ノーマルタイプ 単語

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ノーマルタイプ

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「ノーマルタイプは いいのよ!」
「じゃくてんが すくなくて つよいのよ!」

「とくいな あいてが いないから たいへんだけど……」
カビゴンはとおせんぼした!

ノーマルタイプとは、ゲームポケットモンスターシリーズに登場するポケモンタイプの一つである

概要

エキスパートトレーナー

アカネ センリ アロエ チェレン イリマ アオキ
アカネ センリ アロエ チェレン

タイプ相性




攻撃側のタイプ












































ノーマル ×
ノーマル/
ほのお
×
ノーマル/
みず
×
ノーマル/
でんき
×
ノーマル/
くさ
×
ノーマル/
かくとう
×
ノーマル/
どく
×
ノーマル/
じめん
× ×
ノーマル/
ひこう
× ×
ノーマル/
エスパー
×
ノーマル/
ゴースト
× × ×
ノーマル/
ドラゴン
×
ノーマル/
あく
× ×
ノーマル/
フェアリー
× ×






































攻撃側のタイプ

※ 防御側のタイプ名をクリックすることで、そのタイプの組み合わせを持つポケモンの一覧へ飛ぶことができます。




防御側のタイプ





































ノーマル

×

主な技

  1. ぶつり技
  2. とくしゅ技
  3. へんか技(自分)
  4. へんか技(相手)
  5. へんか技(その他)
  6. シナリオなどで役立つ技

ぶつり技

おんがえし / ぶつり技 威力1~102 命中100 PP20~32
この技を使ったポケモンのなつき度が高いほど威力が高くなる。

やつあたり / ぶつり技 威力1~102 命中100 PP20~32
この技を使ったポケモンのなつき度が低いほど威力が高くなる。

威力の計算式
おんがえし : なつき度[0255]×2/5
やつあたり : (255-なつき度[0255])×2/5

(どちらも端数切捨て。威力は1未満にはならない。)


 最大で威力102、命中100PP32という恐るべき性を誇るノーマル物理力技。さらに基本的にわざマシンを使えないポケモンらを除いたほぼ全てのポケモンが習得可で、わざマシンは時間さえあればいくらでも複数入手が可。第2世代以降多くのノーマルポケモンメインウェポンとして使われてきた。最大威力にするにはなつき度を限界まで上げるか下げておく必要があるが、努力値を稼ぐ段階で大体はなつき度MAXに達するので、対戦で使う分にはあまり気にする必要はい。
 ただし、通信などでポケモンを移動するとなつき度はリセットされてしまうので注意(第6世代以降はおやに戻った場合は元のなつき度のままなので問題はない)。忘れて通信させた直後にバトルフロンティアや対戦に出さないように。
 第8世代ではなつき度廃止されなかよし度に能が統合。これにより同世代で発生したわざのリストにおんがえしとやつあたりも巻き込まれてしまう。多くのノーマルポケモンにとって大打撃となってしまった。

 ポケモン不思議のダンジョンでは、「かしこさ」が低い段階でのやつあたりが、入ると一時的にレベル1、かしこさ初期状態に戻るダンジョンで活躍する。多くのポケモンが覚えられ、ステータスに一切関係なく敵に固定ダメージ「45」を与えられるステータスの低いポケモン達の救世主。なんだかひどく陰惨なイメージの冒険になるが是非覚えさせたいところ。

すてみタックル / ぶつり技 威力120(第1世代でのみ100) 命中100 PP15~24
この技を命中させたポケモンは、その際相手に与えたダメージの1/3のダメージを自分も受ける。

 高い威力を持つ反動技の元祖。1/3という決して無視できない反動ダメージはあるが、より威力をめる場合は、おんがえしよりもこちらが選択される。
 多くのとくせい「いしあたま」持ちが自力で覚え、その場合はノーリスクの威力120命中100技となるが、いしあたま持ちにノーマルタイプはおらず、所詮は弱点を付けないタイプ不一致技に過ぎないため、とくせいが「いしあたま」であるからと言って、理にこの技を組み込もうとする必要はい。

 教え技になっており、多くのポケモンが覚えられるが、GBA版限定のため、第4世代以降のポケモンは覚えられず、また、DP版以降のタマゴ技とは両立不能。第2世代においても初代技マシン限定技であり、メガトンパンチメガトンキックなどと並んで「前作からの引継ぎ」に縁のある技である。
 

 余談だが、基本的にわざマシンひでんマシンの使えるポケモンならでも覚えられる類の技でありながら、ビリリダママルマインにだけは、初代からこの技を覚えさせることはできない。生きた爆弾マルマインに危なっかしくてすてみの攻撃なんてさせられないということだろうか。
(その割に初代では「とっしん」の方は覚えられたが…)

からげんき / ぶつり技 威力70 命中100 PP20~32
使ったポケモンが、「どく」「もうどく」「まひ」「やけど」のいずれかの状態のとき、威力が2倍になる。「やけど」の際の攻撃半減を無視する。

 サトシのじまんのワザ。「むこうみず」はまだい。サトシポケモンがこの技を実際に使ったこともまだい。これも基本的にわざマシンひでんマシンの使えるポケモンであるなら何のポケモンであっても覚えさせることが可

 「どくどくだま」「かえんだま」と併せて、自発的に状態異常になるのを狙って使うと有効。初手でまもる、みがわり状態異常の効果発動→からげんき連発が代表的なコンボねむり、まひ等の致命的な状態異常を防ぎつつ、高い威力の技を連発できる。

 特にオオスバメリングマラッタといった、とくせい「こんじょう」「はやあし」持ちノーマルに使わせた場合の火力は半端ではなく、相性の良いポケモンを出さないとあっさりひねり潰されてしまうだろう。ポイズンヒールキノガッサ状態異常と併せて使わせるのも有効。
 XYから「からげんき」を使う際には「やけど」の際の攻撃半減を無視出来るようになったため物理アタッカーの「やけど」対策としてもたせることも多くなった。

 ちなみにとくせい「こんじょう」とは異なり、威力2倍の効果に「ねむり」は対応していないのでねむねごのコンボは出来ない。

でんこうせっか / ぶつり技 威力40 命中100 PP30~48
すばやさに関係なく確実に先制攻撃をする。(優先度+1)
お互い同じ優先度の先制技を使った場合は現時点でのすばやさが高い方が先制する。

 第4世代以降、タスキ潰しとして活躍している先制技の元祖。純ノーマルポケモンでこの技を覚えるポケモンは意外と少なく、でんきタイプひこうタイプの、素イメージを持つポケモンたちが覚える。きあいのタスキなどで残り僅かとなったHPを削り切るのに便利。

 一切弱点を突けずゴーストには効化されるので他の先制技とべると見劣りするが、その分覚えるポケモンは多い。

 低いレベルで覚えるため、シナリオでも初期から使う機会は多いと思われる。シナリオの進行においてタスキ潰しを考慮する必要はないので、より高威力の技を覚えたらそちらに切り替えるといいだろう。

 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズではピカチュウ必殺技として登場。瞬間移動しつつ、通過したルート上にいる相手にダメージを与える技で、に場外に出されてしまった時の復帰技として使われる。移動距離は他の移動技とべてもかなり長く、さらに移動中に一度だけ方向転換が可

 アニメではサトシのピカチュウが使用する。相手の攻撃を回避しつつ接近して、そのまま攻撃に転じるのがな役割。クローズアップされることは少ないが、すばしっこく、小回りが効くというピカチュウキャラ付けに貢献している縁の下の力持ち的な役割。

しんそく / ぶつり技 威力80 命中100 PP5~8
すばやさに関係なく確実に先制攻撃をする。(優先度+2 第4世代までは+1) 
お互い同じ優先度の先制技を使った場合は、現時点でのすばやさが高い方が先制する。

 高威力の先制技。発動条件のふいうちゴースト効化されてしまう点は少し気にかかるが、他の先制技の2倍の威力を持ち、単純にきあいのタスキ潰しに留まらない活躍が期待できる。性上、こうげきを上げる技との相性が良い。

 ノーマルタイプの中に覚えるポケモンは少ないが、タイプ一致でかませばハッサムテクニシャンバレットパンチを上回る威力120相当。とくせい「はりきり」のトゲキッスメインウェポンと言える。
 また、アルセウスやしんそくマッスグにつるぎのまいやはらだいこを使わせた後のしんそくは非常に強力。読まれやすく、隙も大きく、ポケモンの入手自体も難しいが、それらがいるなら一度はやってみたいところ。

 ブラック・ホワイトでは、発動の優先度が+2にされ、仕様変更されたフェイントと並んで、ねこだましブラック・ホワイトで優先度+3に変更)に次ぐ速度先制攻撃が可となっている。でんこうせっかバレットパンチ(優先度+1)などよりも確実に先に撃てるため、しんそくが使えるポケモンは間接的に強化されているといえる。

ダブルアタック / ぶつり技 威力35 命中90 PP10~16
2回連続攻撃。

 2回連続攻撃…なのだが、それでも実質威力70命中90であり、単純な性ではおんがえし、やつあたりには遠く及ばない。しかし、とくせい「テクニシャン」持ちのポケモンに使わせた場合は、攻撃一発一発に補正がかかるため、威力105相当とおんがえし、やつあたりをえる威力になり、さらにあいてのみがわりを壊しつつダメージを与えることが可。命中は低いものの、サンダースなどのみがわりの使用頻度の高い俊足紙装甲系の相手に相性が良い。

 エテボースへの進化条件でもある。他の進化条件技である、マンムーげんしのちからベロベルトのころがるが進化したら即お役御免となる中、この技はエテボースそのものの代名詞的な技となっている。

がむしゃら / ぶつり技 威力--- 命中100 PP5~8
受けたポケモンの残りHP-使ったポケモンの残りHP分のダメージを与える。
相手のHPがこちらのHPより少ない場合、この技は失敗する。

 要は「相手のHPを、自分の現HPと同じ値になるまで下げる技」と考えれば良い。じたばたきしかいせいと混同しやすいが、全く違う性質の技なので注意。これは攻撃・防御関係のステータスに全く関係せず、またこちらのHP満タンでも効果を発揮する。
 そのためダブルバトルではあえてレベルが極端に低い(=最大HPが低い)ポケモンにこれを覚えさせ、トリックルームで最速になり、補助技をしかけつつ、がむしゃらをばら撒くという戦い方もある。

 きあいのタスキや先制技を持たせたポケモンに使わせると相性が良い。先制攻撃を受けるもタスキ発動でHP1→がむしゃら使用→次のターンに先制技でとどめというのが理想的な流れ。よくこのコンボが「Lv1コラッタでもLv100のミュウツーを倒す方法」などとして紹介されたりする。実戦では読まれやすいのでそう上手くいく事はなかなかいが……

 なお、あくまで「相手の残りHP-自分の残りHP分のダメージを与える攻撃技」であるため、ちょうはつで封じることはできず、カウンターで跳ね返される。また相手のみがわりに使った場合には、相手と使い手のHP差次第で、みがわりが壊れたり壊れなかったりする。

 ちなみに、上手くすれば確実に相手のHPを狙った値にするということで、ポケモンの捕獲にも便利。伝説のポケモンなどに挑む前に、などであらかじめHPを1にしたこの技を覚えたポケモンを用意しておくことで、簡単に相手のHPを1に減らすことが可。「みやぶる」持ちを用意しておけばギラティナにも有効。

いかりのまえば / ぶつり技 威力--- 命中90 PP10~16
相手に、残りHPの1/2(端数切捨て)のダメージを与える。
相手のHPが1の時は、1のダメージを与える。

 相手のHPを半分にする技。とどめを刺すには全く向いていないが、どんなにこちらに攻撃力がくとも、どんなに相手が耐久力に優れていようとも、どんなにこちらと相手で相性が悪かろうとも、確実に大きなダメージを狙える。
 自身の攻撃能も、受けてきた相手との相性も関係なく深手を負わせられるということから、耐・サポート寄りのポケモンから、アタッカーにまで多くのポケモ愛用される。

 また、相手のHPが半分以下の時に威力が上がる技、しおみずとのコンボも存在する。ただし、この技1発だけでは相手の最大HP奇数の時、HPがギリギリ半分以上残ってしまうため、あられ」と組み合わせて、もう一押しを狙うのが有効。このコンボの代表的な使い手にトドゼルガがいる。

 元はコラッタ専用技。(第4世代ではビッパ系・パチリスも使えるようになっていたが)元々覚えるポケモンが少なく、対戦においてはあまり注されていなかった。しかしHGSSにおいて教え技となり覚えるポケモンが大幅に増え、それに連れこの技の評価も上がった。

 相手のHPが2以上であれば、とどめを刺してしまうことはいため、ポケモンを捕獲するときにも(特にみねうち、がむしゃらい初代では)重宝する。不意に狙いのポケモンが出てきたときに役立つ……が、欲りすぎると普通に倒してしまうためやり過ぎは禁物。

だいばくはつ / ぶつり技 威力250(初代では170) 命中100 PP5~8

じばく / ぶつり技 威力200(初代では130) 命中100 PP5~8

この技を使ったポケモンは、使用後ひんし状態になる。
ダブルバトルでは使ったポケモンを除く敵味方全員に当たる。
受けたポケモンのぼうぎょは、一時的に1/2として計算する。(第4世代まで)

