■ 爪もみとは!?
爪もみというと、素人では到底できない、難しい治療法に思えるかもしれませんが、本当にだれでも簡単にできて優れた健康効果が期待できる最強の「セルフケア」です。
テレビをみながら、お風呂にはいりながら、といった具合にスキマ時間を利用して手軽にできるのも「爪もみ」の大きな魅力です。しかし、どうせやるなら呼吸にも こだわってみましょう。
爪もみは、図にある各指の両角のツボを親指と人差指ではさみながら押します。そして、吸う時間の3~5倍程度の時間を掛けてゆっくりと静かに息を吐きながら爪をもむのがポイントです。
■ 深呼吸で自律神経のバランスが整う!
深呼吸をすることによって、吸う息は「交感神経」を、また、吐く息は「副交感神経」を刺激しますので、この二つの自律神経のバランスが整います。
そして、爪のもみ方についてですが、押し続けてもリズミカルに押してもOKです。
動画で実演していますので、ぜひこちらのやり方を参考にしていたただき、最強の健康法「爪もみ」を日常生活に取り入れてみてください。
■ 爪もみのやり方
基本的な爪揉みのやり方は以下のとおりです。
爪もみのやり方
1.爪の生え際の両角のツボを人差し指と
親指で挟んで押しながらもみます。
2.痛気持ちいい程度の刺激がベストです。
3.5本の指の爪めば免疫力アップ
4.一日3回(朝・昼・夜)
指1本につき約10~20秒程度。
5.食事前、食間に行う
6.薬指だけ交感神経を刺激するので、
寝る前に刺激しない。
7.インフルエンザ対策には、親指を少し
長めに揉んでください。
■ 爪もみの効果とは!?
仕事などの日常的なストレスによって交感神経が緊張しすぎると「リンパ球」が減少します。これにより、免疫力が低下してしまい、心と体は様々な病気を引き起こしやすい状態になってしまいます。
爪もみを行うことによって、交感神経に傾いていた自律神経の働きを、副交感神経優位に導くことができます。そして、リンパ球を増やしながら、徐々に免疫力を回復させる効果が期待できます。
自律神経のバランスが整うことで得られるメリットは計り知れません。爪もみで自律神経のバランスを整えて、免疫力を正常な状態にまで回復させることができれば、腰痛・肩こり・耳鳴り・不眠などの症状の軽減や解消することができます。
出典:blog.livedoor.jp
■ 各指の症状の対応
各指の症状に対応するのは以下のとおりになります。
■ 自律神経失調症を改善する爪もみのやり方
最後に土井治療院の院長先生が考案された自律神経失調症を改善する爪もみ療法のやり方を以下のとおりご紹介させていただきます。
▼ 自律神経失調症を改善する爪もみ『STEP1』
爪もみ療法は、爪の下の角の部分(画像では赤ペンで両角に印をつけています)を人差し指と親指を使って挟み込んで刺激します。(強く刺激しないで下さい)
親指から小指まで30秒ずつ刺激するのですが、薬指だけは行わないで下さい。(交感神経を刺激しすぎてしまうため)
▼ 自律神経失調症を改善する爪もみ『STEP2』
親指から刺激していきます。30秒経過したら次の指(人差し指)に移動します。
▼ 自律神経失調症を改善する爪もみ『STEP3』
人差し指を30秒刺激したら中指に移動し、中指が終わったら薬指を飛び越えて小指を刺激します。
▼ 自律神経失調症を改善する爪もみ『STEP4』
小指を終えたら、反対の手を同じく親指から刺激していきます。
【画像】 Pinterest
【画像】 wikiHow
【動画】土井治療院さんのチャンネル
自律神経失調症を改善するセルフケア(爪もみ療法)
■ 爪もみのやり方や効果のまとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
指を揉むだけでこれほどまでの効果効能が期待できるなんて、にわかには信じがたいと思いますが、手は体の一部ではありますが、血管や神経を通じて全てに繋がっているので指を揉むことで体調を整えることができるんですね。
指もみのメリットはなんといっても、場所を選ばずいつでも好きなときに気軽にできる点です。ちょっとしたストレス解消にもなるので、是非一度お試しください。