読書感想文(『35点男の立ち回り術』 田村 淳)
ここ数週間の間で、以下の本を読みました。
ロンブーの淳は、昔ロンドンハーツがかなり好きだったし、数年前にやっていたクイズタレント名鑑のファンだったので、好きな芸人の1人。
本人が35点男と言うように、別にイケメンでも、めちゃめちゃ面白わけでも、勉強ができるわけでもありません。
本のタイトル通り、上手く立ち回る部分があるから、あそこまで人気になったり、女性にモテたりするんでしょう。
僕もその立ち回り術を学ぶべく、本を読みました。
結果的には、目から鱗ってほどの内容ではありませんでしたが、何点か参考になるところも。
特に以下の主張でした。
もし口説きたいなら、ボクなら自分を出しません。まず最初は、自己主張しないんです。自分を「無」にする。とにかく相手のことを全部聞いてあげるんです。そこに自分なんてなくていいんです。「最良の聞き役」として立ち回るんです。
やはりモテる男というのは、こうなんだな~と思いました。
ポイントは自分を「無」にすること。
これは本当に難しい。
ついつい自分の意見を言いたくなって、主張してしまいます。
ただ、それを聞かされる人はどうなんでしょう?
主張なんて、共感できる部分や面白い意見と思ってくれればいいでしょうが、多くの場合は退屈だと思います。
かなり期待値の低いギャンブル。
僕も飲み会等で、たまに語られることがあります。
まあ、黙っていられるよりは適当に場がもつのでいいかもしれませんが、はっきり言ってオッサンの薄っぺらい意見なんか聞きたくない。
確かに、慣れていないと全然しゃべらない人もいますが、幸いにも僕は今の職場では4年目。
多少の慣れも出てきて、話かけてくれる人も数名います。
そんな時、すぐに私は私はと自分の話にもっていくのか?自己主張を消して無になるのか?
前者をグッとこらえて、後者を選びたい。
そんな風にして、ダメ人間でも上手く立ち回って、何とか職場で生きていき、あわよくばオフィスラブとかしたい。
自己主張は、ブログやTwitterで、キム・ヨンギュがどんどんしていく。
一方で、本名の僕は、自分を無にして、話しを聞き、上手く立ち回っていくことを目標にしたいです。
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