 自らひんしになる代わりに相手に大ダメージを与える技。表示上の威力は250(200)だが、第4世代までは密かに特殊な補正がかかっているため(後述)、実際の威力はさらに高い。ノーマル耐性持ちでなければ耐えることはほぼ不可能。与えるダメージに使い手の残りHPは関係しないため、ピンチに陥った時に使うのが基本。
 また、あまごやにほんば、トリックルー、リフレクター等を使い終え、目を終えたサポート役が、後続にダメージを残さず、速やかに退場するためにも使われる。

 ブラック・ホワイト登場の第5世代以降、自爆技にかかっていた隠し補正(相手の防御力を半分としてダメージ計算)が削除されてしまい、通常の攻撃技と同じ計算方式となっているため、実質的な弱体化を受けている。簡単に言うと第4世代までの大ダメージの半分しか与えられないため、ノーマルタイプでないポケモンの「困ったら大爆発」戦法は通じにくくなっている。

 とくせい「すいすい」「ようりょくそ」や、わざ「トリックルーム」、または持たせるどうぐとの組み合わせ次第で、さらに爆発を狙える機会が増える。特にピンチに陥った時一回だけ先制攻撃できるイバンのみとの相性はバツグン。逆に相手のメタグロスベロベルトなどのポケモンHPが中途半端に残った時は、この技が先制で飛んで来る事を警しておこう。

 ダブルバトルにおいては、威力が若干落ちるとは言え十分過ぎるほどの威力を持ち、お互いの得意不得意を覆して相手を落とす事が可な点、上手く決まればこちら一匹の犠牲で相手二体を持っていける可性もある事から、シングルバトルよりもさらに使用頻度が高い。ダブルバトルにおいて、メタグロスカビゴンが高い使用頻度を誇る一因でもある。味方の巻き添えはまもるを使うことや相方ゴーストにする事で防ぐことが可ヤミラミ等に「フェイント」を使わせて理やり相手の「まもる」を突破するという作戦もある。

 ちなみにダブルバトルで、相手のポケモンが二匹ともすでに瀕死状態で戦闘にいない場合は、「相手がいない」として空気を読んで爆発しない。よって相手がいないのにわざわざ爆発して瀕死になったのは自分のポケモンばかりと言う最悪の事態に陥ることはない。

じたばた / ぶつり技 威力20~200 命中100 PP15~24
使ったポケモンの残りHPが少ないほど威力が上がる。

使ったポケモンHPの割合
(残りHP/最大HP)
威力
32/48以上 20
17/4832/48未満 40
10/4817/48未満 80
5/4810/48未満 100
2/485/48未満 150
2/48未満 200

 一発逆転を狙える大技。とは言え、いつも都合良くHPが僅かに残ったりはしないので、何らかのわざとのコンボを狙う必要がある。
 その代表的なものが「こらえる」や「みがわり」を使ってあえて自身のHPを残り僅かにし、体力が減った時、自身のすばやさを上げる具「カムラのみ」を 発動させ、高いすばやさからの一発逆転を狙う「こらじた」「みがじた」コンボであり、第3世代では猛威を振るった。
 しかしきあいのタスやこだわりスカーフの存在により先制技の需要が高まり、また候あられ、すなあらしの強化がされた第4世代以降は、先制技やすなあらし一発であっさり退場してしまうこのコンボの使用率はめっきり下がってしまい、それに伴いこの技を見かける機会も少なくなってしまった。
 イバンのみを使うパターンもある。そちらの場合、発動比較的安定はするが1ターンしか効果がい点に注意。

 なお、マッスグマは、みがわりで自らのHPを削りつつカムラのみを発動させ、隙を突いてはらだいこを使用し、こうげき6段階上昇最大威力のタイプ一致じたばたを使用する、いささかオーバーキル気味のコンボが使用可(通称コンボ)。
 決まればHP振りメタグロスすらも効果半減をぶち抜いて一撃で蹴散らす威力を誇るが、読まれやすい上に「すなあらし」「あられ」、相手のきあいのタスキなど弱点も多い。実戦で使うには他のポケモンサポート必要不可欠

ねこだまし / ぶつり技 威力40 命中100 PP10~16
使用するポケモンが、戦闘に出た直後の1ターン目である時にのみ成功する。
すばやさに関係なく確実に先制攻撃をする。(優先度+3 第4世代までは+1
お互い同じ優先度の先制技を使った場合は現時点でのすばやさが高い方が先制する。
攻撃が命中したとき、相手を確実にひるみ状態にする。

 先制攻撃+確実にひるみ状態にすることにより、相手に技を使わせず確実にHPを少し削ることが出来る技。相手のきあいのタスキノーリスクで潰すことが可。とくせい「テクニシャン」持ちに使わせるとさらに強力になり、特にとくせい「テクニシャン」のエテボースねこだましは、柔らかいポケモンであれば、HPを3050%ほどざっくり持っていく恐ろしい威力を誇る。
 不利な相手と鉢合わせした場合でもとりあえず交代前に様子見で使っておく。という手もある。

 ただし、相手は技を使えないと言うだけであり、ポケモンの交代は可である。この技の使用を読まれて交代されると、はがねタイプいわタイプゴーストタイプをほぼ傷で呼ぶことになってしまい、こちらがかえって不利になってしまうことも多々ある。そのため、これが使える状況だからと言って無条件ねこだましを使う。というのも少々考え物である。(特に相手の控えが豊富にいる6対6戦では注意。)

ブラック・ホワイトではねこだましのわざの優先度が+1(でんこうせっかなどと同速)から+3に変更され、しんそく・フェイント(優先度+2)をえる第5世代での最速先制技となっている。また、少し忘れられがちであるが、あくまでひるみ技の一種であり、せいしんりょく、りんぷん持ちには通用しない。クロバットマルチスケイルでないカイリューうっかりねこだまししてしまわないよう気を付けよう。また、第8世代ではダイマックスを使われるとどんなポケモンもひるみ効になるため注意。

 ダブルバトルでも戦闘に出た直後に限るとは言え、相手1体の行動を確実に封じることが出来るというのは魅力。相手の初手爆発を防ぎつつ一気に決めると言ったこともできる。

 技の名前からの連想かネコポケモンがよく覚える。しかしよくよく考えるとは騙されるほうでは………?

つのドリル / ぶつり技 威力--- 命中30+レベル差 PP5~8

ハサミギロチン / ぶつり技 威力--- 命中30+レベル差 PP5~8

攻撃が命中すると、一部の効果が発動している場合を除き、相手を一撃でひんし状態にする。
お互いの回避率・命中率の補正の影響を受けず、
使ったポケモンのレベルが相手より高ければ高いほど命中率が上がる。
相手の方がレベルが高い場合は通用しない。

 一撃必殺技の一つ。あくまで攻撃わざの一種であるため、ほろびのうたの様に問答用でひんしにする訳ではなく、みがわりには防がれるし、きあいのタスキも発動する。
 また、自分よりレベルの高いポケモンには通用しないという効果もある。50フラットが基本になる第3世代以降の対戦では、ほとんど気にされる事はいだろうが、ダブルバトルレベルの低いドーブルを使う際や、トリックルームを利用するパーティにおいて、更なる遅さをめてあえてレベルを低くしたポケモンを使う時は一応覚えておきたい。

 この技の通用する範囲はそこそこ。これらの技を覚えるポケモンには、こうげきが元々高いポケモンが多いため、この技の性質とはあまり噛み合わない気もするが、この技の存在が受けに来た相手に与えるプレッシャーは大きい。また、グライオンがすながくれ・みがわり等で守りを固め、ハサミギロチンを連発する恐ろしい運ゲーを展開することも。

こうそくスピン / ぶつり技 威力50(第7世代までは20) 命中100 PP40~64
攻撃が命中したとき、
まきつく、しめつける等の拘束技を受け、交代できず継続ダメージを受けている状態、
自身のやどりぎのタネ状態、こちらの場に撒かれたまきびし、どくびし、ステルスロックを解除する。
(第8世代以降)更に、自分のすばやさが1段階上昇する。

 補助技的な攻撃技。威力にはさほど期待できないが、まきつく等の拘束技、やどりぎのタネ、まきびし等の設置技の三種を解除することができる。中でも最も重要なのは設置技を解除できる点であり、特にこれらの技の使用頻度の高い6対6のシングルバトルでの対戦をする時は、この技を使えるポケモンを、一匹は入れておきたい。
 第8世代では威力が増加し、すばやさが必ず上昇する効果まで追加されて大幅強化された。

 攻撃技であるがゆえにちょうはつで封じられたりはしないが、攻撃技であるがゆえに、この技が回避されたり、ノーマル技を効化するゴースト相手に使ったりした場合、この技の追加効果は発動しないので注意。

フェイント / ぶつり技 威力30(第4世代では50) 命中100 PP10~16
すばやさに関係なく確実に先制攻撃をする。(優先度+2 第4世代までは+1
相手の「まもる」「みきり」状態を無理やり解除してダメージを与える。
相手がそのターン「まもる」「みきり」を使用していない場合、この技は失敗する。(第4世代まで)

 第4世代に登場した特殊な先制技。第4世代では、シングルバトルではほぼ役に立たないが、ダブルバトルでその価を発揮する技の一つだった。技自体の威力にはほぼ期待できないが、この技を受けて「まもる」「みきり」を解除されたポケモンはそのターン終了時まで防備になるため、「だいばくはつ」等の、何が何でも相手にぶち当てたい『本命』の技がある時の布石として使用される。
 フェインが失敗した場合は、それはそれで相手がまもっていないという事なので、同じ相手に「フェイント」と別の技を同時に使うことで、相手に防がれることなく確実に技を決めることができる。

 第5世代では威力が50→30に低下した代わりに、相手がまもるやみきりを使っていなくても攻撃が命中するように仕様変更された。これによってシングルバトルでも使える先制技となっているが、フェイントを覚えるポケモンはほとんどが他の威力に勝る先制技も使えるため、フェイントが積極的に採用されるかというと厳しい。

 ちなみに、この技の優先度は相手にかける類の中ではねこだましに次いで速い「+2」のため(でんこうせっかふいうち等の先制技は+1)、初手のねこだまし以外では、使う際にすばやさを考慮する必要はない。例え特性「あとだし」のヤミラミが「フェイント」、イバンのみを発動させたメタグロスが「だいばくはつ」を使っても、ヤミラミフェイントの方が優先される。また、第5世代からはしんそくも優先度+2となっている。

きりさく / ぶつり技 威力70 命中100 PP20~32
急所に当たりやすい。

 初代ピカチュウバージョンにおいて猛威を奮った急所技の代表格。今でこそ地味な扱いであるが、初代においてはとんでもない性を持っていた。なにしろ「急所に当たりやすい」の効果が「当たりやすい」とかそういう次元ではない。すばやさ種族値×4(256以上にはならない)/256。つまりすばやさの「種族値」が64以上であれば255/256確率急所に当たるという、もはや対戦に出るポケモンであればが使っても確実に当たるといって良いレベルであった。

 ちょっと使えばもが気づく程の壊れ技であったが、ニンテンドウカップ98までは肝心の使い手がケンタロススターミー等の素の力の高いポケモンに押されがちであり、あまり使われることはなかった。大会出場経験のある種類のポケモンがあらかた禁止されたニンテンドウカップ99では、タイプ一致でこの技を使える数少ないノーマルポケモンであるペルシアンが一躍脚を浴び、この技ともども活躍をした。

 第2世代以降は異常急所率はを潜め、ノーマルタイプなどがレベルアップ半ばで覚える中位技程度の扱いに収まっている。一応第6世代からはカモネギが「ながねぎ」をもって使うと確実に急所に当たる。

のしかかり / ぶつり技 威力85 命中100 PP15~24
攻撃が命中したとき、3割の確率で相手を「まひ」状態にする。

 初代では、数字の上では、毎ターン使えるノーマル技の中では最も優秀な性の技。その安定感ゆえにはかいこうせんでとどめを刺すまでの繋ぎとして、ケンタロスはかいこうせんとこの技の両方を覚えさせるプレイヤーも多くおり、はかいこうせん仕様が変更されたポケモンスタジアム2を使用した99カップでは、きりさくに次ぐノーマルタイプの力技として八面六臂の活躍をした。

 第2世代以降はおんがえしすてみタックルに押されがちで今ひとつ立たない存在であるが、追加効果じめんタイプやちくでん持ちにもまひが狙え、地味に強力。カビゴンが最速サンダース相手に先制を狙えるようになったりするため、運に自信があれば入れてみるのも面い。また特性「てんのめぐみ」なら麻痺になる確率が6割になるので、メブキジカノココッチでんじは/へびにらみと選択で麻痺技も兼ねた攻撃技として入れることも。
 なお第8世代でのおんがえ廃止により、ノーマルタイプの専用技でない命中安定無反な物理技はのしかかりが最高威力になったため、すてみタックの反動が気になるノーマルポケモンにとっては再びこの技主力技になることに。

ずつき / ぶつり技 威力70 命中100 PP15~24
攻撃が命中したとき、3割の確率で相手をひるみ状態にする。
(フィールド) フィールド上にある特定の木を揺らすことが出来る。
木を揺らすと野生のポケモンが落ちてきて戦闘になることがある。

 野生ポケモンを捕まえるための技その1。陸上つりざおと考えていいだろう。この技を使うことでしか(そのバージョンでは)入手できないポケモンもいる。また、場所によって落ちてくるポケモンは異なるため、いろんな場所のいろんな木でず つきを試すとよい。
 夜になると、野生ポケモがねむり状態のまま落ちてきたりして何かと芸が細かい。

