村上つとむとは、チュンソフトから発売されたサウンドノベルゲーム『かまいたちの夜』シリーズの登場人物である。
表面上の性格は一時期ハリウッド映画のお決まりセリフだった「小男はプライドが高ーい」。
以下ネタバレ注意!
久保田夫妻や北野啓子と渡瀬可奈子などと一年半ぶりに再会した後に登場。この時点で腕を組み目の端をヒクつかせているなどいきなりイラついている。
招待しておいて姿を現さない我孫子武丸に集まった一同一激高しており何かあるたびに使用人の菱田キヨに突っかかっていた。婆さんいじめんな!
言い方にいちいち棘があり頑固なこともあって、特に同じく新キャラの正岡慎太郎や香山夏美とはギスギスした感じにもなったが言ってること自体は割と正論だったりする。
船長から聴かされたわらべ唄のメロディーをワンパターン古臭いと切って捨てるなど日本の古典音楽はお気に召さないらしいが廃村となった底蟲村には強い興味を示していた。
夏美が絞殺されているのが発見され香山さんと取っ組み合いになりかけるなどしたがわらべ唄の見立てにならないからか犠牲にはならずに済んでいる。
キヨが死んだ後はムスッとした表情で貧乏ゆすりを続けてるなど他の面々同様事件と島に閉じ込められた影響で精神的に疲弊した感じを魅せながら待機していた。
その正体は実行犯である小林今日子の実弟。生き別れた姉から子供がひき殺されたことを聞かされ、姉からは反対されるも強い意志で自らも手助けを希望し今日子の復讐計画に参加。
食事の時の照明やミイラを使った偽の死体が調べられそうになるのを罵倒で牽制するなど今日子の手助けをするも透にトリックを見破られ姉の「今回の事件は私一人でやりました」という擁護を「すべての罪を姉さん一人に被せるわけにはいかないよ」と言って観念。
巨大な津波が島に来襲する直前、「丘から姉たちの最期を見届けたい」と美樹本の反論を遮って丘に残ることを選択。そのまま波にのまれたのか、遺体も見つからなかった。
ヒットメイカーとして毎回期待通りの“名曲”を量産するも才能が枯渇し、自身に変化を与えてくれる第三者の登場を待ちわびている人物として描かれる。そして、殺人計画を練っている姉が登場し自身の曲作りのために参加を決める。
ひたすら憤慨し可能な限り尊大な態度でいることで「村上つとむ」という男のイメージを浸透させたり、演出家兼監視役としての役目しか与えられなかったことから復讐計画への熱が冷めていき轢き逃げ犯と断定できるような人物が現れないことを密かに願ったりといった苦悩など、本編ではあまり描かれなかった一人間としての村上を濃密に描いている。
2のメインシナリオの粗への突っ込みや自身のセリフの裏側、登場人物への評価など村上ファンなら必見の文章が目白押し。
実は前作の津波を湖のほとりのポンプ小屋でやり過ごして生存していた。とある事情から香山春子と男女の関係になるなど巧みに甘い汁を吸い、まるで『かまいたちの夜』から抜け出して来たかのような田中一郎風の変装をして一同を翻弄。岸猿家の財宝のため香山さんを撲殺するなど暗躍するが、透たちが事件を早期に解決できない場合、更なる漆黒の意思を持った登場人物にアッサリ殺されてしまう。
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最終更新:2025/01/11(土) 06:00
最終更新:2025/01/11(土) 06:00
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