8時間労働ってそんなダメか?
ヤフーニュースを見ていたら、こんな記事が目に止まりました。
●「8時間労働」「残業当たり前」を疑問視 Z世代が従来の組織の考えにとどまらない理由とは
記事の一部で、8時間労働を疑問視する意見がありますが、問題はそこなのか?と思います。
記事中の人は、友達を作ったり、デートもできない、入浴や運動する気力もないと言っています。
それは8時間労働が原因ではないんじゃないでしょうか?
現役時代を振り返ると、終業後に自炊して、プロ野球見て、運動して、ブログ書いて、読書してみたいなフルメニューを基本はこなせていました。
8時間労働なら全然時間は作れます。
しかし、何も出来ない日もあって、それは仕事がしんどい時。
懸案事項があって不安を抱えていると、趣味を楽しむ余裕が無くなってしまう。
とにかく何も手につかないのです。
夜7時とかに帰宅して、寝るまでに5時間近くある。
それなりに時間がありつつも何も出来ないってのは、仕事にエネルギーを持っていかれ過ぎていることが原因ではないかと思われます。
問題なのは、8時間労働ではなく、自分にとって負担の大きすぎる仕事内容。
8時間も働けばエネルギーを持っていかれるって人もいるかもしれませんが、仕事内容が与える影響はデカい。
現に昔に比べて労働時間は減っていますが、精神疾患が増えたりなど仕事に悩んでいる人は多いのではないでしょうか?
内容や密度的にゆとりある仕事なら、8時間働いても趣味の1つや2つやれるかと。
労働時間って分かりやすいので取り上げがち。
しかし、叩きやすいところを叩くけど、問題の本質はそこじゃないってことはよくあります。
労働時間が減ったほうが楽なことは間違いありませんが、1日8時間✕週5がそこまでダメとは思いません。
- 関連記事
-
- 自分で自分を褒めてあげたい
- 8時間労働ってそんなダメか?
- みんな仕事が大嫌いという前提で考えないといけない