どんな状況でも仕事さえなければ楽しめる
6年前のちょうど今頃、僕は休職していました。
仕事で追い込まれて、メンタルをやられてしまったことが原因です。
メンタルの病気と言うと、さぞ辛かったとお思いの方も多いでしょう。
復帰後、周りも少し腫れ物に触るような感じでした。
「大変やったね」と同情的な言葉もありました。
確かに、休職前は仕事の悩みMAXで世の中が真っ暗に見えました。
酷い不眠とか食欲不振まではありませんでしたが、職場のトイレで10分ぐらい「はーはー」言っていたのを思い出します。
さらに、休職したことで、多くの精神的な負担も。
仲間に仕事を押し付ける申し訳なさ。
街に出ればみんな普通に働いているのに、自分はそれができない惨めさ。
復帰しても、また同じ症状になるかもしれない恐怖。
貯金が800万円しかなかったので、生活の不安。
1人暮らしで大学まで行かせてくれた親、祖父母への申し訳なさ。
一見、休職してもかなりヤバそうな状況ですが・・・
ぶっちゃけ、あり得ないぐらい楽しかったです。
約1ヶ月半休職して、最初と最後の3日間ぐらいは、さすがに萎えましたが。
それ以外は、確実に就職してから一番充実した日々でした。
朝起きてから、8時前まで布団の中でダラダラ。
ワイドショーでも見ながら、遅めの朝食を取る。
通勤客を尻目に近所をジョギング。
昼前ぐらいから、裁判傍聴やスポーツクラブに行ったり。
途中から簿記の勉強を始めたので、テキストを読んで。
夜はテレビを見たり、ネットサーフィンをして12時ぐらいに寝ます。
普通に考えたら、楽しめなさそうですが・・・・
僕はガッツリ楽しめました。
劣等感、罪悪感、将来への不安・・・
かなりの精神的負荷でも、仕事をする苦しみに比べれば屁でもないんだなとはっきり分かりました。
他の方がどう感じるか分かりませんが。
少なくても僕は、仕事さえしていなければ、どんな状態でも楽しみを見いだせるはずです。
犯罪を犯した人や、芸能人でスキャンダルを起こした人のニュースを見る度に、「あ~、これで仕事をしなくていいんだから、羨ましいな」と心底思います。
以上のように、心の底から仕事を憎んでいます。
係長から心配された仕事を辞めなきゃよかったと後悔する可能性は0%と断言できます。
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