読書感想文(『僕たちの前途』 古市 憲寿)
図書館で借りて、この1週間で下記の本を読みました。
古市さんは、ワイドナショーに出てて面白いので、本を読んでみました。
企業家を中心に若者たちを描き、今後の働き方・生き方の道しるべのような本。
分厚い本でしたが、興味深く、役立つ本でした。
その中で、注目した部分の1つが以下。
なぜ「弱いつながり」が大切なのか。強い絆で結ばれた親しい友人同士は同じような業界で、似たような仕事をしていることが多い。一方で、「弱いつながり」の相手は自分とは異なる世界で暮らしている可能性が高い。
だからこそ、「強い絆」の世界では決して見つからないような、新しいチャンスを提示してくれるのだ。
僕の職場を見ていると、特に同期同士で本当に仲がいい。
仕事帰りに頻繁に食事に行っているようだし、休みの日も遊びに行っていることもあるみたい。
この前なんて、みんなで有休取って、海外旅行に行っている人たちもいました。
聞くところによると、多くの人は学生時代の友人よりも、職場の同僚や同期たちとのつながりが強いようです。
引用文の強いつながりの友人たちが、似たような仕事をしていることが多いっていうのに、ピタリ当てはまる。
っていうこともあり、本当に価値観が似通っているように感じます。
何かを議論したり、情報交換するというよりは、おしゃべりをして、笑いが溢れている。
いいな~、楽しそうだなと思って聞き耳を立てています。
一方の僕は、コミュ障なので、そもそもその輪の中には入れてもらえません。
飲み会でも、気が付けば1人だし・・・
みんなの楽しそうな姿を、指をくわえて見ています。
でも、ブログやTwitterで弱いつながりは少しずつ出来つつあります。
ネット上のつながりなんて・・・って批判的に捉える人もいるけど、これが僕にとっては、超重要な人脈。
当然、普通では知り合うことのない人ばかり。
立場も年齢も育った環境も全く違う人。
面白い本、ふるさと納税、FX口座開設キャンペーン、格安SIM、アフィリエイト・・・
生活向上に必要な知識の多くを、この弱いつながりから得ることができました。
さらに、セミリタイアという概念を知り、それに向けて本気で目指して行けたのも、この弱いつながりがあったからです。
職場の人と話していても、こんな情報はまず出てこなかったでしょう。
現代は、ITの発達により、この弱いつながりが簡単に作ることができる。
異文化交流できる最高の時代に生まれてきたので、この恩恵を最大限受けつつ、セミリタイアに向けて加速していきます。
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