河村亜希とは、チュンソフトから発売されたサウンドノベルゲーム『かまいたちの夜』シリーズの登場人物である。
ソバージュがかったショートヘアにトンボ眼鏡が特徴。知的さとボーイッシュさ、幼さを兼ね備えている。
が、「2」の開発資料には「亜希はこれといった特徴はなし!?」と書かれてしまっている。
以下ネタバレ注意!
渡瀬可奈子、北野啓子と合わせてOL三人組の1人。
気の強い加奈子とおっとりの啓子の間に立つ事が多い。
透からは「仕事が出来そうなタイプ」と評されるが、その実メンタルは不安定。
第一の事件でバラバラ死体が発見されると真っ先に泣き出し、取り乱して「プラズマよ、プラズマの仕業だわ!」と発言した。
後半では周囲への疑心暗鬼から三人で部屋にこもる道を選ぶが、待っているのはデッドエンドである。
加奈子・啓子と同じくフランス情報部(SDECE)の工作員として、伝説のスパイ「かまいたち」の確保を試みる。
「今夜かまいたちが現れる」というメッセージが部屋の前に置かれていたと騒ぎ、これに真理が反応してしまった為に同行者の透がターゲットに選ばれる。色仕掛けを迫った加奈子が何者かに殺されたのを知り、真理達を強襲するが説得され、一時的に共闘。しかし終盤の各陣営との争いに敗れ、拘束された。
ゲーム「かまいたちの夜」の登場人物。
唯一実在していない人物で、二人組を三人組にされた加奈子達から気味悪がられていた。
初日の夕食の席で停電した隙に、何者かによって用意された席に赤い塗料のついた車のオモチャと共に写真が置かれる。そこには「河村亜希 享年19歳」と名札が置かれていた。
一同が困惑する中でみどりだけが強く反応を示したが、その真相は終盤になって判明する。
亜希の正体は、小林今日子の生き別れの一人娘。
初婚の時にもうけた子だったが、前夫を交通事故でなくし、養子に出されていた。なお夫の小林は再婚である事を知っていたが、娘がいた事までは聞かされていなかった。
成長した亜希は偶然にも「シュプール」に宿泊予約を入れ、今日子は今更名乗り出るつもりもなく、ただその姿を一目見たいと願っていた。しかし当日になっても亜希は現れず、翌朝になって外に出た今日子は一晩中吹雪にさらされて瀕死の亜希が倒れているのを発見する。
亜希の死は事故として処理された。しかし今日子は最後に「はねられた……」という言葉を聞き、シュプールの宿泊客の誰かが運転する車にはねられて死んだのだと知る。
今日子は犯人を捜す為に小説を書き、たまたまそれがゲーム会社の目に留まってゲーム化、ヒット。しかし多くの人の目に触れた「物語」は、犯人を特定するには至らなかった。思いあまった今日子は「我孫子武丸」として容疑者達を無人島に招待したのである。
初日の出来事で犯人は宿泊客ではなく、従業員だったみどりと今日子は確信し、行動に出た。しかし……
河村亜希=菱田キヨ。
ミネルヴァ社による人体実験の生き残り。
啓子とは双子の姉妹だが、強力なサイコキネシスを得た代償として急速に老化が進んでしまった。生き残りの中では最も悲惨な境遇にあり、その分ミネルヴァ社への憎悪は強い。
心臓を握り潰し、腕をねじ切るなどは朝飯前。バッドエンドでの真理はもちろん、正岡や夏子はこの能力で惨殺され、監視役だった俊夫も腕をねじ切られて失血死した。
クリーナーとして送り込まれた美樹本洋介と対決し優位に立つが、真理達の邪魔立てで見逃さざるを得なくなった。様々な出来事の後に共闘する事になり、爆撃から逃れる為に噴水を使って脱出する。
しかし力を使い果たしてしまい、気絶していた所に現れた美樹本に二度銃弾を撃ち込まれ死亡した。
三日月館で透を出迎える人々と共に登場。
話しかけると結跏趺坐して空中浮揚しており、宗教や自己啓発をごちゃまぜにしたような、やたら高尚な発言を繰り返す。挙句の果てに透に「馬鹿の波動が出ている」「近くによらないで」「匂うのよ」と吐き捨てる。
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最終更新:2024/12/23(月) 15:00
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