衝撃の出来事
先日、職場の棚で書類の整理をしていました。
するとそこに同い年くらいの女性のA子さん(完全仮名)が来て「あの~、退職されるんですか?」と聞かれました。
「あ、そうですね」と答えると、「ちょっとお伝えしたいことがあるので、男子更衣室の前で待っててもらっていいですか?」と。
僕は男子更衣室の前で待っている間に、考えます。
A子さんは、入社当時に少し面識がある程度で、特段話したことはありません。
今の職場に来た際に同じ建物にいることは何となく知っていました。
向こうが覚えているかどうかも分かりませんし、すれ違っても挨拶を交わすこともありませんでした。
それが退職を目の前にして、当然の声掛け。
真っ先に思うのは、「告白でもされるんちゃうか?」と。
ずっと気になっていましたなんて。
でもこれからニートになろうというブサイクに、告白をする女性などまずいないでしょう。
次に考えたのが、最後だから誰かからの飲み会の誘いを伝えに来たとか。
だとしたら、面倒くさいから断ろう。
あまり仲良くない人と飲み会に行っても、楽しいはずがありません。
そうこう考えている間に、A子さんがやってきます。
A子さん 「私、A子と言います。あの時、一緒だったですよね。分かります?」
金村 「あ、はいはい。覚えてはいます」
A子さん 「同じ建物の数少ない知り合いなので、退職すると聞いて。はいこれ」
こう言って、お菓子をくれました。
金村 「ありがとうございます。あまり面識もないのに、ご丁寧に」
A子さん 「いえいえ。退職後はどうするんですか?」
金村 「少しお金も貯まったので、のんびり生きていこうと思います」
A子さん 「そうなんですか。最後の出勤はいつですか?」
金村 「12日、再来週の月曜日の予定です」
A子さん 「12日なんですね~。ではお元気で」
金村 「本当にこんなものまで。。。ありがとうございます」
と終わりそうな雰囲気。
密かに期待していていた告白は、当然なし。
危惧していた飲み会の誘いもなく、ホット一息。
しかし、昔少し関わったぐらいで最近は挨拶も交わしていないのに、お菓子までくれてえらい丁寧な人やなと思いました。
が次の瞬間、A子さんから衝撃の一言が。
A子さん 「実は私、ブログの読者なんですよ」
金村 「え?え?え?え?え?」
A子さん 「私も資産運用に興味があって、1年ぐらい前にイデコを調べてた時に偶然見つけて」
金村 「はいはい」
A子さん 「面白いからそっから読んでたら、これってもしかして金村さんのことかと思ってきて。書いてる内容から金村さんの業務とも重なるし、以前に金村さんが結構お金持ってるって聞いたこともあって。」
金村 「いや~、マジですか???検索で出てくるもんなんですか・・・、読者なんて1日1000人ぐらいだし、全然気にせず書いてました」
A子さん 「イデコで検索したら出てきましたよ」
金村 「こんなこと初めてですよ。コメントとか書いてくれたことあります?」
A子さん 「コメントはないんですよね」
A子さん 「ちょっと言い方は悪いんですが、1年ぐらい前に見つけて、そっから泳がせてたというか。もし言ったら、更新しないようになるかと思って。でももう最後だし、伝えようと思って」
金村 「いや~。言われたら更新どうしたかな・・・」
A子さん 「ブログの感想言っていいですか?」
金村 「ぜひお願いします」
A子さん 「お金のことはとても役立ってます。あと、仕事のこともいいと思います。頑張るだけが仕事じゃないし。あとのことは・・・正直引きました。引きましたね」
金村 「ですよね・・・(苦笑い)」
A子さん 「いえ、でもこれからもブログ楽しみにしてますよ」
金村 「あ、今日のこと書いていいですか?」
A子さん 「いいですよ」
金村 「じゃあ札幌行ってきます。お菓子までありがとうございます」
A子さん 「いえいえ、では」
Aさんは資産運用に興味を持って、偶然僕のブログを見つけ。
読んでいくうちに、これはまさか・・・と思ったみたい。
そして1年泳がせてある程度確信を持って、今日声をかけた。
最後に最終出勤日で間違いないと思い、ブログ読者であると告げたのでしょう。
しかし、衝撃的でした。
Aさんがブログ読者であると言われた時に、胸の鼓動が2倍ぐらいになり、変な汗が出てきました。
こんな恥ずかしい記事もばっちり読まれてるってことです。
あまり面識のない人にバレただけでも、これほど焦る僕のヤバめのブログ。
「同僚にブログを言うか?」とか検討していましたが、絶対に言えません。
もし知っている人何人もが読んでいると分かったら、とても今まで通りズバスバ書くことなどできません。
まして恋愛小説など無理。
しかし考えようによっては、今回の一件はブログに自信を持つきっかけになりそうです。
Aさんは正直引いたとは言っていましたが、心底引いたのであれば、もう読まなくなるはすです。
ただ1年読んでくれていますし、こうやって挨拶してお菓子までくれるほど。
どこかA子さんの中で、興味を引くポイントがあったと思ってもいいでしょう。
ほとんど面識のない人でも分かってしまう僕の個人情報ダダ漏れのブログ。
しかも思いっきり引かれるブログ。
知っている人に読まれていると思うと、書きにくくなりますが、僕は今後も本音で書き続けます。
最後に、間近で見るA子さんは結構可愛かった。
そのAさんに面と向かって「引きました」と言われ・・・
正直、ちょっと興奮してしまいました。
とこんな感じで、より一層攻めていこうと思います!
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