どうも夏鎖芽羽です(≧∇≦)
夏休みになりました…といっても色々あるので体壊さない程度に頑張ります…

さて、今回紹介するのは「ニ周目の僕は君と恋をする」です!

ストーリー A
内容は、高校三年の夏、好きだった女の子常盤茉莉が消失した。彼女を喪った現実を受け入れられない神名崇希はひきこもり二十歳の誕生日を迎えた日に交通事故に遭う。するとなぜかニ年前の春、茉莉に出会う前に戻っていた⁉︎今度は茉莉とうまくやるために積極的に行動する崇希だが、茉莉の秘密を知り…とこんな感じです!
ファミ通文庫19周年記念企画の「ファミ通文庫ネクスト!」の作品。瑞智士記さんの作品は初めてでしたが、 すごく好みな青春ものでした!
冒頭は結構ガツンときますね…好きな女の子が突然消え、2年間もひきこもり、妹に激しい剣幕で迫られ、あげく交通事故で…喪うことで2年もひきこもるほど茉莉のことが好きなら…とかは置いておいてその願いが通じたのか2年前に戻ります。そしてまた茉莉に出会い恋をする…この展開は素晴らしい以外の何物でもないですね!独創的な踊りを見せる茉莉は美しく、崇希が惹かれるのもわかりますね…ちょっとずつ近づいていく2人の距離。甘すぎないでも酸っぱくなく苦くない。優しい青春は急変。一周目で茉莉が消えた時間に近づいていきます。明かされる過去、茉莉の秘密…この二つががっちりハマって個人的に大好きなラストに向かっていく瞬間は鳥肌が立ちました!と自分の中では好きな作品なんですけど、親友真島とか、茉莉の幼なじみの女の子吉沢は完全に消化不良なんですよね…ここは人によってはかなりモヤモヤすると思います…個人的にはすごく好きなんですけどね。

キャラ A
茉莉さんがとにかくいい女の子!白鳥のように舞い、恥ずかしいのを我慢して崇希にアピール!甘いものが好きで、女の子しすぎない…好みど真ん中でした!崇希はあんまり惹かれるところはなかったんですけど、最後のあのシーンは最高に青春してかっこ良かったですね!親友の真島、茉莉の幼なじみ吉沢はいいキャラだっただけにもうちょっと出番があっても…

今後の期待度 評価不能…
あとがきに一巻完結とあるのでこれで終わりみたいですね。いい感じにまとまっているので納得です。

どんな人にオススメか?
ループもの、主人公とメインヒロインの関係がピックアップされた青春ものが読みたい方は!親友キャラポジションの2人の扱いがやや消化不良気味なので気になる方はちょっと注意かもです…個人的には和遥キナさんのイラストも素晴らしく推していきたい作品なので気になった方々は!

それではこの辺で(≧(エ)≦。)

ISBN 978-4-04-734721-2