課長面談を受けてきた
先日は、面談シートに基いて係長面談がありましたが、それ引き続いて課長面談もありました。
これまでの課長は、異動対象者のみ面談して、全員を面談することはありませんでした。
今年から代わった新しい課長は、全員と面談する方針のようで、僕も呼ばれました。
以下、その内容です。
(課長) いや~、本当にびっくりしたよ。適性がないと思ってるの?
(金村) そうですね。
(課長) 私から見ててね、全然そんなことない。
私も含めて人には得意不得意があってね、金村さんの場合は、色々な人の意見を調整するのはたぶんあまり得意じゃないけど、決められた事務をこなすのはちゃんとやってくれてると思うよ。
(金村) あ、どうもありがとうございます。でも、そんな全然できないので。
(課長) 今後の生活は大丈夫なの?
(金村) 一応今まで貯めてきたお金が4,000万円ぐらいあって、あとは少しアルバイトでもすれば大丈夫だと思います。
(課長) そうですか。計画的に貯めてこられたんですね。
(金村) そうですね。
(課長) やっぱり仕事はお辛い?
(金村) そうですね。もうやる気も全然なくて。
(課長) それでも求められている仕事の水準には、十分到達している。
ある程度の時間拘束されたりすることは変えられないけど、働き方自体は変えられるし、そういう方法を考えるのもいいと思う。
(金村) 課長は仕事で楽しいことありますか?
(課長) 楽しい~~ってことはないかもしれないけど、「あー、よかったな」って思うことはあるね。
(金村) そうですか・・・僕はマイナスがゼロになることはあっても、それがプラスになることはなくて・・・
(課長) 辞めたらプラスになることはあるの?
(金村) プラスがあるかは分からないですが、マイナスが減るのは間違いないと思っています。
(課長) なるほど・・・どのぐらい前から思ってた?
(金村) 学生時代にバイトで全然ダメで・・・元からヤバいなと思ってたんですけど、就職したらやっぱりダメで。最初から考えてたんですけど、本格的には5年ぐらい前からですね。
(課長) そんなことないのに。自己評価が低すぎるんじゃない?
(金村) ありがたいですが、自分的に無理なので。
(課長) そうですか・・・
シートは金村さんのお気持ちなので、このまま提出するけど、退職の手続きではないので。
(金村) 係長から正式な手続きは1~2月でいいと聞いてます。
(課長) そうそう、それまでに金村さんの気持ちが変わることを期待してます。
金村さんの経験が今後活かされないのは、職場としても会社としても大きな損失だと思っているので。
(金村) どうもありがとうございます。
話の順番は少しあやふやですが、こんな感じで面談は終了。
時間は10~15分ぐらいだったでしょうか。
係長よりもあっさりしていた印象です。
係長は、辞めた後の暇な時間がヤバいって理由で退職を思いとどまらせようとしていました。
一方の課長は、思っているほどダメリーマンじゃないから十分やっていけるというアプローチでした。
僕がそもそもセミリタイアを目指したのは、ダメリーマンでストレスを感じまくりで、とてもやっていけないと考えたからです。
その気持ちは今でも変わっておらず、セミリタイアの主目的は逃げです。
しかし、逃げ100%であった当初に比べて、セミリタイア後の生活のワクワク感が日に日に増してきています。
万が一、課長の言うように自己評価が低すぎて、思っている以上に普通に仕事が出来ていると仮定します。
でもはっきり言って、もうそんなことは問題じゃありません。
仕事が出来ようが、出来まいが、札幌での生活が楽しすぎて、そんなことはもうどうでもいい。
逃げなのには変わりないですが、純粋に楽しみを求めてって部分がかなり大きくなってきました。
だから、今回の課長のアプローチも正直全然響きませんでした。
お世辞半分だと思いますが、周りからもそれなりに認められているなんて、どうでもいいと思いました。
課長に評価してもらえて嬉しいという感情は、驚くぐらいありませんでした。
引き止められているのは事実ですが、課長も係長と同じでかなり優しく、退職するからと言って冷たい態度で接するなどということはありません。
仕事でトラブルを起こさなければ(これが難しいのですが)、ハッピーリタイア出来そうです。
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