責任の伴わない自由
今から20数年前に高校に入学した時に、「自由には必ず責任が伴う」と教えられました。
我が校が自由な校風なのは、君たちならちゃんとできると信頼しているから。
各自が責任を持った行動をしないと、その自由が無くなってしまうとのことでした。
おっしゃる通りで、自由と責任はセットなのが社会通念。
例えば、職場でも部長とかは時間等で裁量がありますが、その分何かトラブった時は矢面に立たないといけません。
ところが、セミリタイアは例外であり、責任の伴わない自由が実現し得ます。
仕事に縛られないので、縁もゆかりも無い仙台に住んで、平日の日中にジムに行ったり、甲子園を見たりしていられます。
先日は天気がいいタイミングを狙って三陸海岸に旅行に行ってきました。
圧倒的に自由です。
じゃあその分、責任を感じるかと言うと、全然そんなことはない。
会社員みたいに収入の保障はないですが、収入が途切れても困らないので、その点が肩にのしかかってくることはない。
誰かに忖度する必要もありません。
とにかく日々の生活の中にMUSTがない。
社会の中で生きている以上最低限の責任はありますが、その程度は大人の中ではかなり軽い。
セミリタイアしたことで、責任が増したと感じている人はまずいないでしょう。
今日日の小学生のほうが、ずっと責任があるんじゃないか?と思います。
自由でありながら、限りなく無責任でいられる特殊な状態。
セミリタイアのこの感覚が心地よく感じます。
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