 攻撃技としての能は、威力こそおんがえしに劣るものの、威力70命中100で、ひるみ3割というのはそれほど悪くない性シナリオにおいては、ノーマルポケモンメインウェポンとしてそれなりに使える。とくに特性「てんのめぐみ」ならひるみ6割と普通に強力な性になるため、対戦でもメブキジカノココッチでんじは/へびにらみとセットまひるみ戦法を仕掛けてきたりする。

しぜんのめぐみ / ぶつり技 威力80~100 命中100 PP15~24
持っているきのみを消費して攻撃。
持っているきのみによって技の威力とタイプが変わる。
きのみを持っていないとき、この技は失敗する。

使用するきのみと威力・タイプの対応表
125 2650 5167
No. きのみ タイプ 威力
1 クラボのみ ほのお 80
2 カゴのみ みず 80
3 モモンのみ でんき 80
4 チーゴのみ くさ 80
5 ナナシのみ こおり 80
6 ヒメリのみ かくとう 80
7 オレンのみ どく 80
8 キーのみ じめん 80
9 ラムのみ ひこう 80
10 ボンのみ エスパー 80
11 フィラのみ むし 80
12 ウイのみ いわ 80
13 マゴのみ ゴースト 80
14 バンジのみ ドラゴン 80
15 イアのみ あく 80
16 ズリのみ はがね 80
17 ブリーのみ ほのお 90
18 ナナのみ みず 90
19 シナのみ でんき 90
20 パイルのみ くさ 90
21 ザロクのみ こおり 90
22 ネコブのみ かくとう 90
23 ポルのみ どく 90
24 ロメのみ じめん 90
25 ウブのみ ひこう 90
No. きのみ タイプ 威力
26 トマのみ エスパー 90
27 モコシのみ むし 90
28 ゴスのみ いわ 90
29 ラブタのみ ゴースト 90
30 メルのみ ドラゴン 90
31 ノワキのみ あく 90
32 シーヤのみ はがね 90
33 カイスのみ ほのお 100
34 ドリのみ みず 100
35 ベリブのみ でんき 100
36 オッカのみ ほのお 80
37 イトケのみ みず 80
38 ソクノのみ でんき 80
39 リンドのみ くさ 80
40 ヤチェのみ こおり 80
41 ヨプのみ かくとう 80
42 ビアーのみ どく 80
43 シュカのみ じめん 80
44 コウのみ ひこう 80
45 ウタンのみ エスパー 80
46 タンガのみ むし 80
47 ヨロギのみ いわ 80
48 カシブのみ ゴースト 80
49 ハバンのみ ドラゴン 80
50 ナモのみ あく 80
No. きのみ タイプ 威力
51 リリバのみ はがね 80
52 ホズのみ ノーマル 80
54 ロゼルのみ フェアリー 80
55 チイラのみ くさ 100
56 リュガのみ こおり 100
57 ムラのみ かくとう 100
58 ヤタピのみ どく 100
59 ズアのみ じめん 100
60 サンのみ ひこう 100
61 スターのみ エスパー 100
62 ナゾのみ むし 100
63 ミクルのみ いわ 100
64 イバンのみ ゴースト 100
65 ジャポのみ ドラゴン 100
66 レンブのみ あく 100
66 アッキのみ フェアリー 100
67 タラプのみ あく 100

 持っているきのみによって様々なタイプの攻撃が出せる技。基本的にわざマシンを使えるポケモンであればどのポケモンでも覚えさせることが可。ぶつり版めざめるパワー……と言うには実質一発限りでしか使えなかったり、持たせる具が固定されてしまったりするため制約が多い。メインウェポンとするにはあまりに不安が多いので、サブウェポンとして狙う相手をハッキリ決めた上で覚えさせたい。

 できるならしぜんのめぐみに使ったときのタイプ・威力と、きのみそのものが持つ効果とで一石二鳥を狙いたいところ。チイラのみやカムラのみと相性が良いほか、特定タイプダメージを半減させるNo.36「オッカのみ」No.52「ホズのみ」との相性も良好。

 第6世代でフェアリータイプが追加されたが、技タイプでェアリーを出せず威力が60に固定されためざめるパワーとは異なり、こちらは威力変動の仕組みを引き継いでいる上にフェアリータイプも出せる。 

ギガインパクト / ぶつり技 威力150 命中90 PP5~8
この技を使ったポケモンは、技を命中させた場合、その次のターンは、技を使う事も交代することも出来ない。

 とくしゅ技となったはかいこうせんに代わって登場した、ノーマルタイプの反動付きぶつり技。覚えるポケモンはかいこうせんとほぼ同じで、基本的に最終進化系と、伝説のポケモン、初代で進化ポケモンであったポケモンたちが覚えられる。
 ノーマルタイプは高威力技の充実したタイプであり、使われることは少ないが、とくせいのせいで元々2回に1回しか攻撃できないケッキングが使用することも。ただし、とくせい「なまけ」の効果とは違いこの技の後は交代すらできなくなってしまうため、ケッキングで撃てば全くのノーリスクというわけではない。

 ちなみに、ダイヤモンド・パール発売前情報ではでんきタイプエレキブルがこの技を使っているシーンがたびたび開されており、おかげでこれをでんきタイプの技と思っていた人も少なくなかった。

とくしゅ技

めざめるパワー / とくしゅ技 威力60(第5世代まで30~70) 命中100 PP15~24
使ったポケモンの個体値によって威力、タイプが変わる。

 ポケモンによって一匹一匹異なる個体値を参照し、威力とタイプが決定される技。増田部長の得意技。ただし元がノーマルタイプでありながらノーマルタイプにはならない。また、後発で出てきたフェアリータイプにもならない。基本的にわざマシンを使えるポケモンであればどのポケモンでも覚えさせることが可

 すなわち、どんな種類のどんなポケモンであっても、個体値次第で、ノーマルタイプ以外のあらゆるタイプの威力60のとくしゅ技を使用可であると言うこと。うまくすれば氷技を使えるでんきタイプなんかを生み出すことができる。
 主にとくしゅ技中心のポケモンに、自分の弱点をフォローするためや、対ドラゴンタイプのためのサブウェポンとして使われる。前述のでんきタイのめざめるパワー(氷)・草)や、みずタイのめざめるパワ(電気)、くさタイのめざめるパワー(炎)等が有名か。第5世代までは個体値によって威力が変わる面倒な仕様ながら最高威力70で廃人たちがこぞって厳選したが、第6世代からは威力が60で固定になって廃人たちはみなショックを受けたとか。「どうせなら70で固定して欲しかった…」

 過去の威力、タイプの計算式など、より詳細な説明については記事めざめるパワー参照のこと

 サブウェポンとするのが基本であるが、第3世代まではくさタイプむしタイプギャラドスなど、この技をメインウェポンとせざるを得ないポケモンは多くいた。第5世代でもサンダーボーマンダボルトロスなど高威力特殊飛行技を覚えないポケモンではメインウェポンにされている場合がある。

 おんがえし・やつあたりと同様こちらも第8世代ではリストラされてしまい、多くのポケモンが大打撃を受けてしまった。
 BDSP以降は復活自体はしているが、アンノーン専用技という立ち位置に収まっている。

トライアタック / とくしゅ技 威力80 命中100 PP10~16
攻撃が命中したとき、2割の確率で相手を「まひ」「やけど」「こおり」のいずれかの状態にする。

 数少ないノーマルタイプのとくしゅ技の一つ。ポリゴン系のメインウェポン追加効果は個別に判定されるわけではなく、まず2割の確率追加効果が発動するかどうかが判定され、その後さらに「まひ」「やけど」「こおり」のどれになるかが選ばれる。

 初代では三角形をぶつけるだけな技であったが、第2世代以降からは、電気、炎、氷の3種類の線をまとめて放つと言う設定になっており、技のエフェクトもやたらと手に。第3世代以降で覚えるポケモンドードリオダグトリオジバコイルなど3匹1セットポケモンらとオニスズメ系、ポリゴン系。多くのポケモン電気技も炎技も氷技も使用不可能なのに何故かこの技だけは使用可であったり。
 とりあえずジバコイ貴方はお願いですから氷光線だけ個別で放ってください。

 50フラットではないLv50戦では、ポリゴン系にこの技を使わせるにはGBA作品から連れていくしかないため、狙った特性と両立するのは少々難しい。どちらの特性であっても腐るわけではないのが救い。また、特性が「てんのめぐみ」のトゲキッスに使わせた場合、高威力なうえに4割の確率追加効果が発動する頼もしい技となる。しかしポケモンXD仕様上(XDで入手したポケモンが、第4世代以降で進化した場合、例え元からとくせいが二つあるポケモンでも、とくせいが変わることがある)、厳選はポリゴン以上に困難を極める。しかし、それだけの苦労が第6世代のトゲキッスタイプ変更によって全て泡に帰してしまった。厳選した方々にはかなりの悲報であった…。なお、第8世代では基本技として覚えることができるようにまでなった。

 初代では追加効果に「まひ」が発動する。とされていたが、設定ミスかただの通常攻撃となっており、覚えるポケモンが違うだけのPPの少ない「かいりき」といったような性であった。
 第2世代以降からは個性的な追加効果を持つようになったが、おんがえ、すてみタックルに押されがちであり、第4世代になってようやく日目を見た感がある。

ハイパーボイス / とくしゅ技 威力90 命中100 PP10~16
通常攻撃。とくせい「ぼうおん」持ちには効かない。ダブルバトルでは相手2体に当たる。
(第6世代以降)「みがわり」を貫通してダメージを与える。

 デメリットノーマル特殊技の中では最強だった。ゴニョニョ系・プリン系など、音に関係するポケモンが覚える。第3世代では、ダブルバトル時相手2体に当たるぐらいしか特徴のい技であったが、第4世代以降は特殊寄りのノーマル力技の一つとなっている。

 特性「ぼうおん」持ちの最終進化形はバクオングマルマインバリヤードジャラランガに加え夢特性トリデプスユキノオーバッフロンの7種。夢特性持ちは他の特性の方が優秀で、対戦での使用頻度は高くないポケモンが多いためとりあえず頭に入れておけば問題ない。

 第6世代ではノーマルタイプの技を別のタイプの技として使える特性フェアリーキン」「スカイキン」「フリーズキン」が登場。威力90×特性補正1.3×一致補正1.5=175と、一致威力120技に迫る火力ノーリスクで連発できるため、ニンフィアメガサーナイト、特殊メガチルタリスメガボーマンダメインウェポンとなっている(第7世代では特性補正が1.2倍に下がったが)。

ばくおんぱ / とくしゅ技 威力140 命中100 PP10~16
通常攻撃。とくせい「ぼうおん」持ちには効かない。「みがわり」を貫通してダメージを与える。
ダブルバトルでは自分以外全員に当たる。

 第6世代で追加された、デメリットや溜めなどがい技の中で最強の威力を誇る技。ゴニョニョ系・ペラップなど、音に関係するポケモンが覚える。威力140で命中100PPも10ありみがわり貫通、と異常ともいえる破格の性である。ノーマルタイプが弱点をつけないからこそ実現できたと言えよう。

 タイプ不一致も一致93相当と十分な火力が出るほか、ペラップバクオング、第7世代で特攻が上昇したオオスバメ(と、ドーブル)がタイプ一致で使用でき、凄まじい威力になる。音技の威力を上げる特性を持つストリンダ―も覚え、タイプ一致とまではいかないにしてもかなりの火力が出せる。「ハイパーボイス」と同様、特性「ぼうおん」持ちのポケモンには効かないため、バクオングミラーマッチで戦況硬直なんてことが起こるかもしれない。

スピードスター / とくしゅ技 威力60 命中---(初代では100) PP10~16
(第2世代以降)使ったポケモンの命中率、相手の回避率に影響されず、確実に命中する。
(第1世代のみ)そらをとぶや、あなをほるを使用している相手にも命中する。

 元祖必中技。必中といえど、威力は低く弱点も付けないため、非力な印がある。しかし、とくしゅにしたとくせい「テクニシャン」持ちのペルシアンエテボースに使わせた場合は、威力90必中と、「はどうだん」並みの性を持つため、力技の一つとなりうる。

 初代から存在するノーマル技の一つ。初代において猛威を奮っていたかげぶんしん対策……にはなっていなかった。初代では回避率を上げている相手には普通に外れちゃいます。

はかいこうせん / とくしゅ技 威力150 命中90 PP5~8
この技を使ったポケモンは、技を命中させた場合、その次のターンは、技を使う事も交代することも出来ない。
(第1世代中期まで)この技であいてのとどめを刺した場合、この技の反動を無視できる。

 「カイリュー はかいこうせん

 ワタルが大好きな技。HGSS以前までの本編では、すべてのポケモンはかいこうせんを覚えさせていた。 → 参考:ポケモンwikiexit
最近はとくしゅ技になったせいか別の技に浮気気味。

 じばく、だいばくはつを除けば、初代のぶつり技で最も威力の高い技であった。さらに恐ろしいことにバグ仕様か、この技でとどめを刺した時に限り反動無視することができ、特にケンタロスが使う「はかいこうせん」は、持ち前のステータスと相まって猛威を奮った。また同族対決対策としてサンダースフーディンですらもこの技を使うケースは多かった。とどめを刺した後もきっちり反動がくるようになったポケモンスタジアム2以降はきりさく、のしかかりに座を譲った感がある。

 以降はおんがえしの登場もあり、あまり使われることはなくなったが、第3世代ではケッキングの切り札として、第4世代以降はポリゴンZの切り札として使われることがある。また第6世代では特性フェアリーキンフリーズキンをもつアマルルガニンフィアメガサーナイトたちによって威力1.3倍(第7世代では1.2倍)されたフェアリーこおりタイプ破壊光線ぶっぱなされている。もちろん反動はあるが威力は折り紙つきである。

 完成されたポケモンのみが覚えられると言う事なのか、覚えるポケモンは基本的にほぼ全ての最終進化系と伝説のポケモン、初代で進化ポケモンだったポケモンたち。第2世代以降は、新たな進化系が登場する可性を考慮してか進化ポケモンは基本的に覚えられなくなった。

 アニメではサトシカビゴンドンファンの決め技となっているほか、サトシたちにやられて吹っ飛ばされたロケット団が、吹っ飛ばされた先で反動しにはかいこうせんを乱射するギャラドスリングマの群れに追い回されるというのがよくあるパターンとなっている。


参考動画

粉砕!玉砕!大喝采!

