ムスリム同胞団のロゴマーク
エジプトの野党第一党のムスリム同胞団は、過激で暗いイスラム原理主義のハマス、そして、エジプト革命を推進した「4月6日若者運動」グループの中枢に入り込んだケファヤという「見えない」組織をつくったと言われています。
どうも、ムスリム同胞団の背後には、グローバリストの影がちらついているのです。
それを思わせるキッシンジャーのコメントは不気味です。
どうも、ムスリム同胞団の背後には、グローバリストの影がちらついているのです。
それを思わせるキッシンジャーのコメントは不気味です。
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「簡単に言えば、エルバラダイは単なる過渡的な象徴だ」
さて、あくまで表向きは「エジプトの若者主導による革命」の風を装って、ムバラク政権の打倒を達成したグローバリストですが、早々と「新しいエジプト創り」のフェーズⅡに取り掛かっています。
グルジアのバラ革命の黒幕と言われているハンガリー系ユダヤ人のジョージ・ソロスですが、このエジプトにおいても、陰で暗躍していることは、どうも確かなようです。
ムバラクが追放されるまで、安全のためにクウェートに身を隠していたエジプトの反体制側(反ムバラク)の裁判官がロイターに、「“エジプトの市民グループ”は、すでにいくつかの憲法草案を練り終わっており、新しい憲法が一ヵ月後には準備される」と漏らしたように、エジプトの若者たちがデモ行進するのを横目で見ながら、新憲法づくりに余念がなかった、ということです。
この裁判官の言う“市民グループ”の中には、ジョージ・ソロスの「社会解放研究所(Open Society Institute)」から資金提供を受けた「人権情報のためのアラビア・ネットワーク」も含まれています。
つまり、ジョージ・ソロスは、エジプト動乱の結果をあらかじめ知っていて、“市民グループ”に、グローバリストに利益誘導するための憲法を作るよう求めていたのです。
【ジョージ・ソロスとエジプトの新しい憲法】
ここにきて、大方の中東ウォッチャーは、グローバリストの傀儡にして、ワシントンの「犬」であるエルバラダイが次期大統領になる、と予想しています。確かに、この流れから見れば、そのようになるでしょう。
果たして、それがグローバリストの狙いなのでしょうか。
ここにロックフェラーの番頭と言われるキッシンジャーの動画があります。
これは、これから展開するドラマの第一幕に過ぎない
Bloomberg 2011年2月1日
この電話インタビューで、キッシンジャーは、このように語っています。
「簡単に言えば、エルバラダイは単なる過渡的な象徴だ。
彼は、エジプトの倒壊は中東ドミノの一つに過ぎないことを知っている。
エジプトは、軍か、ムスリム同胞団の管理下に置かれることになるだろう。
彼は相手側が、反対するために現われるかどうかについては知らない。キッシンジャーは、ヒラリーに口を閉ざしたままでいるように言っています。
ムバラク解任は、これから始まるドラマの序幕にすぎないのだ」。
(動画の6:45あたり)
ムバラクが辞任の意を表したのは、2月12日のこと。
キッシンジャーが、このことを語ったのは、およそ、その2週間前。
「簡単に言えば、エルバラダイは単なる過渡的な象徴だ」
というのは、どういう意味なのでしょう。
軍が掌握→エルバラダイによる初の“正当な”選挙による政権が誕生→エルバラダイが失脚して、ムスリム同胞団が安定政権を樹立
こういうシナリオなのでしょうか。
もし、そうだとすれば、キッシンジャーがかねてから言っている「カオスの創出」の話と符合してきます。
誰もが世界を支配したがっている。キッシンジャーの新世界秩序「Ordo Ab Chao」
キッシンジャーは、2008年2月14日の時点で、このように延べています。
「人々が突然、外的脅威(宇宙人襲来のような)に直面させられたとき、それが本当のものであるか、ただ政府がアナウンスしただけのものであるかに関係なしに、世界政府の樹立を求める声が加速度的に人々の間に湧きあがってくるだろう」。
いずれにしても、はっきり分かっていることは、グローバリストは、人々が上か下か、右か佐かも区別できないような状態=カオスを作り出したいということです。
そして、正常な判断力を失わせて、目の前に差し出された「新しい秩序」に、飛びつくようにさせてしまう、というものです。
もし、キッシンジャーが言ったことが、「エルバラダイの後、ムスリム同胞団が政権を握ること」を意味しているのであれば、中東は、本当にカオスの状態になるでしょう。
どうも、キッシンジャーは饒舌で自己顕示欲が強いようです。
「つい、うっかり」口をすべらせただけかもしれません。
また、あくまで、彼の個人的な見方に過ぎないのかもしれません。
