも、緊急時には休みでも連絡してもらったほうがいい。
あくまでも時間外なので不測の事態以外は連絡をしない。
些細なことで頻繁にあってはいけません。
また、仮に相手が対応できなくても攻めるのは違う。
これを前提として、つながらない権利ではなく、ピンチの時は時間外でも連絡してもいいよとしておきたい。
そもそもつながらない権利でも例外はあるのかもしれませんが、権利とか言って仰々しくすると連絡しづらくなってしまいます。
深夜とかでもなければ、1時間以内には連絡に気がつくのが普通だと思うので、快く応じるのが全体の利益になるのではないでしょうか。
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