ぎゅうた無双
ポケスタではよくあること

へんか技(自分)

みがわり / へんか技 PP10~16
現在のHPから最大HPの1/4分のHP(端数切捨て)を削って、みがわりを作る。
みがわりは、削ったHPと同量のHPを持ち、相手の攻撃技を、この技を使ったポケモンに代わって受け止める。
みがわり状態の時、多くのへんか技や技の追加効果を受けない。
現在のHPが最大HPの1/4以下の場合、この技は失敗する。

みがわり状態の相手に効化される
へんか技・追加効果特性など

状態異常にする技・追加効果全般
力を低下させる技・追加効果全般
こんらんにする技・追加効果全般
交換防止技
心の状態になる技
その他攻撃技の追加効果全般
  • どろぼう・はたきおとす・まきつく・むしくい等
その他状態異常に似たもの全般
  • あくむ・あくび・いえき・かいふくふうじ・
    さしおさえ・やどりぎのタネ
アイテム交換技
コピー
受けたポケモン
状態異常を参照する技
その他
  • 自分の使用する「きあいパンチ」の集中が途切れる状態
  • いたみわ
  • つぼをつく(みがわり状態の自分に使用しても失敗)・
  • バトルに出てきた相手のダウンロード(発動しない)
  • みがわり状態である方が持っている、
    効果抜群の技を半減するきのみ
    及び、ナゾのみ、ジャポのみ、レンブのみの効果。
  • みがわり状態である方のどくのトゲ
    せいでんき・ほのおのからだ・ほうし

みがわり状態の相手にも通用する
へんか技・追加効果特性など

技にを与える技

による全て

強制交換技

連れ系

技を使った側のポケモン
が起こる追加効果の大半

 (いずれも、使った側・使われた側の
 どちらにみがわりがあって無効化されない) 受けた技や効果に対する

カウンターとして発動する特性

場全てにがある技や追加効果

こちらの力等を参照し、

自分にを与える技・特性

○○○スワップ系

メロメロ状態

みやぶる系

相手の予知系の特性

  • よちむ・きけんよち・おみとおし

その他


 最大HPの1/4分のHPを削って、その分のHPを持つ分身を作る。一見ただけでは何に使うのかイマイチつかみ辛いが、実際はとても汎用性の高い技。これも基本的にわざマシンを使えるポケモンであればどのポケモンでも覚えさせることが可耐久から速攻ポケモンまで広く使われている。

 みがわりが残っている限り攻撃技(一撃必殺技含む)ではひんしにならず、へんか技の大半を受けない。相手がへんか技や交代を使ってくるタイミングにうまくこの技を使用できれば、次のターンでは相手の攻撃を気にせず自由に動くことができ、その後の展開を有利に運ぶことが可。基本的に一発に賭けるタイプの相手に対して相性が良く、また、状態異常混乱、やどりぎのタネ、力低下技、一撃必殺技に依存した技構成の相手であれば、みがわりるだけで非常に有利に戦える。さらに相手のだいばくはつやおきみやげ、オーバーヒート等を最小限の被害でしのぐことも可

 また、この技からのコンボが非常に豊富。みがわりった上で「いばる」を使い、いばるデメリットを軽減する「いばみが」、同じく混乱技「あやしいひかり」と併せる「あやみが」、「やどりぎのタネ」と組み合わせ、ターンを稼ぎつつみがわりで削ったHPを補填する「やどみが」、後攻でみがわりを作り、みがわりにした状態できあいパンチを確実に決める「みがきあ」など。みがわり状態のままバトンタッチして後にみがわりを繋いだりもできる。

 とくせいとの組み合わせも多く、「すながくれ」「ゆきがくれ」の効果とみがわりを併せ、さらに前述のいばみがで動きを封じたり、「つるぎのまい」で無双を狙う嫌らしいコンボや、とくせい「アイスボディ」持ち(トドゼルガ)に使わせ、たべのこしアイスボディ、まもるの併せ技により、みがわりで削ったHPを丸々補填する、通称無限トドと呼ばれるコンボもある。

 また、使うとHPが減るという点を逆手にとったコンボも多い。素ポケモンが使えば、自らHPを確実に安全に減らせるという点から、HPが減ると効果を発揮するきのみや、とくせい「しんりょく」、「もうか」、「げきりゅう」、「むしのしらせ」持ちとの組み合わせが相性が良い。中でもどうぐ「チイラのみ」「ヤタピのみ」を持たせて、あえてみがわりを使い続けて自身のHPを削る「みがチイ」「みがヤタ」が代表的。また、4回使うとギリギリHPがわずかに残るように調整しておき、「じたばた」「きしかいせい」「がむしゃら」を使う「みがじた」「みがきし」という戦法もある。

 弱点はみがわりを貫通する上に戦略が成り立たなくなる「アンコール」、「ちょうはつ」、「ほえる」や、みがわりを壊した上でさらに攻撃が飛んでくる複数回攻撃技。逆に言えばそれを持っていない相手に対しては優位に立てる。

 初代では「はかいこうせん」を上回り、わざマシンの中では最も必要なコインの多いゲームコーナーの賞品となっていた。期待に胸膨らませコインを集めようやっと覚えさせた技が、みがわりを作るだけというよく分からない技であった時のプレイヤーの心やいかに。

第6世代では、音系の技に「みがわり」を貫通する効果が付き、また特性「すりぬけ」にも同様の効果が付いたため、万全とも言えくなった。

じこさいせい / へんか技 PP5~8(第4~第8世代までは10~16 第3世代までは20~32)

なまける / へんか技 PP5~8(第8世代までは10~16)

自分のHPを、最大HPの1/2分回復する。

 シンプル体力回復技。自らのHPノーリスクで大幅に回復させる。じこさいせいから名前を取って、この手の技を全部合わせて通称「再生回復」などと呼ばれたりもする。
 ツボにはまれば、相手をこちらのポケモンを突破することが不可能な状況に追い込むこともでき、持久戦をするタイのポケモンであれば、是非欲しい技。ただし火がインフレ気味の第4世代以降は、この技があっても普通に突破されかねないケースも増えてきているので過信は禁物。使うときは余裕を持っておきたいところ。
 速のポケモンの場合、使っても直後の相手の攻撃で一気に半分近く減らされることも少なくないため、使用率は落ちる。

 難点は「ねむる」と違って相手の状態異常技には力な点。特に「どくどく」なんかを決められた日には泣くしかない。保険としてラムのみを持たせておいてもよい。

ミルクのみ / へんか技 PP5~8(第8世代までは10~16)

タマゴうみ / へんか技 PP5~8(第8世代までは10~16)

自分のHPを、最大HPの1/2分回復する。
(フィールド)パーティの他のポケモンに、自分のHPから最大HPの1/5分のHPを分け与える。
現在のHPが最大HPの1/5以下の時、フィールド上の効果は使用できない。

 ミルタンクハピナス等が覚える再生回復技の一種。覚えるポケモンはいずれも耐久力に優れたポケモンなのでこの技の存在はうれしい。
 また、フィールドで使用すると、自分のHPを分け与えることが可。使い手の性格を体現したような性だが、シナリオでは多くの場合回復アイテムで事足りるので、フィールド上での効果を役立てる機会はエメラルドバトルフロンティアバトルチューブぐらいか?
 なお、HPが1/5以下の時は分け与える効果は「たいりょくが たりません……」と出て使用できない。ひでん技が使えない時の「ここでは つかえません」のような事務的な文章とは異なり、なんだかとても悲しげな文面が印深い。

 エメラルドの教え技で、ピィ系やトゲピー系にも習得させることが可。ベイビィ系のピィトゲピータマゴを産むのはどうかという気がしないでもない。
 状態異常等でダメージを受けなくなるとくせい「マジックガード」のピクシーに覚えさせた場合の相性は良いが、すてみタックルと同じく実現するには運が絡む(ピィピッピGBAタマゴうみを覚えさせる→DS進化させ、とくせいがマジックガードになるのを祈る)。
 トゲキッスに使わせる場合は「はねやすめ」と選択になる。こちらが単純な再生回復技であるのに対し、向こうはひこうタイプが消えるという効果がある。どちらを選んでも一長一短なので、どちらを使うかはプレイヤー次第か。

ねがいごと / へんか技 PP10~16
次のターン終了時、自分のHPを最大HPの1/2分回復する。
ポケモンを交代していた場合、交代後のポケモンがその効果を受けることができる。回復量は記事参照。
(使ったポケモンが倒されてしまった場合は、効果を受けることはできない。)

 回復みらいよち。クセはあるがサポート技としては強力な技。覚えるポケモンも、イーブイ進化系や、ピクシーライチュウのような妖精系のポケモンなど、サポート向きのポケモンが多い。

 時間差で回復をする技だが、まもると併用することによって擬似的な再生回復技として利用可。また、回復効果が来る前に交代をすることで、使い手だけでなく味方を回復させることもできる。回復効果により、交代先のポケモンの負担を軽減させることが可。使い手がひんしになった場合もちゃんと後続を回復させられるので最後っのように使うことも出来る。


 第4世代までは、回復量は「ねがいことで回復する時点でのポケモンの最大HPの半分」だったが、第5世代からは「ねがいごとを使ったポケモンの最大HPの半分」に変更されており、使うポケモン次第で後続のポケモンを大回復させるコンボを使うことが出来るようになった。例えば、高い最大HPを持つママンボウなどは適任である。

いやしのすず / へんか技 PP5~8
味方全員の、「ひんし」以外の全ての状態異常を治す。
とくせい「ぼうおん」持ちには効かない。

 状態異常を治療する技の一つ。ミルタンク妖精ポケモンが自力やタマゴ技で覚えるほか、HGSSの教え技追加により使い手が大きく増えた。技スロットは少々厳しいが、再生回復技もちにこの技を持たせておくと、耐久力はさらに強化される。

 この技の大きな特徴として、使ったポケモンだけではなく、味方全ての状態異常を解除することができる点がある。ねむらされようがまひやどくをまかれようが、この技一発で解除できるのは非常に強力。特に使用するポケモンの数が多く、バトルが長引きやすい6vs6戦では、後半までこの技を持ったポケモンを残しておくと心強い。

 似た技である「アロマセラピー」とは、ぼうおん持ちにも効くか効かないかというところで異なる。基本的にはアロマセラピーの方が優秀といえるが、実質ほとんど気にはならないだろう。

つるぎのまい / へんか技 PP30~48
自身のこうげきを2段階上げる。 

 攻撃力を大きく高める技の一つ。一回使うだけでこうげきが2倍になる。ただし耐久力や素さが上がったりはしないため、攻撃の機会が増える訳ではない。
 有名なのはバトンタッチとの組み合わせで、ハッサ、テッカニン等に使わせ、うまくHP満タンの、攻撃技も豊富なぶつりポケモンに繋げれば無双を狙うことができる。

 そのまま攻撃するならグライオンエアームド等、技の威力と耐久力が共に優れたポケモンに使わせたい。すながくれ等こちらの身をまもる手段があればなお良く、特に「すながくれ」「みがわり」発動時のガブリアスに使わせると悪そのものである。第7世代以降では、特性によりほぼ確実に1回分の行動が保されるミミッキュによく搭載されている。

はらだいこ / へんか技 PP10~16
現在のHPから最大HPの1/2分のHPを削り、こうげきを限界まで上げる。
現在のHPが最大HPの1/2以下の場合、この技は失敗する。

 つるぎのまいがさらにった性になったもの。使えば無条件に6段階上昇状態(補正し時の4倍のこうげき)になるのは凄まじいが、その分デメリットも半端でない。いくら耐久力自慢のポケモンでも自分のターンに自らHPを半分削る+みがわりのような防御効果は一切なし。というのはあまりに辛い

 使用前後に一回は相手の行動を許すことになるため、考えしに使うと、はらだいこ直後に殴られひんしになったり、逆に使う前に相手の攻撃により使い手のHPが半分を切り不発におわるなど、「使っただけ」に終わることは覚悟しておきたい。

