100円ローソンが音を上げはじめた件について

ローソンストア100のお弁当、おにぎり、お惣菜が、ぐっとおいしくなりました!
店舗では、その変化をお客様につたえるため、売場のイメージを一新しています。

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 おれの体はだいたいAmazonで買ったミューズリーと、スーパーあおばで買った材料で作ったお好み焼きと、昼に100円ローソンで買ったなにか成り立っているといっていい。
 その最後の「なにか」であるところの100円ローソンの食い物が、ここのところ100円でなくなって困惑している。140円だの170円だのになってしまったのである。困った話だ。
 まあ、それでも結構な量の千切りキャベツが買えるからいいのだが。しかし、晩のお好み焼きでもキャベツを食うし、おれはキャベツばかり食べている。もしおれのような食生活をする民族がいて、他民族から蔑称で呼ばれるさいはキャベツに関するなにかになるだろう。「魔女の婆ァに呪われろ、このキャベツ野郎!」
 100円ローソンによる昼食がわりと健康的でもあると思うのは、野菜が採れるからだ。ほかのコンビニでは弁当+サラダなどの組み合わせでは予算オーバーである。食っていけない。
 それはいいが、ともかく2個で100円だったコロッケ(肉入りと称されている)や3個で100円だったコロッケ(野菜入りと称されている)も値上がりしたのである。まあ、衣はカロリーだし、あまり買わなかったが。
 しかしなんだ、衣といえば、容器が変わった。コロッケにしても、白いトレイに薄いラップで巻いてあるだけだったのが、ちょっと色のついたトレイになったりしている。それだけでも、わりと印象が変わるものである。
 そういえば、会社でも「100円ローソンは安いが、どう見ても不味そうだ。入ってみても、なにを買っていいかわからない」と言う人がいた。わからないでもない。おれはそういうものと割り切っていたが、やはり割り切る必要があるくらいの印象はあった。
 まあともかく、味がどうなったかなどおれにはよくわからないが、100円ローソンが値を上げはじめたのは確かなことだ。それでも、弁当+キャベツの千切り……一応はサラダ、ということでちらっとコーンやニンジンが入っている。あるいは、袋のものを買えば昼食として一人の人間が食べるには圧倒的な量のキャベツが買える……むろん、おれは主食がお好み焼きなのでキャベツ一玉からの割高というものはわかるが、おれは朝からキャベツを刻む気はない……という組み合わせでも、普通のコンビニの弁当一個以下の値段で買える。価格の優位はある。ただ、値上げしはじめた。
 これが何を意味するのか。タイトルにした、とりあえず変換で出た「音を上げる」なのかどうか。よくわからない。ただ、今のところおれが音を上げる必要はない。警戒しつつ静観というところである。あとは、100円引きシールの貼った弁当を、寿町のじじいどもと取り合って勝つ時間帯を見きわめること、これである。