読書感想文（２０１５年１月２７日）
ミステリーショッパーの本屋調査で、下記の本を購入して読みました。
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２６２ページもある分厚い本ですが、面白くて一気に読んでしまいました。税金、保険、不動産、働き方について最適化する方法が書かれており、大変ためになりました。
今回はミステリーショッパーで手に入れましたが、１，７２８円払っても読む価値は十分ある本。
超おススメです。
特に心に残ったのは、下記の記述です。
現代社会を見事にいい表わしている。「知識社会」では、必要な情報を的確に入手し、それを活用できる知識を有しているひとは、いくらでも近道ができます。そうでなければ、ひたすら回り道をするほかありません。「知識」が価値を持つとは、そういうことなのです。
知識もなく、回り道もしたくなければ、金を払わなくてはなりません。それが、私たちの生きている資本主義・市場経済のルールです。
２１世紀に到来する「知識社会」においては、知識を獲得して近道をするのか、金を払うのか、それとも回り道をとぼとぼ歩くのか、誰もがその選択を迫られることになります。
今後ずっと心に刻んでおきたい言葉です。
実は以前ブログで、改訂前のこの本を記事にしています。
２０１２年８月１３日ブログ記事「知識社会の生き方」
当時もほぼ同じ部分を取り上げて、
と書きました。知識を得ることを基本路線にしながら、苦手な分野については多少の損失も許容して楽に生きる。
これが僕の「知識社会」の生き方です。
２年半前の僕ですが、今も考えは全く変わっていません。
全ての情報を手に入れるのは無理だし、疲れるので、得意分野に特に集中してある程度ゆる～く生きる。
得意分野とは、もちろんお金の知識です。
じゃあ、どうやって必要な知識を得るのか？
とその前に前提条件として、知識はネット上に転がっていますが、わざわざ僕に連絡して、親切丁寧に教えてくれる人はいないということです。
先週、ふるさと納税と株式の損益通算の確定申告をしました。
不備がなければ、１８，３３８円の所得税還付金があります。
さらに、２７年度の住民税も減額になります。
確定申告という制度。
僕は誰にも教えてもらっていません。
こんな大事な制度なのに、学校で習っていない。
古典とか漢文とか意味もないことをやるくせに、肝心なことは教えてくれません。
もちろん、税務署から「あなた申告したら、税金返ってきますよ」なんてアナウンスもない。
払う分はしっかり指摘しますが、返す分は何も教えてくれない。
世の中こんなもんです。
だから、情報は自分で手に入れて、自分で取捨選択し、自分で活用しないといけない。
受身の姿勢では、自分が損をするだけです。
で、本題のどうすればいいのか？ですが、自分の必要な情報を効率的に得るためには、アンテナを高くするしかないと思います。
例えば、
・確定申告をすれば、税金が返ってくる可能性がある
・ふるさと納税がお得で、今年から限度額が２倍になりさらにお得になる
・確定拠出年金がゆくゆく全員対象になる
・格安ＳＩＭでスマホ料が劇的に安くなる
等々は節約＆投資ブロガーの間では、半ば常識ですが、世の中の多くの人は知りません。
僕たちみたいなダメ＆クズ人間でも知っているのに・・・
職場には、頭が良く、いい大学を卒業して、順調にキャリアを積み、人当たりもいい将来出世間違いなしみたいな人が、結構います。
そんな人でも、カクテイキョシュツネンキン？？？って反応。
教養もあり、情報ツールも使いこなしている人ですが、ことお金の知識にはアンテナを張っていないので、知らないのです。
学生時代は、知識を与えられました。
だから受身でも、最低限の知識は身につきました。
でも、社会人には共通科目はありません。
膨大な選択科目を自分自身で選んでいくのです。
何を選択するかは自由ですが、すべて自己責任で、誰もカリキュラムは組んでくれません。
僕は、お金の勉強を最重要科目と位置付け、重点的に勉強しています。
具体的な方法としては、本やネットで知識を得る。
そして独学では限界があるので、皆さんのブログをリンクしたり、ツイッターをフォローする等でアンテナを高くしています。
そうやって、色々な知識を身につけ、考え方も学びました。
節約意識が高くなり、投資知識も身につき、２，５００万円の資産形成にも成功しました。
今後もアンテナを高くして、知識を身につけ、少しでも近道をすることを強く意識していきます。
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