 安定してこの技を使いたいなら他のポケモンやどうぐサポート必要不可欠。上手く決まればその破壊力は他のではない。この技を使うならそのまま3タテを狙いたいところなので、使うならすばやさが高いポケモンや、タイプ一致の先制技があるポケモンにさせるのが有効。有名なのははらだいこアクアジェットマリルリやはらだいこしんそくマッスグマなどである。また、鈍足ながら耐久力が高く、オボンの実+特性で削った以上のHP回復できるヨクバリスも強力な使い手。

たくわえる / へんか技 PP20~32
自身のぼうぎょととくぼうをそれぞれ1段階ずつ上げ、1つたくわえる。
最大3つまでたくわえる事ができ、たくわえた量によって「のみこむ」「はきだす」の効果が変わる。
3つたくわえている時、この技は失敗する(能力も上がらない)。
「のみこむ」「はきだす」使用後、この技で上昇したぼうぎょ、とくぼうは元に戻る。

 1つたくわえると同時に、ぼうぎょ、とくぼうを共に上昇させる技。「のみこむ」、「はきだす」の準備段階の技と言えるが、肝心のそれらの性が対戦で使うには頼りないので、実際は耐久寄りのポケモンがぼうぎょ、とくぼう上昇効果を当てに、たくわえっぱなしでそのまま戦うことが多い。その場合、HP回復は「のみこむ」よりも、「ねむる」や(覚えられるなら)「じこさいせい」等に頼った方が難。

 コスモパワーと似た技だが、他の積み技と違い上昇させる事ができるのは3段階までで、たくわえをリセットしようと「のみこむ」、「はきだす」を使うと上昇させた力まで元に戻ってしまう……と、コスモパワーべて制約が多い。しかし、そもそも覚えるポケモン自体がまるで異なるので劣化コスモパワーとは言われない。

 第3世代では力上昇効果がく、本当にたくわえるだけだった。その割にやたらと高レベルで覚えるので、何も知らずにシナリオで「のみこむ」、「はきだす」と共に覚えさせてしまい、後にその扱い辛さに辟易することも。

かげぶんしん / へんか技 PP15~24 自身の回避率を1段階上げる。 

 回避率を上げる技。スピードが必要そうなイメージがあるが、基本的にわざマシンを使えるポケモンであればどのポケモンでも覚えさせることが可。一回使えば相手の命中率は75に落ちる。一見すごそうだが結局外れるかどうかは運次第であり安定はしないため、みがわりやすながくれ、ゆきがくれと併せて使うなど相乗効果を期待したいところ。なお、とくせい「たんじゅん」のビーダルドンメルココロモリに使わせれば、1ターンにして相手の命中率が60に落ちる。

 初代では現在よりも回避率、命中率の補正が大きく、ちょっと使えばあっという間に相手の攻撃が当たらなくなり、多くのポケモンが習得可。同じく多くのポケモンが習得可などくどくとのシナジー効果、さらに、タマムシデパートでたったの1000円で購入可というお手軽さなどから多くのポケモンに使われていた。
 さらにお互い積む前に仕留めきれず、この技を積みあったままにらめっこになってしまった場合、最悪一試合50ターン、60ターンの長丁場になるのが当たり前という恐ろしい環境を生み出してしまった。それが問題視されたのかポケモンスタジアム2からは現在と同じ仕様となっており、以降使用率は落ち着いている。

ちいさくなる / へんか技 PP10~16(第5世代までは20~32)
自身の回避率を2段階上げる。ただし、技『のしかかり』『ふみつけ』『ドラゴンダイブ』『シャドーダイブ』『ハードローラー』『ゴーストダイブ』『フライングプレス』は必ず命中し威力2倍で受けるようになってしまう。 

 かげぶんしんより回避率上昇の幅が大きいものの、特定の技に弱くなるというデメリットを持ったしい技。
 初代からあった技だが当時は回避率の上昇が1段階止まりで、かげぶんしんよりPPが多い(第5世代まで)他はこれといって特徴もなく、あま目立たない地味な技であった。
 しかし第5世代で回避率2段階上昇に仕様変更されると評価は一変。一度積むだけで攻撃を受ける確率が60%になるという壊れ性となり一躍脚を浴びた。

 他の積み技と併用するなどして一方的に相手を嵌めることもできる非常凶悪な技であり、そのためか第6世代からはちいさくなる状態の相手に対して威力が2倍になる技が増え、必中効果も加わった(それまでは象の技がふみつけとハードローラーのみで、必中効果はなかった)。しかし象の技は使い勝手のあまりよくない技がほとんどであるのが悔やまれるところ。

 主な使い手はハピナ(輝石ラッキー)、ピクシ、スターミ、シャンデラなど。またフワライやドーブはバトンタッチで味方に回避率上昇を引き継ぐことができる。

 ちなみにバトンタッチで引き継ぐのは回避率だけで「ちいさくなる状態」は引き継がないため、バトン先にふみつけなどを使っても必中にはならないので注意。

からをやぶる / へんか技 PP15~24
自身のぼうぎょととくぼうを1段階ずつ下げ、こうげき・とくこう・すばやさを2段階ずつ上げる。 

からをやぶる」の記事を参照。

バトンタッチ / へんか技 PP40~64
自身が受けている能力の変化、補助効果を受け継いだまま交代する。

受け継がれる補助効果
メリット効果
デメリット効果
その他

 文字通り力変化を引き継がせ、味方に「バトンタッチ」する技。ステータスの上昇だけではなく、みがわりやくろいまなざしも引継ぎ可メリット効果だけではなく、受けたこんらんややどりぎのタネまでも引き継いでしまうため注意が必要。また第5世代以降は、以前は引き継いでいたくろいまなざしやクモのすが、後続に引き継がれなくなったため、「くろまバトン」などの呼ばれる戦術は使えなくなっていることに注意されたし。

 バトンタッチの使い手は、耐久力かすばやさに優れ、且つ積み技の豊富なポケモンが向いている。ハッサムテッカニン等が有名。
 受け手には少なくとも二匹分の活躍をしてもらいたいため、素能力が高く、また攻撃技がバリエーションが豊富な、いわゆるアタッカーと呼ばれるようなポケモンを選びたいところ。手間かけてバトンタッチして出したポケモンが、はがねタイプ相手に止まった。なんていう事態は避けたい。 「ほえる」などの強制交代技対策にとくせい「ぼうおん」、「きゅうばん」持ちを選んでも白い。

 バトンタッチの交代先のポケモンは、バトンタッチが効果を発動した時点で選べるため、たとえ引き継げる力がくても相手の交代のターンにあわせてバトンタッチを使えば、相手の出したポケモンに有利なポケモンを後だしすることが可。たとえ積み技を持っていなくてもそれを当てにこの技を入れるという選択もアリ
 また、すばやさの低いポケモンが使えば、相手の攻撃を受けてか無傷で新たなポケモを戦闘に出すことが出来る。

まもる / へんか技 PP10~16
この技を使用したターン、相手の技を確実に回避する。
連続で使用し続けると失敗しやすくなる。一度失敗すると成功率は元に戻る。

 相手の技を1ターン全に防ぐことができる技。これも基本的にわざマシンを使えるポケモンであればどのポケモンでも覚えさせることが可

 シングルバトルではターンを稼ぐ事を的に、どくどくややどりぎのタネ、いばるプレッシャーと併用して相手を徐々に追い詰めるために用いたり、とくせい「こんじょう」「ポイズンヒール」持ちのポケモンなどが、自らかえんだま、どくどくだまの効果を発揮させるために用いられる。

 ダブルバトルでは多くのポケモンに使われており、ほぼ必須と言われてもいい使用率を誇る(ただし、すばやさ次第ではみがわりの方が優先されることも)。狙われそうなポケモンに使わせることで、もう一匹を自由に動かせることができる。また、相手のだいばくはつをこの技でしのいだり、また、味方のじしん、だいばくはつ等の巻き添えを防いだりも可

 2ターン連続の使用は危険が伴うため、「まもる」を使った直後のターンの相手のポケモンを狙って集中攻撃を仕掛けたり、あえて狙われそうにない方に補助技を仕掛けたり、いきなり手を出さず「あまごい」「トリックルーム」等でこちらに有利に運ぶ技を使ったり、「まもる」そのものを「ふういん」で封じたりとこの技を巡る駆け引きは多い。

 成功率に関しては、詳細な表はややこしくなるので割愛とりあえず4回連続までは成功率は半分になっていき、(100%50%→25→12.5)、また、5回以降はほぼ成功しなくなる(0.2%以下)。と思っていい。
 ちなみに「みきり」「こらえる」と交互に使っても、これらの技は三種合わせて連続に使用したものとみなされるため、成功率をキープすることは出来ない。XYからは2回の成功率が30%となったため2回以上の成功はかなりの博打になってしまった。

 第7世代のZワザや第8世代のダイマックスわざに対してはこの技では防ぎきれず、本来受けるはずだった1/4のダメージを受けてしまう(逆に言えば、受けるダメージを1/4に軽減できる)。

こらえる / へんか技 PP10~16
この技を使用したターン、攻撃技でひんしになるダメージを受けても、HPが1だけ残るようになる。
連続で使用し続けると失敗しやすくなる。一度失敗すると成功率は元に戻る。

 使用したターンHPが必ず1残るようにする……と言っても、シングルバトルではそれ以外にそのターン何が出来るわけでもないので、この技単体ではほとんどただの自滅技。この技の価は、HPが減った時に効果を発揮する他の技やとくせい、どうぐと組み合わせた時に発揮する。ちなみにこれも基本的にわざマシンを使えるポケモンであればどのポケモンでも覚えさせることが可

 有名なものがHPが減った時すばやさが上がる「カムラのみ」との組み合わせ。ここから「じたばた」「きしかいせい」「がむしゃら」と併せて大ダメージを狙ったり、「みちづれ」「だいばくはつ」を使って連れを狙ったりしていた。第4世代ではHPが減った時一度だけ先制攻撃できるようになる「イバンのみ」と組み合わせも強力。上手く先制だいばくはつを狙いたいところ。

 しかし、第4世代以降はきあいのタスキ対策による先制技の普及のとばっちりや、パ、パの普及を受けて、HP1のポケモン生存率がダウン。使用率は落ちてきている。

このゆびとまれ / へんか技 PP20~32
ダブルバトル時、そのターン使用された相手の技を、この技を使ったポケモンに引き寄せる。
2体以上同時に攻撃する技は引き寄せられない。

 ダブルバトルでの防御技の一つ。ダメージ自体はモロに受けてしまうため、リスクは大きいがまもると違って味方を守ることが出来る点が特徴。味方に何が何でもやってもらいたい仕事がある時に重宝する。優先度が高く、「ねこだまし」からすら味方を守る事ができてしまう。
 難点は使い手が少なく、この技を使ってくることが読まれやすい点、2体以上を攻撃する技に無力なところか。特に威力、使用率共に高い相手のだいばくはつはモロに喰らってしまうことになり、非常に危険。

てだすけ / へんか技 PP20~32
ダブルバトル時、そのターン味方の使う攻撃技の威力を1.5倍にする。
(てだすけを使った後のポケモンが、そのターン中にひんしになっても有効。)

 ダブルバトルでのみ効果を発揮する技の一つ。技の優先度が高く、威力の上昇量はてだすけを使ったポケモン力に左右されないため、ラティアスクレセリアハピナスなど耐久力がある代わりに火力、もしくはすばやさに欠けるサポート役に使わせるのが良い。相手にかけるタイプの技であるため、相方が技を使う前に使い手がひんしになっても効果は発揮される。

 単体攻撃技の場合、狙った相手に「まもる」された時のリスクが大きいため、相方には強力な二体攻撃技を使わせるか、直前のターンで「まもる」を使っていたポケモンを狙うのがオススメ。優先度が高いのでこだわりスカーフ持ちを相方に据えるのも有効。

スケッチ / へんか技 PP1
相手が最後に使った技を覚える。覚えた技は戦闘後も残り、代わりにスケッチは消滅する。

 使われた技を永続的に自分の物にするすごい技。当然のことながらドーブル専用。この技によってほぼ全ての技を習得可であり、またドーブルスケッチを何度でも覚えることが出来るため、あらゆる技の中から好きな組み合わせの技構成に出来る。とは言えドーブルは、すばやさ以外の素の力が極端に低いため、攻撃技を使ってもまともに使いこなすことは不可能。「キノコのほうし」や「ぜったいれいど」等を使ったコンボを狙ったり、力の関係しないサポート技で固めてダブルバトルでのサポート役にするのが向いている。

 またこの技で覚えた技も、タマゴ技で遺伝可。遺伝の経路などに縛られずどんな組み合わせにも出来るので、遺伝役としてはとても具合がいい。タマゴグループ「りくじょう」のポケモンを育てたいならまず個体値の高いドーブルを一匹入手しておくと、後がとっても楽。

 技を覚えさせるには、シナリオ中のダブルバトルを利用するのが有効。第5世代以降はむらでダブルバトルが出来るようになり覚えさせるのがより楽になった。

へんしん / へんか技 PP10~16
相手と同じステータス、特性、技を持つポケモンになる。
ただしHPだけは変わらず、PPは全て5になる。

 相手と全く同じポケモン変身するすごい技。当然のことながらメタモン専用……ではない普通ドーブルミュウが使用可幻ポケモンミュウはまだ仕方がないとしても、ドーブル普通に覚えてしまうのはどうなんだと言う気がしないでもない。しかもドーブルはへんしん以外にも技を覚えられ、いくらでも潰しが利く。あぁ……

