仕事は全てを奪っていく
ちょっと古いかもしれませんが、アジアカップは残念でしたね。
平日の試合が多かったので、仕事から速攻で帰り、何とか6時から観戦していました。
そして次の日、出社して、サッカー好きの女性に
「いや~、香川が精彩を欠いてましたね?ほんまに必要なんですかね?」と話しかけました。
その人は、昨年新人として入って来て、自己紹介で趣味はサッカー観戦と言っていました。
その後も、サッカーについて何度か話したことがあります。
しかし、「いや~昨日、仕事してて見てなくて・・・」
というまさかの答え。
何でもやるべきことが溜まっており、残業していたとのこと。
いやいや、アジアカップですよ・・・
さらに選手の動向等も無知で、話しが全くかみ合いません。
さすがに気まずくなり、途中で話すのを辞めました。
他にも、学生時代はプロ野球の話を1時間くらいしてたのに、久々に会ったら疎くなっている人。
芸能情報に疎くなっている人。
筋トレ好きだったのに、最近全然やってない人。
当時の鉄板ネタが、通用しなくなっています。
仕事で遅くなり、同僚と一杯やる。
帰ったら、風呂入って、ちょっとラインでもして、寝る。
そんな生活を続けているうちに、仕事のことはどんどん詳しくなるけど、それ以外のことはどんどん疎くなっていく人をよく見かけます。
なんか専門バカみたいな・・・・
確かにお金を稼ぐという意味では、それが合理的な行動かもしれません。
でも、仕事と人間関係(友達・恋バナ)の話題しかないような気がします。
仕事というのは、僕たちから全てを奪いかねない、本当に怖いもの。
それが生活の中心になりすぎて、趣味、笑い、素直な感情を奪っていきます。
多趣味で個性的で、ユーモアにあふれ、喜怒哀楽もあった人。
それが仕事人間で、冷静な人に変わっていく。
僕はそんな風には絶対になりたくない。
でも、忙しい部署に行き、大きなプレッシャーがかかれば、あっさりと変わってしまうかもしれません。
そんなん、絶対嫌や。
だから、セミリタイア目指して突っ走るんです。
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