係長とサシ飲みに行ってきた
先日のブログ「面談で係長に退職意向を伝えてきた」で、提出したシートに基いて係長と話をした旨を書きました。
すると、翌週の月曜日に係長から、「今晩1杯どう?」と言われました。
さすがに断るのもあれだし、いいブログネタにもなりそう&セミリタイアの話をするのも嫌いではないので、行ってきました。
まだ同僚には退職の話は知らずに、大っぴらに飲みに行くのははばかられたのか、係長から付箋でメモを渡され。
仕事終わりの18:30に落ち合って、もつ鍋屋に行ってきました。
1対1のサシ飲みってやつです。
まずは、金銭的な面を心配されました。
4,000万円あって、バイトも少しして、運用益や年金もあってなどと具体的な計算を示して説明。
たぶん係長の想像以上の資産と、明確な計画により、金銭的な面は係長もある程度納得したようです。
次に、面談の際も言われたように、今後の生きがいというか、毎日が休日になってそれで大丈夫なのか?の話題になってきます。
あとで後悔してももう遅いと、係長はやはり相当疑問を持っているよう。
僕は以下のことを伝えます。
・一度休職に追い込まれたことがあり、どれだけ暇になってもその時よりはまし
・運動、読書、ブログなど意外と多趣味であり、現在も全然時間が足りない状態である
・学生時代時間がたっぷりあった時、1ヶ月強休職した時、暇で辛いなど微塵も感じなかった
・これまでの職場で、目標にしたい人に出会ったことがない
・万が一、仕事がしたくなったらまた仕事をすればいい
・フルタイムの仕事はしないけど、何らかの目標は見つけたいと思っている
・辞めて後悔する可能性も0じゃないけど、辞めない後悔だってある
・実際にセミリタイアをした人の話を聞いて、相当楽しそうだと感じた
・少なくても今、職業人生には何もワクワクしないけど、セミリタイア後の生活に死ぬほどワクワクしている
・週5日、時間と場所の制約がある状態での幸せなどたかが知れている
・普通に仕事などこなせないので、僕にはこの生き方しかない
とまあ、セミリタイアしたい気持ちを面談時よりも詳細にぶつけましたが・・・
やはり係長は、Everyday Saturday(Sundayではなく、明日が休みのSaturdayであることを伝えた)が30年続くことに疑問を持っている様子。
係長的には、仕事は辛いこともあるけど、その辛さはある程度必要であり、Everyday Saturdayがどうしてもいいとは思えないとのことでした。
実際に僕は今、ブログで収入を得たり、雑誌の取材を受けたり、本を出したりしています。
これに可能性を感じており、金銭的にも、生きがい的にも満足感を得たいと思っている。
セミリタイア後は、自分の生活や思いを綴ることで、セミリタイアをもっと世に広めていきたい。
この活動を頑張っていく。
納得してもらうために、論破するために。
以上を、一瞬全部言っちゃおうと思いましたが・・・
一応副業規定に接触可能性もあるので、上司には言いませんでした。
万が一、ブログを見つけられても困りますし。
さらに、係長も僕の意見を尊重して、「私の主観ではね」とか「あくまで私の考えだけど」と、決して自分の否定意見を絶対視しない冷静な話しぶり。
否定派であることには変わりありませんが、僕の話を腰をおるようなこともありません。
なので僕も、「そりゃーどうなるか分からないですけどね」など付けて、断定的な言い方まではしませんでした。
結局、最後の係長の一言は以下。
「金村君の考えは分かった。ただ、今は辞めることに対して肯定的な意見ばっかりを聞いているところがあると思う。両親に相談したり、友だちでも先輩でもいいし、辞めることを言ってみたらどうだろう?おそらく否定的な意見もあるだろうから、そういう人の意見も聞いた上で判断するのもいいんじゃないかな」
どうも最終的な退職の意向を人事にまで通すのは、辞める1~2ヶ月前でいいそう。
3月末退職であれば、1~2月ぐらいでいいので、とりあえず今すぐに退職の手続きをしないことで合意しました。
なぜ仕事を離れてまで、僕にここまで言ってくれるのか聞いてみました。
僕が後々に後悔したところで、係長には何の関係や責任もありません。
係長曰く「損得勘定は考えてないけど、この若さで退職する人は初めて見たし、本当にそれでいいのか伝えて、考えてほしかっただけ」とのことでした。
今回の飲食代7,500円も係長が払ってくれましたし、特段説教を垂れたり、うざったい人生訓を言ってくるわけでもありません。
係長の言う純粋に考えてほしかったのは、本心なのかもしれません。
たぶんかなりいい人なんだろうと思います。
しかし、そんないい人から、2時間半も「後悔するんじゃないか」的なことを言われ続けても、僕のセミリタイアの気持ちはびくともしませんでした。
それなりに真剣に考えてくれる人に、どれだけ言われても全く響かない。
それだけ僕の気持ちは強固だと再認識しました。
係長は考え直したほうがいいと思っていますが、皮肉にもより一層セミリタイアに自信を持つようになりました。
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