 そのまま戦うとするとHP/PPだけは引き継がないので耐久よりのポケモンに化けるには向いていないが、相手がアタッカーだった場合それはそれで変身後活躍する間もなく殴り倒される危険があるというジレンマを抱えている。
 むしろ変身後に相手の手の内を見る事ができることこそがこの技の意義と思った方がいいかもしれない。

 もちろんドーブルにこの技を覚えさせたからといってメタモンのごとくあらゆるポケモンタマゴを作れるようになるわけではない。んな事できたらチートってレベルではないが。

 ちなみにメタモン夢特性で「かわりもの」(場に出た間対戦相手に変身する)を得たためメタモンの代名詞でありながら対戦でメタモンが使うことはほぼない技となった。

へんか技(相手)

あくび / へんか技 命中--- PP10~16
相手をあくび状態にする。
あくび状態のポケモンが次のターン終了時まで戦闘に出ていた場合、ねむり状態になる。

 時間差で相手をねむり状態にする技。さいみんじゅつその他のように問答用でねむらせる訳ではなく、次のターンで交代した場合はねむり状態にはならない。要は「次のターンねむらされるか、ポケモンを引っ込めるか、どちらか選べ」と選択を強要する技と考えていい。

 単純な状態異常技というより、間接的に相手に交代を促すための技と言え、相性が悪い相手の交換読みで決めればそのまま、苦手な相手を引っ込めさせることができる。また「ステルスロック」などの技とも相性が良い。

 またこの技を受けた相手の交代際を狙って「きあいパンチ」で大ダメージを与えたり、あくびの直後のターンに「とんぼがえり」を使って、相手が換えたポケモンを見てから、そのポケモンに対して有利なポケモンを後出しするというコンボも可。どちらのコンボも相手が換えてこなければねむり状態になり、それはそれでこちらが有利になる嫌らしい組み合わせ。

アンコール / へんか技 命中100 PP5~8
(第4世代までは2~6ターン)3ターンの間、相手はこの技を受ける直前に使った技しか使用できなくなる。

 強力なコンボ殺しの一つ。相手が積み技や補助技を使ったタイミングでかければ相手のポケモン全に機不全にに陥れることができ、そうなればほとんどの場合、相手は交代させるしかなくなる。「みがわり」を貫通することが出来るのも長所の一つ。「ちょうはつ」のように初手に使ってくる補助技そのものを封じられる訳ではないが、その分アタッカーに対する性は高く、「りゅうのまい」を使ってくるギャラドス等にも刺さる。

 フーディンなどのすばやさの高いポケモンエルフーンなどのとくせい「いたずらごころ」持ちであれば、相手が後攻で使った最後の技を見てから先制でアンコールを決めることも可であり、頼もしい。第5世代からは効果ターンが3ターンに固定されている。これを2ターンランダムで切れることがなくなった長所と見るか、運次第で56ターン拘束することはできなくなった弱体化と見るか。

いばる / へんか技 命中85(第6世代までは90) PP15~24
相手のこうげきを2段階上昇させ、相手をこんらん状態にする。

 ハイリスク・ハイリターン混乱技。相手のこうげきを上昇させることで、混乱の自滅ダメージを増加させる……が、当然のことながら相手からぶつり技が飛んできたときのダメージもでかくなるので注意。明らかに特殊サポートポケモンに決めたいところ。

 すばやさの高いポケモン等で先制「いばる」をかまし、その後は「みがわり」をりつつ相手の技をしのぐことを狙う「いばみが」と言うコンボもある。とくせい「すながくれ」と併せたりするとさらに悪。相手が混乱を嫌って交代した場合、それはそれで自分の側に残るのは、みがわりった状態のすばやさの高いポケモンであるため、有利に戦いを進めることが可

 また、とくせい「てんねん」のポケモンに使わせた場合、ぶつり技の攻撃が飛んできたときは普段通りのダメージなのに、相手側の自滅ダメージだけは大きくなるという、反則じみたシナジー効果を発揮する。

 ダブルバトルでは味方が味方に向かって使うという手もある。こんらんを自力で回復させる「キーのみ」を持った仲間や、とくせい「マイペース」など混乱耐性の持つポケモン、「しんぴのまもり」をった状態の味方などに使った場合、こんらんはしないがこうげき上昇だけは得ることが可

くろいまなざし / へんか技 命中--- PP5~8

とおせんぼう / へんか技 命中--- PP5~8

相手を交代をできなくする。
(対野生ポケモン)相手が逃げられなくなる。
使ったポケモンが戦闘からいなくなると効果は消える。

 相手がポケモンチェンジできないようにする技。「もう にげられない!」というメッセージが不安感を煽るが、この効果はこの技を使ったポケモンと、使われたポケモンがお互い戦闘に出ていないと継続しないため、相手を逃げさせない条件は結構厳しい。
 自分から交代したときや「きれいなぬけがら」持ちの相手はもちろん、「ほえる」「とんぼがえり」を使われても解除されてしまうので注意(「バトンタッチ」の場合、ポケモンを代えることだけはできるが、逃げられない効果も後のポケモンに引き継がれてしまう)

 耐久力に優れたポケモンコンボを決める前に相手を追い詰めるために用いたり、ラプラスムウマージであればほろびのうたでのひんしを狙ったりできる。また、相手を逃がさない効果も第4世代まではバトンタッチで引き継がれるので、上手いことバトンタッチを決めれば、相手のポケモンに有利なポケモンを後だししての1対1といった事も可だった。

 また、各地を逃げ回る伝説のポケモンを捕まえるときにも重宝する。これらの技と「さいみんじゅつ」「ねむりごな」も同時に覚えるゲンガーフシギバナ、「ほえる」が効かないユレイドルなどは持っておくと便利。

ほえる / へんか技 命中--- (第4世代までは100) PP20~32 とくせい「ぼうおん」持ちには効かない。

ふきとばし / へんか技 命中--- (第4世代までは100) PP20~32

必ず後攻になってしまう。相手を強制的に交代させる。
代わりに戦闘に出るポケモンはランダムに選ばれる。
(野生ポケモン戦)戦闘を終了させる。

 くろいまなざし、とおせんぼうとは逆に相手を追い払うための技。積んできた相手やみがわりってきてどうにもならなくなった相手も、これ一発リセットできる。しかし、優先度は「-6」と恐ろしく低く、トリックルームなどの「ルーム」系の技以外の技に先手を取ることは不可能普通の攻撃技はもちろんゆきなだれ、リベンジにすら遅れをとる。よって相手が恐ろしく積んできており、攻撃技一発で落ちるような状況にはさすがに対処不可能XYからは必中技となったため回避率を上げてきている相手を引っ込ませることも可になった。いばみがすながくれなんかにも対処できるようになった。

 「相手を強制的に交代させる」という特性を生かして、相手のポケモン戦闘に出た時にを与える技「ステルスロック」や「まきびし」と組み合わせるコンボ(通称・昆布)も存在する。使い手はエアームドが有名。相手の攻撃を受け止めつつ、相手のポケモンHPを削っていくことが可
 さらに、これらの技は「ねごと」で出た場合、例外的に優先度0(=普通の技と同じ)として扱われるため、いポケモにプテラ)にねむる、ねごとと共に覚えさせることで、先手を取りつつ相手を強制交代させ続けることが。昆布の補助としては強力だが完全にそれ専門になってしまうため、使うなら6対6のバトルになるだろう。

 ダブルバトルでは、使った後に反動が来る「ギガインパクト」「はかいこうせん」等を使ったターンの味方に対して、これらの技を使うことで、反動チャラにするというコンボも可

 野生ポケモン戦では戦闘を終了させることも出来るが……多くの場合は普通逃げれば済む話であり、わざわざ絶対後攻になるこれを使おうという人は少ないだろう。むしろ野生ポケモンの方から戦闘を終わらせてこようとしてくるのが厄介エンテイライコウの場合、逃走を封じられたときはこの技で戦闘を終わらせようとしてくる。とくせい「きゅうばん」「ぼうおん」持ちや「ちょうはつ」を使って防ぎたいところ。

 初代赤・緑ピカチュウ版では強制的に交代させる効果はなく、本当に野生ポケモンとの戦闘を終わらせるための技であった。そのくせラスボスであるライバルがこれらの技を意味に連発してくるため、印に残っている人は多いと思われる。
 完なポケモンや色んなタイのポケモンに勝ちまくるコンビネーションを探した末に彼は金銀から先の世界でも見てしまったのだろうか。

いやなおと / へんか技 命中85 PP40~64
相手のぼうぎょを2段階下げる。とくせい「ぼうおん」持ちには効かない。みがわり貫通。

 あまえるとは逆に相手のぼうぎょを減させる技。これを一発当てればそれだけで相手の居座るタイプポケモンはほぼ使い物にならなくなってしまう。単純な火力アップという点では「つるぎのまい」に一歩譲るが、相手の交換も誘うので、「ステルスロック」「どくびし」等も使っていると有効。特に「おいうち」との組み合わせは強力。
 他に「いばる」「あやしいいひかり」の後に使って、混乱の自滅ダメージを増大させ目的で使う場合もある。追撃のぶつり技の威力も上がって一石二鳥。

 ポケモン不思議のダンジョンでは、相手のぼうぎょを75下げるという快な効果になっており、どんなにレベルが高くても、いやなおとを喰らった状態でぶつり攻撃(特にみだれひっかき等の連続攻撃技)を受けるとHPをごっそり削られてしまう。HP満タンの状態から一気に冒険失敗に持っていかれる技として恐れられている。

へびにらみ / へんか技 命中100 (第5世代では90 第4世代までは75) PP30~48
相手をまひ状態にする。(第2・第3世代のみ)ゴーストタイプには無効。

 使い手こそ限られるが安定したまひ撒き性を持った技。初代からある技で、ロケット団アーボックのまきつくとのコンボ鬼畜だった。命中75は高いとは言えず使用者使用者なので、まひ技ならでんじはの方がメジャーだった。それでも地面タイプにも通るという点を生かし、敢えてこの技を使ってたノコッチ使いもいたとか。

 第5世代になって命中が引き上げられ、使い手も増えたためマイナー技とは言えなくなった、かもしれない。新参ジャローダとの相性は抜群で、ガブリアスを先制でまひさせられるのは大きい。まひを効化するじゅうなん、ラムのみと10%のはずれに泣かないように。
 さらに第6世代で命中率がでんじはと同じ100になり、第7世代になると逆にでんじはの命中率が90に下がったため、今では全にでんじは上位互換技になった。

こわいかお / へんか技 命中100 (第4世代までは90) PP10~16
相手の素早さをがくっと下げる。

相手の素さを2段階下げる。素さの+ランク補正がない場合は素さが50%になり、まひを受けたときと同等になる。ダブルバトルで起点作りや補助に使うことが多い。

第5世代ではへびにらみと異なりほぼ確実に命中したのだが第6世代ではへびにらみが命中100になったところが見劣りするか。へびにらみがでんじは上位互換でさらに使い手が増えたとはいえ使い手が限られる点、まひがどうしても通らないでんきタイプに通せる手段として差別化するか。また、トリックルーム下で非常手段としてダブルバトルの味方に撃ち込むという手もありか。

なお、伝説のポケモンキュレムが通常フォルムでこの技を覚えていると、ブラックキュレムホワイトキュレムフォルムチェンジした際に取り込んだゼクロムレシラムを代表する技であるクロスサンダークロスフレイムに変化する。そのため、第7世代まではブラックキュレムホワイトキュレムこわいかおを使用できない。第8世代ではわざマシン化されたため再度習得させることはできる。

へんか技(その他)

いたみわけ / へんか技 命中--- PP20~32
自身と相手のHPを、自分と相手のお互いのHPを足して2で割った値にする。

 自分と相手のHPを足してお互いになかよく わける技。実際に使った場合は体力強奪と呼んだ方がふさわしいケースであることが多いのだが、ゲーム中の説明文で仲良くと書かれているのだから仲良く分けているのだろう。多分。

 元々のHPが低めなサポート耐久ポケモンマッチした効果の技。HPが減った時のダメージ兼、擬似回復技として使用可。ただしみがわり状態の相手には効かないので注意。

 元はタマゴグループふていけいのポケモン御用達の技であったが、HGSSで教え技となりダイノーズクチートスターミーなど意外なポケモンが覚えることに。こちらがカビゴンハピナスなんかを使っていると、思わぬ相手にHPを持っていかれることがあるかも。

ほろびのうた / へんか技 命中--- PP5~8
使ったポケモン含むバトルに出ているポケモン全てを3ターン後にひんしになるほろびのうた状態にする。
ほろびのうた状態は交代することで解除される。
とくせい「ぼうおん」持ちには効かない。

 条件付きで相手をひんしにする技。ただし効果は交代するだけで解除されてしまうため、この技でのひんしを狙うなら、くろいまなざし、うずしおを使っておき、まもる、みがわり等で3ターン耐え抜き、自分のポケモンほろびのうた瀕死になる直前に、チェンジして逃げるといったコンボが必要となる。

 この技の価はむしろ相手に交代を強制する所。どんな相性の悪い相手でも、どんなにステータスを上げた相手でも、みがわり、まもるすら無視してこの技一発で追い払えるのはとても強力。ブラック・ホワイト以降のローテーションバトルでは、ローテーションしても交代扱いにならず効果が持続するため、控えと交代しない限り確実に3回行動瀕死になる強力な技として扱える。

