FIREブームの末路
肌感覚ですが、昨年に比べて今年はFIREブームがやや後退したように感じます。
流行語大賞にもノミネートされていませんし、そもそもブームまでもいってないかもしれません。
2021年が山で、緩やかに衰退していくと思われます。
では、ブームが過ぎ去ったFIREは、どういう末路を辿るのでしょうか?
過去のブームを振り返ると、大きく2つに分類されると認識しています。
ティラミス型とエリマキトカゲ型です。
ティラミスは、めちゃくちゃ美味くて評価されて当然の食べ物。
ブーム時はさすがに評価がされ過ぎですが、それ自体が素晴らしい。
今でもスイーツコーナーに行けば、ティラミスは置いてあります。
ブームが過ぎても根強い人気があります。
一方で、エリマキトカゲはなぜか?人気が出てしまいました。
言うほどでもないのに、持ち上げられすぎです。
結果ブームが過ぎ去ると、ほとんどエリマキトカゲを見る機会は無くなってしまいました。
FIREはどっちなのか?
言うまでもなく、ティラミス型です。
成功して大金でも手にしない限りは、早期退職と言っても50代。
それが、ガチ節約と投資を組み合わせることで、一般的な収入でも30代・40代でも早期退職が可能だとなった。
退職後も安定した生活を送っています。
仕事嫌いの人にとっては革命的で、救われる人も多くいるはずです。
ティラミスは、さすがにスイーツ界でNo.1を取ることはありませんでした。
同じように、FIREも多くの人の目標にはなり得ません。
FIRE卒業とのワードもあったように、無職適正がない人や十分な資産がないのにやってもダメです。
しかし、FIREの素晴らしさは不滅。
無職適正のある人が、十分な資産を確保した上で、職業人生よりもより良い(マシな)生き方を求める際の選択肢として、残り続けると確認しています。
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