fc2ブログ

雷鳥の思い出


先日、新聞に「ライチョウ12羽 すくすく成長」と言う記事がありました

絶滅が心配されている国の特別天然記念物ライチョウの繁殖事業についての記事です
少し前に人工飼育中のヒナが2羽死んだという報道があったので気になっていました

1979年秋、友人と二人で登った北アルプス西穂高岳でライチョウを見ました
上高地を出発した時は晴れていたのに標高が上がるにしたがってガスが出てきて
視界は悪くなる一方     しかも岩場の連続・・・

他に登山中の人もいずだんだん心細くなっていく中、岩を登りきる寸前、頭がポコッ
と斜面に出たとき、目の前にライチョウがいるではありませんか!!   
もうびっくりです  不安も疲労も吹っ飛びました
「○○ちゃん、ライチョウ、ライチョウがいる!!」と少し下にいた友人に叫んでいました

鳥に詳しくない私でも「雷鳥」は知っていました
ただ立山(富山県)のイメージが強かったので、まさかここで遭遇するとは・・・

その時の写真ですがわかりますか?(何しろ古いし、どんなカメラで撮ったかも
覚えていません)
お腹が白いのでかろうじてわかります
雷鳥
改めて見てまたびっくり!!
2羽くらいしかいなかったと記憶していたのに、4羽は確実に映っています
中央付近に横向きに2羽重なっていてその下に1羽正面向きで顔を2羽に向けています
その下に背中を向けている1羽
そしてそのすぐ下にもいるような・・・      この一枚しかないのが残念です

環境省は2015年度から人工飼育事業を始め、今季、♂4羽♀8羽が育っている
とのことです
つい最近では対馬で野生のカワウソが存在している可能性があることがわかりました
かつて日本では当たり前にいたコウノトリ、ライチョウ、カワウソ・・・
絶滅の危機から脱して豊かな自然が戻ることを願います

関連記事

コメント

非公開コメント

北海道で遭難事故のようなことが起こり、自然の中では、人は無力だと痛感しますね。
okkoさんは、雷鳥に遭遇の折に無事にご帰還されて本当に良かったですね。雷鳥のご加護だったかもしれませんね。
雷鳥が目の前に複数で現れるなんて神々しいですね。簡単に見ることができる鳥ではないですものね。
私は、見たことがありません。
そして、雷鳥の話題は、私にとってタイムリーです。
今日、朝から外が騒がしく、バンバンと撃ち合うような激しい音が鳴り響き、窓から見ると、ナント、鳩が二羽🐦何度も何度も戦っていて。
ビックリ⁉️したのです。くちばしや足で、すさまじく闘うので怖かったです。
雷鳥が群れて山に現れたのとは違いすぎる話ですが、鳥つながりで書いてみました。大変失礼しました。

ライチョウ

ライチョウに出会われたのも驚きですが、この岩だらけの斜面を登られたことのほうが、もっとびっくりです。

No title

西穂高に登られたというだけですごいことですが、雷鳥を複数目にするなんて素晴らしいですね。
いい思い出ですね。

Re: タイトルなし

蓮の葉 さま

鳩のお話、楽しかったです。それにしても騒がしいほどの
バトル・・・鳩はやはり大きいですものね。
しかし何を争っていたのかも興味があります。

Re: ライチョウ

nonohana626 さま

若いと言うのは怖いもの知らずということ
でもあるのでしょうね・・・。

Re: No title

aoikeshii さま

他の北アルプスや立山にも登りましたが
後にも先にもライチョウを見たのはこれだけです。
本当に貴重な体験でした。

No title

こんにちは^-^
去年だったかライチョウ保護のテレビをNHKで見ました。
何と猿がライチョウの雛鳥を食べてることがわかったらしいです。
大きくなるまで育てるのは、本当に大変で苦労されてました。

雷鳥のこれからは…

確かに4羽の雷鳥が確認できますね。
雷鳥といえば、学生時代(夏でしたが)富士山で雷鳥調査をしたことが思い出されます。
今、この時の同級生が長野県の雷鳥の人工ふ化に関わっています。
こうして人の手を借りないと次第に減少していく現状がとても心配です。
雷鳥の減少には様々な要因が絡んでいるでしょうが、
この先、明るい展望が開けることを祈るのみです。

Re: No title

あとほ さま

こんばんは。
NHKは見そびれましたが、猿がヒナを食べる話は
聞きました。猿も自分が生きるために必死なのでしょうが
残酷です。
保護活動をされている方、頭が下がります。

Re: 雷鳥のこれからは…

wagtail さま

雷鳥調査をされたなんてすごいです!!。
そしてご友人が人工孵化に関わっておられるとのこと、
私まで何かライチョウにつながった気がします(笑)。
自然繁殖での増加までの道のりは半端ではないのでしょうね。