読書感想文(2014年11月10日)
大変興味深く、面白い本でした。
ただいま節約を頑張って必死にお金に貯めている方、こんな考え方もあるんだとぜひ知っておいてほしい本です。
この本の中で、
と述べられています。行為の善し悪しに関係なく、あらゆる情報が短い時間で共有される「ハイパー情報化社会」に、我々は突入しています。
ハイパー情報化社会では、沢山の情報が流通しています。モノやサービスに対する「評価」も情報として沢山流通しています。貨幣と商品を好感し合う通貨経済社会に対して評価と影響を交換し合う経済形態を私は「評価経済社会」と名づけました。
評価経済社会とは、お金よりも評価が価値をもつ社会のことです。いいことをした人は評価が高まり、逆に悪いことをした人の評価はどんどん下がっていきます。
今後、貨幣経済社会は除々に力を失っていき、数年後には評価経済社会と入れ替わるでしょう。
自分への評価がお金を生んだことは、僕も経験したことがあります。
まず会社で上司に食事を奢ってくれたことが、10回程度あります。
僕はコミュ障で人づきあいは全然良くないほうですが、露骨に嫌われるような態度はもちろん取りませんし、野球や株の話、持久走が速かったり、オジサマ達の話題にフィットする部分もあるので、たま~に仲良くなる人もいます。
また、ブログをやってることで、恩恵を受けたケースもあります。
雑誌の電話取材を受けて、謝礼金9,000円をもらいました。
札幌に旅行に行った際には、事前に食事誘われてジンギスカンを奢ってもらいました。
証券会社の友達紹介プログラムで紹介してと頼まれ、3,000円もらいました。
アマゾンほしい物リストで食品を送ってくれた人もいました。
記事執筆の依頼を受け、10,000円もらいました。
皆さんがクリックしてくれるので、定期的にアフィリエイト収入も入ってきます。
見ず知らず人、嫌いな人、何とも思ってない人、話してつまらなそうな人に、上記のことをしてあげる人はいません。
仕事を頑張ったり、ブログを書いたりする中で、僕のことをいい奴、面白い奴、信頼できる奴と思ってくれたからこそ、僕のためにしてくれた。
正に評価がお金になった瞬間です。
それ以外にも、相互リンクしているブロガーさんからの情報で、格安SIMを知ったり、火災保険の節約に成功したり、多くの恩恵を受けてきました。
もちろん、リアルで人に助けてもらったことも多くあります。
大学時代の知人で、全国各地に大学の友達がいるので、旅行でも宿泊費がいらない人もいました。
会社で顔が広く、何か困ったことがあれば、詳しい人に聞いて、解決する人もいます。
僕は自由を獲得するために、お金を貯めることを重視しています。
その基本姿勢はこれからも変わりません。
しかし、評価や信用というものが、今後さらに重要になっていきそれがお金に変わっていく点はこの本で理解できました。
節約はもちろん徹底しますが、極度な拝金主義で、評価や信頼を落とすことだけは避けたいと思います。
そして、評価や信頼を得ることを重視し、日々生きていきたいと思います。
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