いい時代になってきた
筆者は、2011年に17年間のサラリーマン生活に終止符を打ち、現在はプロ・ブロガーとして365日・24時間自由なノマドワーカーとして生活しています。
まさに僕の憧れの生活。
そんな幸せを掴むヒントが満載で、面白い本でした。
特に下記の主張に感銘しました。
自分の「好き」という感情に正直に生きていきたい。日本社会は多様性の時代へと変わりつつあります。高度経済成長の時代に謳われた一億総中流という言葉に代表される、単一志向の時代は完全に終わりを告げました。
(中略)
「あるもののなかから選ぶ」ことしかできなかった時代から、無限にある候補のなかから自分の意志で選択することが求められるようになった今の時代は、働き方においても、今までの常識にとらわれず、自分の「好き」を優先するほうがうまくいくように変わりつつあります。
改めて、そう思わせてくれる言葉になりました。
僕はたまに考えます。
もし、高度経済成長期のような単一の価値観の時代に僕が生まれていたら?
当時は、セミリタイアなんて発想は一般的ではありません。
もちろん、仕事をせずにプラプラしている人はいたでしょうが、さすがに僕はそうなれなかったでしょう。
セミリタイアなんていう選択肢はなく、今と同じダメサラリーマンとして働いていたことでしょう。
当時は婚姻率も高かったので、もしかしたら売れ残りのブスと見合い結婚でもして、子どもが2人くらいいたかもしれません。
家電製品の3種神器を揃え、車を買い、郊外に家を立て、可愛くもない子ども教育費、ブスな嫁のために定年まで必死になり働く。
当然ダメサラリーマンなので、劣等感と多大なるストレスを感じて、一生負け組として社会の底辺を這いつくばっていたかもしれません。
しかし、今は多様な価値観が認められつつある社会。
本やネットでは、多くの価値観が紹介され、選択の自由があります。
僕たち社会不適用者には、本当にいい時代になってきました。
ダメ人間でも、ちょっとの工夫でちっぽけでも幸せが掴める世の中になってきました。
今の時代はまさに社会不適用者の夜明けです。
こんないい時代に生まれたことに感謝しよう。
堂々とダメ人間でいよう。
それでもいい。幸せに生きていける!
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