大学入試がエグいぐらい難しくなっている
僕がコロナで苦しんでいる1月14日(土)・15日(日)に、大学入学共通テストが行われていました。
遡ること19年前の2004年、僕も当時のセンター試験を受けました。
少し問題を見てみると、エグいぐらい難しくなっています。
特に顕著なのが英語。
以下が、2004年と最新の2023年の英語の問題。
2004年 センター試験 英語
2023年 共通テスト 英語
試験時間は同じ80分。
当時からセンター試験の英語は、時間との勝負と言われていました。
僕も速読を鍛え、問題の傾向を分析して、十分な対策をして臨みました。
それでも時間がギリギリで、相当焦った記憶があります。
ところが、最近の問題を見ると、「こんなん終わらんやろ」ってぐらいの分量。
2004年だと、時間がかかる長文問題は3題。
微妙なやつを入れても4題で、残りは発音・アクセント・文法・並び替え等の比較的パパっとできる問題です。
一方、最新版ではALL長文問題で、10題も出題されています。
これを80分でやるなんて無理ゲー。
多少平均点が下がっているとは言え、これに対応している現代の高校生は恐ろしいです。
確かに、対策前提に問題が難しくなっていくのは当たり前。
また、そもそも大学進学者は半分で、進学者もFランだったり、厳しい一般入試を回避して推薦とかでサクッと決める人も多い。
これほど高度なことをしている高校生はごく一部です。
しかし、大企業とか公務員なら、こういう猛者共が当たり前のように入ってきます。
今後は情報と言う新しい科目も加わるし、さらにパワーアップしてくるはず。
自分も同じスピードでアップデートしていかないと、あっという間に取り残されてしまいます。
最近の共通テストで8割以上取ってくるような、スーパー高校生達とは、とてもじゃないけど渡り合うことはできません。
セミリタイアして本当に良かったです。
いくらレベルが上がろうとも、底辺は安定しています。
解の公式すらまともに使えないバカ高校生は、存在し続けるはず。
そういう世界で、ヌルヌルとやっていこうと思います。