世の中間違った常識で溢れている
僕は社会人2年目頃から、お金に興味を持ち始め、本を読む等して勉強してきました。
すると、世の中には間違ったお金の常識が溢れかえっていることに気がつきました。
例えば、生命保険。
新人研修の時に、保険屋が紹介に来ました。
社会人になったら、責任を持つために生命保険に入るべきと説きます。
同期にも、親からも入るように言われたとのことで、加入している人が結構いました。
しかし、新入社員に生命保険なんて全く不要。
親に仕送りをしている人でもない場合は、死んでも誰もお金に困りません。
医療保険も、高額療養費制度があるし、入院しても傷病手当金等もあるし、不要。
保険会社の儲け分が大きすぎるので、自分で貯金するなり、運用するほうが明らかにいい。
世間では「社会人になったら、周囲に迷惑をかけないように生命保険に入る」ことが常識になっています。
もちろん、僕の考えが絶対に正しいとは言いませんが、しっかり検討すれば、多くの方が不要と思うでしょう。
しかし、常識が強すぎて、それを疑う余地がなく、多くの人が無駄な保険料を払っているのが現実。
同じように、車や家を買って一人前とか、毎月分配型投信がお得とか、ちょっとどうなの?的な価値観や常識で溢れかえっています。
こんなのを鵜呑みにして、深く考えずに、その通りに行動していれば、人生において大きな損をする。
お金以外でも、昔は、バテやすくなるから部活の途中は水を飲むなとかありえないことを言われていたとも聞くし・・・
おそらく、仕事、人間関係、健康、恋愛・・・・
さまざまな分野で、間違った常識が溢れかえっていることでしょう。
そして周りの人は、それが絶対であるかのように、常識を語ります。
常識をちゃんと分かっている人が、ちゃんとした人間であるかのように思われます。
でも、常識だけを言っている人は、何も考えていないだけ。疑うことを知らないだけ。考えることから逃げているだけ。
もちろん人の話を聞くことは大事ですが、しっかりと自分の頭で考え、常識に囚われないことが何よりも大切になってきます。
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