経済的自立にそこまでの価値があるのか?
FIREは、Financial Independence(経済的自立)とRetire Early(早期リタイア)の2つからなる言葉です。
FI(経済的自立)、RE(早期リタイア)の2つで、大事なのはFIであると言う主張があります。
しかし、僕はこの主張にいまいち同意できません。
僕の考えとしては、以下の通り。
REのために、FIまたはそれに近い状態になることは必要。
それには時間も労力も必要。
ただ、FIだけでは大した価値はなく、REとセットになって初めて大きなメリットがある。
REよりもFIが大事との主張の理由は、FIを達成すると気持ちにめちゃくちゃ余裕が生まれるというもの。
これが甚だ疑問で、ほんまにそうか?と思います。
確かに、例えば1億円の資産があれば、不本意な仕事はやらなくてもいい。
しかし、それは中長期的な話。
会社に所属している以上は、目の前の仕事はやらないといけません。
サラリーマンの仕事だと、どれだけお金があっても無力。
資産があっても誰も手加減してくれないし、私財を使って解決することもできません。
最終手段として、逃げられるカードを持っているという話。
カードを使わないといけない場面になるまでには、相当嫌な思いをしていることが想像できます。
ないよりはあったほうがいいですが、それほど精神的余裕をもたらすものでしょうか?
そもそも適切なタイミングでカードが使えるか?って問題もあります。
少なくても、自分自身は資産が増えていっても、仕事上での精神的余裕には繋がりませんでした。
経済的自立まではいってないですが、最初の資産30万円が4,000万円の増えたとて、日々の仕事で心にゆとりは出ていません。
仕事を辞めて初めて、めちゃくちゃ精神的に楽になることができました。
あくまでもREあってのFI。
FI単独でもメリットはありますが、達成に至るコストを考えると、REが前提じゃないのにとりあえずFIだけってのはどうなんやろ?と思ってしまいます。
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