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太陽系の最外縁部には奇妙な磁気バブルが存在していることが判明(NASA)

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 米航空宇宙局(NASA)は9日、惑星探査機ボイジャー1号と2号のデータをコンピューター解析した結果、太陽系の最外縁部には奇妙な磁気バブルが存在し、これまで考えられたように滑らかな状態ではないことが分かったと発表したそうだ。

ソース:太陽系最外縁部は磁気の泡だらけ、NASA  AFPBB News

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1977年に打ち上げられた2機のボイジャーは現在、地球から160億キロ離れた太陽系の最外縁部を探査している。太陽系最外縁部についてはほとんど分かっていないが、ここでは銀河系の星々が及ぼす様々な影響によって太陽風が弱まり、磁場がゆがめられると考えられている。

ボイジャー

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NASAによると、太陽の磁場が爆発現象を起こすと、遠く離れた太陽系の最外縁部で激しい磁気バブルが発生することが分かった。この磁気バブルは幅1億6000万キロに及ぶ巨大なもので、ボイジャーがその1つを横断するのにも数週間を要するという。

 これまでの仮説では、太陽の磁場は優雅な曲線を描いて再び太陽に戻っていくと考えられていた。しかし、実際の太陽系の最外縁部は、磁気の泡だらけの海のようなものだとみられる。

YOUTUBE動画:
NASA | Voyager Finds Magnetic Bubbles at Solar System’s Edge

 太陽にはまだまだ隠された秘密がいろいろありそうだね。

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この記事へのコメント、27件

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  1. バブルを模式図的に示してほしいなー。
    素人には想像がつかない。

    1. ※6
      NASAって唯一「夢を追い掛ける」ことが出来る国家機関なんだぜ?

  2. それも凄いけど
    34年も前に打ち上げられた探査機が、160億キロもの彼方から
    なお正確にデータを送り続けてるって凄いな。

  3. むかしむかし。磁気バブル記憶装置を搭載したBUBCOM80というパソコンが…

  4. さすがアホみたいに保つ原子力電池。34年程度じゃ余裕だろ。
    でも、もしかしたら、太陽系の外は、地球の生物じゃ耐えられない粒子の嵐なのかもしれんね。サンゴの環礁の中と外みたいな。

  5. 空気や水が流れの中で渦や淀みを作るような状態かなぁ
    よくワカランチン

  6. 宇宙の膨張は、時間の侵食
    時間というのは平等に存在する当り前のモノでは無い
    人間の概念では認識するのが難しいだろうが
    宇宙の外には時間が存在しない
    と同時に、今存在しているこの宇宙も、存在しているが
    存在していない状態なのだ
    記事とは関係ないけど、宇宙の話だったからついでに
    宇宙と時間の存在について書かせてもらった
    これを理解できる人間は、そうそう居ないだろうが

  7. 幾重にも張り巡らされている、太陽系ディフェンスシステム。
    揺り籠の星から恒星系に飛び出して行けるのは何時のことか、、、

  8. 宇宙はバブル構造がお好きかね?
    コナミのバブルシステムの音楽が聞こえてきそうだよ。

  9. とゆうか・・・!この映像では磁気シリンダーにしか成長せんだろ!遅い波に覆い被さる速い波。多分「どっかからの入智恵」で元は「太陽表面のプロミネンスの元のプラズマ内磁力線」の成因と発達だった。磁気シリンダーが弾けてるように見えるが・・・。パイオニアが不調だったのか・・・。

  10. 最近「新たに判明」とかいうの多すぎてNASAの宇宙論が胡散臭く思えてきた
    何か別の目的や陰謀があるんじゃね

  11. 科学は日進月歩だからな・・・
    今日の知識は、明日はゴミ箱へ・・・

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