 相手が残り1体、こちらが2体以上おり、ある程度余裕がある状態ならば、この技を使えば相手は交代しようにも出来ないため然有利になる。 ただし、こちらも1体しかいない時は引き分けになってしまうので注意。一般的にその場合は「ほろびのうた」を使った側の負け。とルールが定められていることが多い。第5世代以降はほろびのうた全滅した場合、行動順に倒れていき最後に倒れた方の勝ちとなっている。

ねごと / へんか技 PP10~16
自身がねむり状態の時使用可能。自身の持っている「ねごと」以外の技の内の一つをランダムに使用する。
PPが0の技が選ばれた時や「ねむる」が選ばれた時、技は失敗する。

 ねむり状態の時でもランダムで技が使用可になる技。これも基本的にわざマシンを使えるポケモンであればどのポケモンでも覚えさせることが可。一見使いどころが限定されそうに見えるが、回復技「ねむる」とのコンボが優秀で、たとえ「ねむる」で自ら眠ってしまっても、これを使うことで間隙く何らかの行動が可になる。
 また、この技の効果で出された方の技のPPは減らず、ねごとの方のPPが消費されるため、基本的にPPが残り少ない状況でもPPは気にせず使ってOK。

 第2世代では、ねごとの効果によってねむるをしている間に再びねむるを使うことが可体力回復)であり、悪なコンボの一つとして猛威を奮っていた。あまりに単純且つ強力且つ運ゲーと言うことか、第3世代以降はねむっている最中にねむるを使っての二度寝はできないようになっている。

シナリオなどで役立つ技

たいあたり / ぶつり技 威力40(第5・6世代では50 第4世代までは35) 命中100第4世代までは95) PP35~56

ひっかく / ぶつり技 威力40 命中100 PP35~56

はたく / ぶつり技 威力40 命中100 PP35~56

通常攻撃。

 最初にもらえるポケモンや序盤のむらに出てくるポケモンなどが覚える、全ての基本となる攻撃技。
どんなプレイヤーも、始めたばかりの時はこれらの技の打ち合いに始まり、レベルが上がるうちにでんこうせっかや、みずでっぽう、ひのこのようなタイプ一致のとくしゅ技など、次第にランクアップしていく。
 序盤のジやダンジョンにおいては、ノーマルタイプの技が効かない、いわタイやゴーストタイのポケモンが登場するのが定番となっており、これらの技を打ち合っているだけでは勝てない。ということを教えてくれるレクチャー役となってくれる。

 第5世代では、たいあたりの命中と威力が向上し、ぐっと使いやすくなっている反面、序盤のヨーテリーなどの攻撃も強化されているため注意。余談だがいあいぎりの立場が全くなくなった…を考慮したのか、第7世代で威力が下がった。

いあいぎり / ぶつり技 威力50 命中95 PP30~48 通常攻撃。
(フィールド) フィールド上にある細い木を切り倒すことが出来る。
(フィールド/第3世代まで) 自分の周りの草むらを刈り取る。
とくせい「かいりきバサミ」持ちであれば、より広い範囲を刈り取ることが出来る。

 フィールドにある細い木を切り倒して通れるようにしてくれる技。正直あの程度の木なら横を理やりすり抜けていけそうな……。フィールドにある障害物を取り除くひでん技の一つで、屋外フィールド探索には欠かせない。これがいと行けないきのみを育てられるポイントなどもあるため、そらをとぶ要因に覚えさせておくと便利。
 シナリオにおいては毎回序盤から中盤に差し掛かってきた時期に手に入る。攻撃技としての能は、ひでんマシンを入手した時点ではそこそこと言っていいが、後々威力の低さゆえに足手まといになりがち。ひでん技を忘れさせてくれる人物はかなり後半の登場となるので主力となるポケモンには覚えさせないようにしたい。
 第7世代ではひでん技がなくなり、かといってわざマシンにも採用されなかったため、覚えるポケモンがほとんどいなくなってしまった。

 第3世代までは、モンスターの出るむらを刈り取って一時的に消滅させることが出来た。よってこの技を使い続ければ野生のポケモンエンカウントせずに進むことも出来るのだが……元々むらに潜んでいたポケモンたちは一体どこに行ってしまったのだろう?

かいりき / ぶつり技 威力80 命中100 PP15~24
通常攻撃。
(フィールド) フィールド上にある重そうな岩を押して動かすことが出来るようになる。
効果はマップを移動するまで続く。〈第4世代まで)

 ダンジョンなどにある重そうな岩を押して動かせるようにする技。この技を使った後でも、ちゃんと考えて岩を動かさないと先に進めないパターンは多いので気を付けたい。重そうな岩は屋外フィールドには存在しないため、障害物を取り除くひでん技の一つのなかでは、シナリオクリア後の使用頻度は高くない方。
 シナリオにおいては毎回中盤に手に入り、単純な攻撃技としてもそこそこ役立つ。ダンジョンに入っ早々重そうな岩に門前払いを喰らうと悲しいので、シナリオではかいりき持ちを一匹は常備しておきたいところ。

 ブラック・ホワイト以降ではマップフィールドダンジョン)での仕様が変更され、岩をいったんみに落としこんで通行可にすると、以前のようにマップを移動しても、岩は元の位置に戻らずみにはまりっぱなしになる。

フラッシュ / へんか技 命中100(第3世代までは70) PP20~32
相手の命中率を1段階下げる。
(フィールド) 暗い洞窟を明るく照らすことが出来る。効果はマップを移動するまで続く。(第6世代から)野生ポケモンと出会いづらくなる。

 暗いダンジョンを照らす技。全に使いどころが限定されるため、使用頻度はあまり高くない。あくまで周りが見えないだけで行動自体は出来るので、ある程度ならフラッシュしでも理やりいけなくもい。

 第3世代までは序盤でひでん技の中でも1目か2目に覚えられるものとして登場。命中率の低さゆえに戦闘では役に立ち辛かったため主力となるポケモンには覚えさせるには地雷技であった。
 第4世代に来て、バトルでの性能面ではすなかけ並の命中となるも、普のわざマシンで覚えられる技へとまさかの格下げ(?)を受ける。同時にシナリオで重要になるような場所では使われないようになっている。
 
 初代ポケモンでは、単に主人公含むキャラクターの姿が見えないだけであったので、ダンジョンの郭をみ無理やり押し通ることが能であり、慣れたプレイヤーにとっては本当にいらない子だった。第2世代以降の暗いダンジョはフラッシュがないとまともに周りの地形が分からない様になっている。

ロッククライム / ぶつり技 威力90 命中85 PP20~32
攻撃が命中したとき、2割の確率で相手をこんらん状態にする。
(フィールド) フィールド上の崖にある、ごつごつした岩壁を昇り降り出来る。

 ごつごつした面を昇り降りするための技。昇るだけではなく降りる時もこの技が必要となる。シンオウ地方では、ダンジョンから屋外フィールドまで至る所にこの技の必要な場所があるので終盤の探索には欠かせない技。攻撃技としては威力の割に命中率が低く、シナリオ中のバトルですらあまり使われない。

 アニメではサトのドダイトスの決め技となっており爪で地面に激を与え、相手を中心に山を作り出し、その山の斜面を駆け上がって突進すると言う大技となっている派手な演出の技であるが、技の後は何事無かったかのように山が元の傷一無い地面に戻っていくあたりが非常謎。

みねうち / ぶつり技 威力40 命中100 PP40~64
相手をひんし状態にするようなダメージを与えても、必ずHPを1だけ残す。

 野生ポケモンを捕まえるための技その2。どんな弱い相手でも必ずHPを1だけ残す性を持ち、いわゆる普通の野生ポケモンの捕獲をするのに有効。
 キノコのほうしを覚えるパラス系がわざマシンで、キノココ系がタマゴ技として覚えることが能なため、キノコのほうしとみねうちを両方覚えたパラセク・キノガッサを一匹作っておくと何かと便利。その場合とくせいは「ほうし」でない方がオススメ(ほうしだと、直接攻撃を受けた拍子に無用などくやまひを相手に与えてしまう能性があるため)。第4世代以降はわざマシンにもなったが、覚えるポケモンが多くないのがネック。

あまいかおり / へんか技 命中100 PP20~32
相手の回避率を2段階(第5世代までは1段階)下げる。ダブルバトルでは相手2体に当たる。
(フィールド) 野生ポケモンとエンカウントする場所で使用すると、即座に野生ポケモンとの戦闘になる。
(フィールド/第4世代)デフォルトの天気が変化しているフィールドでは失敗する。

 野生ポケモンを捕まえるための技その3。野生のポケモンと即座に戦闘になる技。しかしいちいちメニューを開いて使用する手間を考えると、しろいビードロを吹いてひたすら走り回るのとどちらが効率がいいかは微妙か。
  パラス系がタマゴ技で覚えるので、キノコのほうし、みねうち、あまいかおのガチガチの捕獲用パラセクトを作ることも。パラセクト自身がすばやさが低いのがネックか。
  第6世代ではかならず群れバトルになるようになったため、夢特のポケモン探しや努力値稼ぎに是非。
 
 戦闘では相手の回避率を下げることが出来る……が、わざわざ1ターンかけて回避率を下げてまで当てたい技がかったり、相手に引っ込められたら終わりだったりであまり使われない。第6世代からは回避率を2段階下げるようになったのでいくらか実用的になった。

ひみつのちから / ぶつり技 威力70 命中100 PP20~32
攻撃が命中したとき、3割の確率で様々な追加効果が発動する。
発動する効果は、現在戦っている地形によって変わる。
(フィールド) フィールド上にある壁面の窪みや大きな草むら、大きな木などの前で使うと、
ひみつきちを作ることが出来る。

地形 コロシア
(バトルレボリューション)
発動する追加効果
屋内 コーラルコロシア
ストリートコロシア
カジノコロシア
キャッスルコロシア
まひ
むら・たまり ウォーターコロシア
サニーパークコロシア
ねむ
サンセットコロシア 命中率を1段階下げる
岩場・洞窟 クリスタルコロシア
マグマコロシア
スタービューコロシア
ひるみ
--- すばやさを1段階下げる
水上 ゲートコロシア こうげきを1段階下げる
原・氷上 --- こおり

 フィールド上の色んな場所にひみつきちを作ることが出来る技。一度に作っておけるひみつきちは一つまで。町の近くの行くのに便利な場所に作るか、それともも行かないような所にこっそり隠しておくかはプレイヤー次第。

 戦闘では、威力は低めなものの場所によって色々な追加効果が出る。その際まるで他のタイプであるかのようなエフェクトが出るが、全てノーマルタイプなので勘違い無きよう。
 場合によっては3割の確でねむり、まひが起こることがあるのはおいしいが、場所によって効果が違ってしまうため今一つ使いづらい。

 第6世代では非接触の物理技ということで、メガガルーラがたまに使ってくることがある。

最終進化系 種族値表

ポケモン タイプ1


2

H
P










 

