香山夏美とは、チュンソフトから発売されたサウンドノベルゲーム『かまいたちの夜』シリーズの登場人物である。
茶髪のショートヘアに派手なメイク、露出の多いファッションが特徴。
身長160cm。年齢について透は当初「自分(21歳)より若い」と推測していたが、22歳らしい。
「2」においてはメインシナリオよりサブシナリオの方が恵まれた役割を与えられている。特に陰陽篇での活躍は目覚ましい。
2002年に行われた『かまいたちの夜2 プレミアムサイト』上でのキャラクター人気投票ではなんと三位を獲得している。
以下ネタバレ注意!
村上つとむと正岡慎太郎のせいで場がギスギスしてきた中、香山さんに引き連れられて登場。
親子ほども歳が離れた夫婦ということで、失礼にも財産目当てと邪推した透に真空の膝蹴りをお見舞いするなどインパクトを残す。
第二の犠牲者。
若い頃から良い環境で育っておらず、窃盗癖を抱えていた。
第一の事件に前後してちょいちょい姿を消し、理由を問われると「最近便秘気味でトイレに通っている」と話す。しかし実はその時間、盗み目的で他の宿泊客の部屋をあさっていたのだった。
管理人・菱田キヨの部屋を物色している最中、老人に似つかわしくない特殊な緑色のマニキュアを発見。
そこへ戻って来たキヨと鉢合わせ。「もしかしてあんたが正岡さんを殺したんやないの」と発言したのが災いし、巻いていたキツネの襟巻で絞殺されてしまった。
死後、都合良く偶然わらべ唄の二番「女郎蜘蛛」に当て嵌まっていることから、見立て殺人に偽装される。しかしその手には証拠となるマニキュアを握っており、同じものを持っていたみどりに嫌疑がかかってしまう。
後に「すべての事件の犯人である我孫子武丸」とされてしまうが、それもまた真犯人の偽装だった。
岸猿伊右衛門の怨霊による九執の儀式を察知した人物。
対抗手段を晴れるかと思った矢先、喉が渇いたとして向かった先のキッチンで、生きたまま焼殺されるという無残な最期を迎える。その後黒焦げの悪霊として復活、香山の両目をえぐり取って殺害したが、その際に「見んといて」と悲しげに呟いており、無残な姿になった自分を見せたくないという悲しい想いが伺える。
選択によっては早期に真相に気づき、伊右衛門の「本体」を見つける為、透達の体に耳なし芳一のごとく呪文を書きつける。
これが加護となり、透達は三日月館に隠されていた伊右衛門の死体を破壊する事に成功。何人かの犠牲を出しつつも、それ以上の犠牲が出る事なく生還する。
洗脳により能力を封印されていたが、ある要因によって覚醒。春子を超能力で殺害し、悲しむ香山に寄り添う形で社長の後妻に収まった。
他の生き残りである可奈子らにミネルヴァ社への復讐を持ちかけられるが、安定した生き方を望んで断った為、亜希のサイコキネシスで惨殺される。
色情霊に惑わされて透にとんでもない事をする真理達と異なり、まっとうな状態で登場。
呆れ果てながらも「悪霊ハンター・お夏」としての正体(とミニスカ着物&お札装備)を露わにし、祈祷によって色情霊を祓ってくれる。しかし正気に戻った真理達は一転、透をフルボッコにしてしまい……
なお選択で「このままでいいです」を選んだ場合、彼女はそのまま自室に帰ってしまう。が、色情霊の影響は男性陣にも及び、その結果……アッー!
死後、香山の夢に助けを求めるように現れ、そのことで彼に大掛かりな供養を決意させる。
実は岸猿伊右衛門の呪いのせいで館で死亡した他の奴隷たち同様、霊体で縛り付けられ成仏できずにいた。同じく霊体となった香山を、生前苦しめられたはずの正岡とともにサポート。伊右衛門を打ち破ることに大きく貢献する。
……一年後、館が取り壊された三日月島には、かつて香山が夏美に手向けた桔梗の花が辺り一面に咲き誇っていた。
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最終更新:2024/12/23(月) 19:00
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