2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧

追伸

過日、このブログについて、近日中「退会」を予告いたしましたが、今回、本文中に、哀しいときは 「哀しみを怒りにかえて、書けよ図書館員!」 と、書いてしまいましたので、責任というか、なりゆき上、更新頻度は減りますが、前言をあえなく撤回し当面この…

なにも残してはならぬ 〜3月で図書館を去る方々へ

カレンダーがユーウツだった昨年 みなさま、カレンダーの取り替えはお済みでしょうか。 自分は、昨年の今ごろ、新しいカレンダーをみることすら、イヤでたまりませんでした… あの頃は、まだ現役図書館員。紙一重と申しますが、3月31日と4月1日のあいだ…

「国民読書年」の師走を銀河鉄道の車窓から

押し詰まりました。 今年を振り返って、驚いたことに読んだ(まともな)本は、ブックビジネス2.0 - ウェブ時代の新しい本の生態系作者: 岡本真,仲俣暁生,津田大介,橋本大也,長尾真,野口祐子,渡辺智暁,金正勲出版社/メーカー: 実業之日本社発売日: 2010/07/16…

元図書館員は死ななくてもよいが、いい加減なところで消えるべき

先のエントリにおいては、あのid:min-2fly様、id:nemurigame様、ほか多くの方々から、「ブログの退会*1」について温かいご意見をいただきました。厚く御礼申し上げます。 ご指摘いただきましたとおり、たしかにブログと日本図書館協会(=JLA)は直結して…

「督促にフタ」はよくないぞ。図書館にとっても利用者にとっても

ボツ(?)になった投稿を発表しますよ あれから2か月たちました 図書館雑誌 2010年10月号(Vol.104 No.10)所載の『督促』と称するコラム<窓>について、図書館の督促事務にかかる住民票請求について、住民票を交付する職にある著者の経験について、住民…

今年の自分と図書館情報学を振り返り、改めて感じる“この世の中紙一重”

師走になりました。市役所の窓口も混雑しています。 日々、常々感じることは、まさに「世の中紙一重」であることです。 今日も20件以上の届け出がありました。「出生届」「死亡届」を点検し、受付時間順に並べ、重ねていきます。 さきほど火葬許可書に捺し…

司書にとって、図書館学は不要ではない。更新しない司書が図書館学を不要にしてしまう。

先日のエントリでは、またしても総スカンを喰らうことを予定して今日のエントリを出すつもりでしたが、果たせるかな案外肯定的なご意見をいただき、自分としては嬉しくもありはします。 とにかく、専門職たる以上、専門知が必要なことは論をまたないことで、…

これから正規職員司書をめざす方へ

地方公務員試験の結果も発表されたことでしょう。 合格された方々、おめでとうございます。 意あって及ばずの方々、残念です。 さて、数年前のことです。 非正規職員(嘱託職員)司書のひとりが、休憩時間に、ぽっとつぶやきました。 「こんなこと(学科試験…

(昨日のエントリご覧の)司書のみなさん、大丈夫ですかー?

お詫びと開き直り 日ごろ当ブログをご覧いただいて、ありがとうございます。 12月3日づけ、本ブログ“図書館員にとって資料費はそれほど大事なのか?”については、Twitterやブクマで、感想を述べていただいたのは、実にありがたいことです。 私は、この不…

図書館員にとって資料費はそれほど大事なのか?

図書館員のボヤキがきこえてくる… 予算要求・折衝の季節(?)になりました。 きびしい経済・財政の中で、図書館員の悲鳴やボヤキが聴こえてきそうです。 「資料費こそ図書館にとって重要である」 「資料費こそすべて!」 と言い切る図書館員もいます。 たし…