Q&A回答(2018年3月20日~4月7日分)
前回のQ&A回答記事がそこそこ好評だったように感じたので、第2段です。
このまま定番化できたらいいなと思っています。
前回から4月7日までに来た質問をピックアップしてみました。
3月28日 ひろさん 様
どうして仕事ができないのか、分析したことはありますか?
(元記事)社会不適合者は無職適合者
もちろんあります。
真面目で勉強もそこそこできて、普通に人と会話もできるのに僕はなぜこんなに仕事ができなかったのか?
僕なりの結論は、対話理解力が極めて低いために仕事ができないというもの。
何か資料を見たり、全体で説明を受ける場合、それを理解して、実行する能力は人並みにあると思います。
しかし、いざ何か分からないこと等で人に尋ねたり、会議とかでみんなで結論を探るような場面。
相手との会話で仕事を進めていく時、聞いているうちに相手が何を言っているのか途中で分からなくなることが本当に多い。
理解するために質問しても、欲しい答えが全然引き出せません。
分からなすぎて途中で諦めて、どうすればいいか途方に暮れることが本当に多かったです。
(参考)仕事ができない理由を分析してみた
でももうセミリタイアしたので、こんなことどうでもよくなったのが、何より嬉しいですね。
3月29日 童本貞夫様 様
会社無いと、なんだかんだ会社行くとお金使わないけど毎日休日だと以前より支出が多いのでは?予定通りかな?
(元記事)社会不適合者は無職適合者
3月13日からセミリタイアして、3月の支出は特に変化なく概ね予定通りでした。
しかし、童本貞夫様がおっしゃるように、注意が必要です。
ストレスがあると、その解消のためにお金を使ってしまうと思われがちですが、本当にストレスがある時にお金を使う余裕はありません。
買い物に行って、身の回りを整えようとする元気もないからです。
かと言って、極限までにストレスが溜まると、各種節約等もできずに支出が増えがち。
適度に消費が抑えられつつ、節約法を試すぐらいの元気があるような、まあまあストレスがある状況が一番節約に最適なマインドだと思います。
仕事をしている時は、こんな状態が結構多く、そのために4,000万円以上の資産形成ができました。
ですが仕事を辞めると、心に余裕ができて色々なことが気になってきます。
「あ、これがちょっと古くなっている」「これは買い替えたほうが、もっと生活が最適化できるんじゃないか」等々。
この感情に従って行動していくと、どうしても支出が増えがちです。
僕の基本理念は、もっとお金を使わなければ、働かなくていいというもの。
この理念を崩さずに、支出管理はしっかりと行っていきたいと思います。
4月3日 ある投資家 様
私も株をやっています。
「配当金の申告」方法がよくわかりませんでした。
詳しく教えて頂けませんか?
よろしくお願いします。
(元記事)収支(2018年3月)
僕なんかの拙い説明よりも、以下のサイトを見ていただくと分かりやすいと思います。
https://www.ymbt-zeirishi.com/haitosyotoku-kazeihoushiki/
一応僕なりの理解も書いておきます。
まず株の配当は、自動的に引かれる(源泉徴収)ので、申告する必要はありません。
この場合、所得税15.315%、住民税5%の合計20.315%。
これはどんな人でも一定の税率。
しかし、総合課税として申告した場合は、所得税はその人の所得に応じた税率からマイナス10%の税額控除、住民税は一律10%からマイナス2.8%の税額控除となります。
普通確定申告で総合課税とした場合は、連動して住民税も総合課税に。
しかし、別途市役所に申告すれば、住民税だけ従来通り源泉徴収とすることも可能。
よって、所得税は自分の税率-10%、住民税は源泉徴収の一律5%。
所得税は累進課税で、段階的に上がっていくんですが、上記サイトにあるように課税所得900万円以下の場合は、所得税は確定申告をして総合課税に、住民税は源泉徴収のままが有利。
もちろん、そもそも課税ならないような所得の場合は、0なので住民税も総合課税にして、引かれた分を全額取り戻したほうがいい。
まとめると以下の通り。
非課税の所得の場合 所得税も住民税も総合課税(確定申告だけでOK)
課税になり課税所得900万円以下の場合 所得税を総合課税、住民税は源泉徴収(確定申告+市役所へ申告)
課税所得900万円超 所得税、住民税共に源泉徴収(申告不要)
4月5日 クロスパール 様
仕事内でみせる優しさは信じますか?
(元記事)たまの優しさに騙されてはいけない
まず僕は基本的に、人の言葉は信じません。
人は言うだけなら何とでも言えますし、逆にその気がない人のほうがいいことを言えたりします。
結婚詐欺とかが、その典型ですね。
なので、いくら仕事中とはいえ、「何でも聞いてきてね」と言われても、それによって信用できる人だなとはなりません。
また、事後的に何かしてくれる人もあまり信じません。
何か問題が起こってから、「これはこうだよ」とか色々言ってくる人がいますが、マウンティングしているだけのように感じます。
信用できるのは、問題が起こる前に「こういうミスを自分もしてしまったので、気をつけて」と教えてくれる人。
また、初めて見る資料が回ってきた時に「これはこういう風に理解するんだ」と教えてくれる人。
こういう先回りして教えてくれる人は、本当に考えてくれているんだなと信用できます。
まあほぼいませんが。
4月7日 匿名希望 様
自分も4000万位の資産ですが、セミリタイヤに踏み切れません。
セミリタイヤ後は5万弱の収入の見込みです。
投資はやってません。家族には頼れません。いけるでしょうか?
年齢は36歳です。
(元記事)無職で賃貸契約はできるのか? アパート契約途中経過
僕と同程度資産があり、なおかつ僕よりも年上。
僕は十分にイケると思ったので、セミリタイアしました。
現在のセミリタイア計画にもありますが、4,000万円での資金計画は以下の通り。
①2018年3月末時点の総資産は、4,000万円(リスク資産3,000万円、無リスク資産+生活防衛資金1,000万円)を予定。
②セミリタイア期間の25年間は、1,000万円の取り崩し(年間40万円ずつ)、足りない分を就労及びその他収入で補い、リスク資産には手を付けず現状のポートフォリオで運用を続ける。
③完全リタイア期間は、リスク資産と年金、あればその他収入で生活する。
一番言いたいのは、絶対安心な計画を立てようとすれば、セミリタイアなんてどんどん先に延びていくという点。
でもセミリタイアなんて、若くて健康で色々と楽しめる間にするから意味があるのです。
実際にセミリタイアしてめちゃくちゃ楽しいし、お金の不安もありますが、そんなの仕事の不安に比べたら屁でもありません。
正直、もう1年早く辞めてればよかったと思っているぐらいです。
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