タチフサグマとは (タチフサグマとは) [単語記事]

タチフサグマとは、ポケットモンスターに登場するNo.862のポケモンである。初登場はソード・シールド。

基礎データ
名前	タチフサグマ	タイプ	あく　ノーマル
英語名	OBS TAGOON	高さ	1.6m
分類	ていし	重さ	46.0kg
性別比率	♂:50%	特性	すてみ
性別比率	♀:50%	特性	こんじょう
グループ	陸上	隠れ特性	まけんき
孵化歩数	3840歩	捕捉率	45
世代	第八世代	努力値	防御+3
進化	ジグザグマ(ガラル)→マッスグマ(ガラル)(LV20) →タチフサグマ(夜にLV35)
基礎データ
全国図鑑	#862	ガラル	#033

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No.862	タチフサグマていしポケモンたかさ　　1.6m おもさ　　46.0kg あくタイプノーマルタイプ

ケンカを　くりかえし　しんか。うでをクロスし　さけぶ　おたけびはどんな　あいても　ひるませるぞ。

種族値　合計520
ＨＰ	攻撃	防御	特攻	特防	素早
93	90	101	60	81	95

図鑑説明

ポケットモンスターソード: すさまじい　せいりょうを　もつ。　シャウトとともに　いかくするさまは　ブロッキングと　よばれている。
ポケットモンスターシールド: ケンカを　くりかえし　しんか。　うでをクロスし　さけぶ　おたけびは　どんな　あいても　ひるませるぞ。

概要

https://twitter.com/poke_times/status/1159088854504226816

マッスグマの進化系。既存ポケモンの分岐以外での追加進化は第4世代以来13年ぶりとなる。ただし同族競争の激しい過酷な環境下におかれたリージョンフォームのみが到達できる進化であり、原種のマッスグマは進化する事が出来ない。
- 2番道路の湖を渡った先の草むらの前に固定シンボルとして出現し、無視して奥の草むらに行こうとすると、素早く移動し全力で妨害してくる。バトルして倒すなりフェイントをかけて強引に奥へ進むと、大量のジグザグマが草むらを駆け回っている。つまりは幼い子供たちを守るために全力で立ち塞がる姿になったのである。
自分から攻撃を仕掛けることは少なく、挑発して敵の攻撃を誘い出し、「ブロッキング」を起点とした反撃戦法を得意とする。
外見がニューヨークのビジュアル系バンド「KISS」をどことなく彷彿とさせることがネットで話題になった際、KISSの公式 Twitterおよびボーカルのジーン・シモンズが反応したというエピソードがある。シモンズはニューズウィーク取材を受けた際「長らく家庭の中心にいたポケモンがKISSに敬意を払っているのを見る事が出来て喜ばしい」と語っている。
歴代シリーズ初のあくタイプジムリーダーかつエール団のリーダーであるネズの切り札…なのだが、最後の1匹としては繰り出さず残り2匹になったタイミングで出してくる。
- ネズは手持ちのポケモンを繰り出す際に手持ちの特性や技構成をバラす前口上を叫ぶのだが、何故かタチフサグマだけはシャウトを全面に押し出している。
メンバー全員がポケモンで構成されたポケモンバンド「マキシマイザズ」のボーカル担当としても登場する。殿堂入り後はバウタウンのストリンダーの石像前で彼らのライブ(という名目のエンディング)を見ることができる。

対戦におけるタチフサグマ

特性がすべて攻撃方面に振り切れており、専用技の「ブロッキング」も相まって超攻撃的なアタッカーへと成長した。
進化時に覚える「ブロッキング」の効果は「攻撃技を防ぎ、接触した相手の防御を2段階下げる」というもの。「こんじょう」＋「かえんだま」のコンボを始動させやすいだけではなく、タイプ相性で受けようとする相手に手痛い一撃をお見舞いできる代名詞に相応しい技。
特性は「こんじょう」「すてみ」「まけんき」の3つ。「すてみ」は対象技が「とっしん」「すてみタックル」「じごくぐるま」のみのため、あくタイプよりノーマルタイプとしての毛色が強くなる。ステータス低下対策の「まけんき」、「からげんき」による超火力が狙える「こんじょう」が比較的メジャー。
「ブロッキング」の存在もあり「しんそく」「ふいうち」等の先制攻撃技と相性がよさそうに思えるが、タチフサグマは先制攻撃技を覚えることが出来ない。「でんこうせっか」も使えないので、先手を取りたい場合はおとなしく素早さを上げるしかない。
「こんじょう」発動のために持たせた「かえんだま」も、「なげつける」「すりかえ」「トリック」等で相手を火傷にすることも出来る。うまく使えれば多くの物理アタッカーを手玉に取ることが出来る。
「ちょうはつ」も覚えるため、耐久型のポケモンに対しても強く出れる。特に持ち物への依存度が高いガラルサニーゴに対しては「はたきおとす」も相まって非常に有利。
優秀な変化技をこれでもかと覚えるのに加えて、マジックミラーのポケモンに対して「すてゼリフ」を使うことで相手を退場させつつ「まけんき」で攻撃力が差し引き3段階上がるというとんでもないコンボが使用可能な唯一のポケモン。下手にダイマックスわざで能力値を下げようものなら更に強化された攻撃が飛んでくるため、ていしポケモンの名に恥じない活躍ができるだろう。
物理アタッカーや耐久型への対応力が高い一方で、特殊アタッカーへの対抗手段が乏しいという弱点も持ち合わせる。