給食費未納家庭の給食停止についての考察
埼玉県北本市が、給食費を払っていない家庭に給食を提供しない措置を取ったとのこと。
学校給食費を「払えるのに払わない」とみられる未納が相次ぎ、埼玉県北本市立の中学校4校は、3カ月未納が続いた場合は給食を提供しないことを決めた。実施は7月から。未納額が膨らんだことによる苦肉の策だが、各家庭に通知したところ、該当する保護者43人のうち、納付の意思を示さない保護者は3人に激減した。
朝日新聞記事より
これについては、賛否両論あります。
反対意見としては、
・本当に払えない家庭を判別するのは困難
・子どもに罪はない
・いじめの対象になるかもしれない
・給食は食育の側面もあるから、同じ食事をすることが大事
・そもそも義務教育だから、無料にすべきでは?
等々、あるでしょう。
しかし、僕は大賛成です。
っていうか、当然こうあるべきです。
確かに、子どもに罪はないし、義務教育で食育の一面もあるから給食費無料もありかもしれません。
ただ、制度で有料となっている以上、お金を払わずに食うのは犯罪。
子どもに無銭飲食させた親は当然逮捕。
また、今後同じ家族が来店しても飲食店は出入り禁止にするか、しっかり払うことを確認しないと食事を提供しないでしょう。
いくら公の機関とはいえ、給食だけ無銭飲食が許されるはずありません。
なんで、こんなに甘いのでしょう?
さまざまな事情で本当に払えない家庭には、就学援助制度というのがあって、給食費は援助してもらえます。
記事詳細を読むと、事前の相談もなかったよう。
不幸にも払えなくなった人は、就学援助制度。
自己責任で払えなくなった人は、無銭飲食することになるから、自ら給食停止を申し出るべき。
いずれもせずに、のうのうとタダ飯食ってる家庭は、即刻停止にして問題なし。
また、子どもがかわいそうと言うのは、親を選べないので、一理ありますが、無銭飲食させるなんて教育上よくない。
子どもは知っているのか分かりませんが、そんな超非常識な親の姿を見ていたら、十中八九子どもも同じようになります。
その結果、各種滞納を繰り返しても何とも思わず、借金して自己破産して平気な顔をしているモンスターの完成。
お金を払わなければ、サービスを受けられない。
サービスを受けたら、何としてでもお金を払う。
どうしても払えない場合は、各種制度を利用するなり、真摯に相談するなり、誠意ある対応を取る。
いずれもしない場合は、厳しい現実が待っている。
子どものうちから、しっかりと教育する必要があります。
以上より、給食費未納家庭で特別な事情が認められない場合は、即刻停止。
埼玉県北本市の事例が、全国に広がり、健全な社会になることを切に願います。
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