今のところ、このことに関する情報は出てきていません。
「エジプトは、エルバラダイが、どうふるまうか」が鍵のようです。
CIAは何をしていた? (新潮文庫) [文庫]
ロバート ベア 著 佐々田 雅子 訳
2005/12刊
中古 300円より
「簡単に言えば、エルバラダイは単なる過渡的な象徴だ」
さて、あくまで表向きは「エジプトの若者主導による革命」の風を装って、ムバラク政権の打倒を達成したグローバリストですが、早々と「新しいエジプト創り」のフェーズⅡに取り掛かっています。
グルジアのバラ革命の黒幕と言われているハンガリー系ユダヤ人のジョージ・ソロスですが、このエジプトにおいても、陰で暗躍していることは、どうも確かなようです。
ムバラクが追放されるまで、安全のためにクウェートに身を隠していたエジプトの反体制側(反ムバラク)の裁判官がロイターに、「“エジプトの市民グループ”は、すでにいくつかの憲法草案を練り終わっており、新しい憲法が一ヵ月後には準備される」と漏らしたように、エジプトの若者たちがデモ行進するのを横目で見ながら、新憲法づくりに余念がなかった、ということです。
この裁判官の言う“市民グループ”の中には、ジョージ・ソロスの「社会解放研究所(Open Society Institute)」から資金提供を受けた「人権情報のためのアラビア・ネットワーク」も含まれています。
つまり、ジョージ・ソロスは、エジプト動乱の結果をあらかじめ知っていて、“市民グループ”に、グローバリストに利益誘導するための憲法を作るよう求めていたのです。
【ジョージ・ソロスとエジプトの新しい憲法】
ここにきて、大方の中東ウォッチャーは、グローバリストの傀儡にして、ワシントンの「犬」であるエルバラダイが次期大統領になる、と予想しています。確かに、この流れから見れば、そのようになるでしょう。
果たして、それがグローバリストの狙いなのでしょうか。
ここにロックフェラーの番頭と言われるキッシンジャーの動画があります。
これは、これから展開するドラマの第一幕に過ぎない
Bloomberg 2011年2月1日
この電話インタビューで、キッシンジャーは、このように語っています。
「簡単に言えば、エルバラダイは単なる過渡的な象徴だ。
彼は、エジプトの倒壊は中東ドミノの一つに過ぎないことを知っている。
エジプトは、軍か、ムスリム同胞団の管理下に置かれることになるだろう。
彼は相手側が、反対するために現われるかどうかについては知らない。キッシンジャーは、ヒラリーに口を閉ざしたままでいるように言っています。
ムバラク解任は、これから始まるドラマの序幕にすぎないのだ」。
(動画の6:45あたり)
ムバラクが辞任の意を表したのは、2月12日のこと。
キッシンジャーが、このことを語ったのは、およそ、その2週間前。
「簡単に言えば、エルバラダイは単なる過渡的な象徴だ」
というのは、どういう意味なのでしょう。
軍が掌握→エルバラダイによる初の“正当な”選挙による政権が誕生→エルバラダイが失脚して、ムスリム同胞団が安定政権を樹立
こういうシナリオなのでしょうか。
もし、そうだとすれば、キッシンジャーがかねてから言っている「カオスの創出」の話と符合してきます。
誰もが世界を支配したがっている。キッシンジャーの新世界秩序「Ordo Ab Chao」
キッシンジャーは、2008年2月14日の時点で、このように延べています。
「人々が突然、外的脅威(宇宙人襲来のような)に直面させられたとき、それが本当のものであるか、ただ政府がアナウンスしただけのものであるかに関係なしに、世界政府の樹立を求める声が加速度的に人々の間に湧きあがってくるだろう」。
いずれにしても、はっきり分かっていることは、グローバリストは、人々が上か下か、右か佐かも区別できないような状態=カオスを作り出したいということです。
そして、正常な判断力を失わせて、目の前に差し出された「新しい秩序」に、飛びつくようにさせてしまう、というものです。
もし、キッシンジャーが言ったことが、「エルバラダイの後、ムスリム同胞団が政権を握ること」を意味しているのであれば、中東は、本当にカオスの状態になるでしょう。
どうも、キッシンジャーは饒舌で自己顕示欲が強いようです。
「つい、うっかり」口をすべらせただけかもしれません。
また、あくまで、彼の個人的な見方に過ぎないのかもしれません。
今のところ、このことに関する情報は出てきていません。
「エジプトは、エルバラダイが、どうふるまうか」が鍵のようです。
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ロバート ベア 著 佐々田 雅子 訳
2005/12刊
中古 300円より
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