ピジョット ノーマル ひこう 83 80 75 70 70 101 479
ラッタ ノーマル - 55 81 60 50 70 97 413
(「はりきり」発動時) 55 131~
147
60 50 70 97 463~
479
ラッタ
(アローラ)
ノーマル あく 75 71 70 40 80 77 413
(「はりきり」発動時) 75 116~
132
70 40 80 77 463~
479
オニドリル ノーマル ひこう 65 90 65 61 61 100 442
プクリン ノーマル フェアリー 140 70 45 85 50 45 435
ペルシアン ノーマル - 65 70 60 65 65 115 440
カモネギ ノーマル ひこう 52 90 55 58 62 60 377
ドードリオ ノーマル ひこう 60 110 70 60 60 110 470
ガルーラ ノーマル - 105 95 80 40 80 90 490
ケンタロス ノーマル - 75 100 95 40 70 110 490
メタモン ノーマル - 48 48 48 48 48 48 288
カビゴン ノーマル - 160 110 65 65 110 30 540
オオタチ ノーマル - 85 76 64 45 55 90 415
ヨルノズク ノーマル ひこう 100 50 50 86 96 70 452
ポリゴン2 ノーマル - 85 80 90 105 95 60 515
ドーブル ノーマル - 55 20 35 20 45 75 250
ミルタンク ノーマル - 95 80 105 40 70 100 490
ハピナス ノーマル - 255 10 10 75 135 55 540
マッスグマ ノーマル - 78 70 61 50 61 100 420
オオスバメ ノーマル ひこう 60 85 60 75 50 125 455
ヤルキモノ ノーマル - 80 80 80 55 55 90 440
ケッキング ノーマル - 150 160 100 95 65 100 670
バクオング ノーマル - 104 91 63 91 73 68 490
エネコロロ ノーマル - 70 65 65 55 55 90 400
パッチール ノーマル - 60 60 60 60 60 60 360
ザングース ノーマル - 73 115 60 60 60 90 458
ポワルン ノーマル - 70 70 70 70 70 70 420
カクレオン ノーマル - 60 90 70 60 120 40 440
ムクホーク ノーマル ひこう 85 120 70 50 60 100 485
ビーダル ノーマル みず 79 85 60 55 60 71 410
エテボース ノーマル - 75 100 66 60 66 115 482
ミミロップ ノーマル - 65 76 84 54 96 105 480
ブニャット ノーマル - 71 82 64 64 59 112 452
ペラップ ノーマル ひこう 76 65 45 92 42 91 411
ベロベルト ノーマル - 110 85 95 80 95 50 515
ポリゴンZ ノーマル - 85 80 70 135 75 90 535
レジギガス ノーマル - 110 160 110 80 110 100 670
(「スロースタート
発動時)
110 54~
70
110 80 110 24~
40
488~
520
ミルホッグ ノーマル - 60 85 69 60 69 77 420
ムーランド ノーマル - 85 110 90 45 90 80 500
ケンホロウ ノーマル ひこう 80 115 80 65 55 93 488
タブンネ ノーマル - 103 60 86 60 86 60 455
ゾロアーク
(ヒスイ)
ノーマル ゴースト 55 100 60 125 60 110 510
チラチーノ ノーマル - 75 95 60 65 60 115 470
メブキジカ ノーマル くさ 80 100 70 60 70 95 475
バッフロン ノーマル - 95 110 95 40 95 55 490
ウォーグル ノーマル ひこう 100 123 75 57 75 80 510
ホルード ノーマル じめん 85 56 77 50 77 78 423
(「ちからもち」発動時) 85 132~
164
77 50 77 78 499~
531
カエンジシ ほのお ノーマル 86 68 72 109 66 106 507
トリミアン ノーマル - 75 80 60 65 90 102 472
(「ファーコート
発動時)
75 80 140~
172
65 90 102 552~
584
エレザード でんき ノーマル 62 55 52 109 94 109 481
ドデカバシ ノーマル ひこう 80 120 75 75 75 60 485
デカグース ノーマル - 80 110 60 55 60 45 418
キテルグマ ノーマル かくとう 120 125 80 55 60 60 500
ヤレユータン ノーマル エスパー 90 60 80 90 110 60 490
シルヴァディ ノーマル - 95 95 95 95 95 95 570
ネッコアラ ノーマル - 65 115 65 75 95 65 480
ジジーロン ノーマル ドラゴン 78 60 85 135 91 36 485
ヨクバリス ノーマル - 120 95 95 55 75 20 460
タチフサグマ あく ノーマル 93 90 101 60 81 95 520
バイウールー ノーマル - 72 80 100 60 90 88 490
イエッサン
(オス)
エスパー ノーマル 60 65 55 105 95 95 475
イエッサン
(メス)
70 55 65 95 105 85 475
アヤシシ ノーマル エスパー 103 105 72 105 75 65 525
ガチグマ じめん ノーマル 130 140 105 45 80 50 550
ガチグマ
(アカツキ)
113 70 120 135 65 52 555
パフュートン
(オス)
ノーマル - 110 100 75 59 80 65 489
パフュートン
(メス)
115 90 70 59 90 65 489
イッカネズミ ノーマル - 74 75 70 65 75 111 470
オリーヴァ くさ ノーマル 78 69 90 125 109 39 510
イキリンコ ノーマル ひこう 82 96 51 45 51 92 417
(「はりきり」発動時) 82 154~
170
51 45 51 92 475~
491
タギングル どく ノーマル 63 95 65 80 72 110 485
モトトカゲ ドラゴン ノーマル 70 95 65 85 65 121 501
リキキリン ノーマル エスパー 120 90 70 110 70 60 520
ノココッチ ノーマル - 125 100 80 85 75 55 520
均(禁止級・メガシンカ除く) 87 87 72 71 75 80 473
メガピジョット ノーマル ひこう 83 80 80 135 80 121 579
メガガルーラ ノーマル - 105 125 100 60 100 100 590
(「おやこあい」発動時)
<第6世代>
105 197~
213
100 100~
116
100 100 702~
734
(「おやこあい」発動時)
<第7世代>
105 161~
169
100 80~
88
100 100 646~
662
メガミミロップ ノーマル かくとう 65 136 94 54 96 135 580
メガタブンネ ノーマル フェアリー 103 60 126 80 126 50 545
均(禁止級除く・メガシンカ込み) 87 88 73 72 77 81 478
アルセウス ノーマル - 120 120 120 120 120 120 720
メロエッタ
(ボイス)
ノーマル エスパー 100 77 77 128 128 90 600
メロエッタ
(ステップ)
ノーマル かくとう 100 128 90 77 77 128 600
テラパゴス
(ノーマル)
ノーマル - 90 65 85 65 85 60 450
テラパゴス
(テラスタル)
95 95 110 105 110 85 600
テラパゴス
(ステラ)
160 105 110 130 110 85 700
均(全て含む) 89 89 75 74 79 83 488

ノーマルポケモン全表

図鑑別

名前先頭アルファベットがついているポケモンリージョンフォーム略称は以下の通り。
A=アローラGガラル

カントー
(No.001151)
0016 ポッポ
0017 ピジョン
0018 ピジョット
0019 コラッタ
0020 ラッタ
0021 オニスズメ
0022 オニドリル
0039 プリン
0040 プクリン
0052 ニャース
0053 ペルシアン
0083 カモネギ
0084 ドードー
0085 ドードリオ
0108 ベロリンガ
0113 ラッキー
0115 ガルーラ
0128 ケンタロス
0132 メタモン
0133 イーブイ
0137 ポリゴン
0143 カビゴン
---
ジョウト
(No.152251)
0161 オタチ
0162 オオタチ
0163 ホーホー
0164 ヨルノズク
0174 ププリン
0190 エイパム
0203 キリンリキ
0206 ノコッチ
0216 ヒメグマ
0217 リングマ
0233 ポリゴン2
0234 オドシシ
0235 ドーブル
0241 ミルタンク
0242 ハピナス
ホウエン
(No.252386)
0263 ジグザグマ
0264 マッスグマ
0276 スバメ
0277 オオスバメ
0287 ナマケロ
0288 ヤルキモノ
0289 ケッキング
0293 ゴニョニョ
0294 ドゴーム
0295 バクオング
0298 ルリリ
0300 エネコ
0301 エネコロロ
0327 パッチール
0333 チルット
0335 ザングース
0351 ポワルン
0352 カクレオン
---
---
---
---
シンオウ
(No.387493)
0396 ムックル
0397 ムクバード
0398 ムクホーク
0399 ビッパ
0400 ビーダル
0424 エテボース
0427 ミミロル
0428 ミミロップ
0431 ニャルマー
0432 ブニャット
0440 ピンプク
0441 ペラップ
0446 ゴンベ
0463 ベロベルト
0474 ポリゴンZ
0486 レジギガス
0493 アルセウス
---
---
---
---
---
イッシュ
(No.494649)
0504 ミネズミ
0505 ミルホッグ
0506 ヨーテリー
0507 ハーデリア
0508 ムーランド
0519 マメパト
0520 ハトーボー
0521 ケンホロウ
0531 タブンネ
0570 ゾロアRFh
0571 ゾロアークRFh
0572 チラーミィ
0573 チラチーノ
0585 シキジカ
0586 メブキジカ
0626 バッフロン
0627 ワシボン
0628 ウォーグル
0648 メロエッタ
---
---
---
---
---
カロス
(No.650721)
0659 ホルビー
0660 ホルード
0661 ヤヤコマ
0667 シシコ
0668 カエンジシ
0676 トリミアン
0694 エリキテル
0695 エレザード
---
アローラ
(No.722809)
0019 Aコラッタ
0020 Aラッタ
0731 ツツケラ
0732 ケララッパ
0733 ドデカバシ
0734 ヤングース
0735 デカグース
0759 ヌイコグマ
0760 キテルグマ
0765 ヤレユータン
0772 タイプ:ヌル
0773 シルヴァディ
0775 ネッコアラ
0780 ジジーロン
ガラル/ヒスイ
(No.810905)
0263 Gジグザグマ
0264 Gマッスグマ
0819 ホシガリス
0820 ヨクバリス
0831 ウールー
0832 バイウールー
0862 タチフサグマ
0876 イエッサン
0899 アヤシシ
0901 ガチグマ
パルデア
(No.906)
0901 ガチグマ(赫
0915 グルトン
0916 パフュートン
0924 ワッカネズミ
0925 イッカネズミ
0928 ミニーブ
0929 オリーニョ
0930 オリーヴァ
0931 イキリンコ
0944 シルシュルー
0945 タギングル
0967 モトトカゲ
0981 リキキリン
0982 ノココッチ
1024 テラパゴス

タイプ別

ノーマルタイプのみ

コラッタ ラッタ ニャース ペルシアン ベロリンガ ラッキー
コラッタ ラッタ ニャース ペルシアン ベロリンガ ラッキー
ガルーラ メガガルーラ ケンタロス メタモン イーブイ ポリゴン
ガルーラ メガガルーラ ケンタロス メタモン イーブイ ポリゴン
カビゴン オタチ オオタチ エイパム ノコッチ ヒメグマ
カビゴン オタチ オオタチ エイパム ノコッチ ヒメグマ
リングマ ポリゴン2 オドシシ ドーブル ミルタンク ハピナス
リングマ ポリゴン2 オドシシ ドーブル ミルタンク ハピナス
ジグザグマ マッスグマ ナマケロ ヤルキモノ ケッキング ゴニョニョ
ジグザグマ マッスグマ ナマケロ ヤルキモノ ケッキング ゴニョニョ
ドゴーム バクオング エネコ エネコロロ パッチール ザングース
ドゴーム バクオング エネコ エネコロロ パッチール ザングース
ポワルン カクレオン ビッパ エテボース ミミロル ミミロップ
ポワルン カクレオン ビッパ エテボース ミミロル ミミロップ
ニャルマー ブニャット ピンプク ゴンベ ベロベルト ポリゴンZ
ニャルマー ブニャット ピンプク ゴンベ ベロベルト ポリゴンZ
レジギガス アルセウス ミネズミ ミルホッグ ヨーテリー ハーデリア
レジギガス アルセウス ミネズミドット絵 ミルホッグドット絵 ヨーテリードット絵 ハーデリアドット絵
ムーランド タブンネ チラーミィ チラチーノ バッフロン ホルビー
ムーランドドット絵 タブンネドット絵 チラーミィドット絵 チラチーノドット絵 バッフロンドット絵 ホルビー
トリミアン ヤングース デカグース ネッコアラ タイプ:ヌル シルヴァディ
トリミアン
ホシガリス ヨクバリス ウールー バイウールー グルトン
パフュートン ワッカネズミ イッカネズミ
オス メス 3びきかぞく 4ひきかぞく
ノココッチ テラパゴス
ふたふし みつふし ノーマル テラスタル ステラ

ノーマル/ほのお

シシコ カエンジシ
オス メス
シシコ

ノーマル/みず

ビーダル
ビーダル

ノーマル/でんき

エリキテル エレザード
エリキテル

ノーマル/くさ

シキジカ
シキジカ春フォームドット絵 シキジカ夏フォームドット絵 シキジカ秋フォームドット絵 シキジカ冬フォームドット絵
メブキジカ
メブキジカ春フォームドット絵 メブキジカ夏フォームドット絵 メブキジカ秋フォームドット絵 メブキジカ冬フォームドット絵
ミニーブ オリーニョ オリーヴァ

ノーマル/かくとう

メガミミロップ メロエッタ
(ステップ)
ヌイコグマ キテルグマ
メロエッタ

ノーマル/どく

シルシュルー タギングル

ノーマル/じめん

ホルード ガチグマ
通常 アカツキ

ノーマル/ひこう

ポッポ ピジョン ピジョット メガピジョット オニスズメ オニドリル
ポッポ ピジョン ピジョット オニスズメ オニドリル
カモネギ ドードー ドードリオ ホーホー ヨルノズク スバメ
カモネギ ドードー ドードリオ ホーホー ヨルノズク スバメ
オオスバメ チルット ムックル ムクバード ムクホーク ペラップ
オオスバメ チルット ムックル ムクバード ムクホーク ペラップ
マメパト ハトーボー ケンホロウ ワシボン ウォーグル
オス メス
マメパトドット絵 ハトーボードット絵 ケンホロウ♂ドット絵 ケンホロウ♀ドット絵 ワシボンドット絵 ウォーグルドット絵
ヤヤコマ ツツケラ ケララッパ ドデカバシ
イキリンコ
グリーン ブルー イエロー ホワイト

ノーマル/エスパー

キリンリキ メロエッタ
(ボイス)
ヤレユータン イエッサン アヤシシ
オス メス
キリンリキ
リキキリン

ノーマル/ゴースト

ゾロア
(ヒスイ)
ゾロアーク
(ヒスイ)

ノーマル/ドラゴン

ジジーロン モトトカゲ

ノーマル/あく

コラッタ
アローラ
ラッタ
アローラ
ジグザグマ
ガラル
マッスグマ
ガラル
タチフサグマ
コラッタ(アローラのすがた)

ノーマル/フェアリー

ププリン プリン プクリン ルリリ メガタブンネ
ププリン プリン プクリン ルリリ メガタブンネ

かつてノーマルタイプだったポケモン

ピィ ピッピ ピクシー トゲピー ブルー グランブル トゲチック トゲキッス
ピィ ピッピ ピクシー トゲピー ブルー グランブル トゲチック トゲキッス
フェアリータイプに変更 フェアリーひこうタイプに変更

関連項目

ポケモンのタイプ一覧
ノーマルタイプ ほのおタイプ みずタイプ でんきタイプ くさタイプ こおりタイプ
かくとうタイプ どくタイプ じめんタイプ ひこうタイプ エスパータイプ むしタイプ
いわタイプ ゴーストタイプ ドラゴンタイプ あくタイプ はがねタイプ フェアリータイプ
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