みがわりとは (ミガワリとは) [単語記事]

みがわりとは、

本人の代わりに、本人に見せかけて用いるにせもの。身代わり。
ポケモンの技のひとつ。

本項目では2について説明する。

基礎データ

みがわりとは、ポケットモンスターに登場する技の一種である。

基礎データ
名前	みがわり	効果範囲	自分
タイプ	ノーマル	コンテスト	かしこさ（第3世代・第4世代）
タイプ	ノーマル	コンテスト	かわいさ (第3世代リメイク)
分類	へんか	アピールポイント	2ポイント（第3世代、第3世代リメイク）
威力	―	アピールポイント	1ポイント（第4世代）
命中	―	妨害ポイント	0ポイント
PP	10・12・14・16	世代	第1世代
わざマシン	わざマシン50（第1世代）わざマシン90（第4世代～第7世代）わざマシン08（LGPE）わざレコード20（第8世代）

みがわり人形



じぶんの　HPを　すこし　けずってぶんしんを　だす。じぶんのかわりに　こうげきを　うける。

技説明

ポケットモンスター金・銀・クリスタル: たいりょくの 4ぶんの1をつかってじぶんのぶんしんをだす
ポケットモンスタールビー・サファイア・エメラルド: たいりょくの 4ぶんの1をつかってじぶんのぶんしんをだす
ポケットモンスターダイヤモンド・パール・プラチナ ポケットモンスターハートゴールド・ソウルシルバー: じぶんの HPをすこしけずってぶんしんをだす。ぶんしんはじぶんのみがわりになる。
ポケットモンスターブラック・ホワイト、ブラック2・ホワイト2: じぶんの HPをすこしけずってぶんしんをだす。ぶんしんはじぶんのみがわりになる。; （漢字）じぶんの HPを少し削って分身をだす。分身は自分の身代わりになる。
ポケットモンスターX・Y: じぶんの HPをすこしけずってぶんしんをだす。じぶんのかわりにこうげきをうける。; （漢字）自分の HPを少し削って分身をだす。分身は自分の身代わりになる。
ポケットモンスターサン・ムーン、ウルトラサン・ウルトラムーン: じぶんの HPをすこしけずってぶんしんをだす。ぶんしんはじぶんのみがわりになる。; （漢字）自分の HPを少し削って分身をだす。分身は自分の身代わりになる。
ポケットモンスターオメガルビー・アルファサファイア、ソード・シールド: じぶんの HPをすこしけずってぶんしんをだす。ぶんしんはじぶんのみがわりになる。; （漢字）自分の HPを少し削って分身をだす。分身は自分の身代わりになる。

コンテスト技説明

ポケットモンスタールビー・サファイア・エメラルド: ほかのポケモンにおどかされても 1どくらいはがまんできる
ポケットモンスターダイヤモンド・パール・プラチナ: じぶんのポケモンのひょうかがいちばんひくいと＋3される。
ポケットモンスターオメガルビー・アルファサファイア: ほかのポケモンにおどろかされても 1かいくらいはがまんできる; （漢字）ほかのポケモンに驚かされても一回くらいはがまんできる

概要

使用したポケモンの最大HPの1/4を消費して、ダメージを肩代わりする分身を作り出す技。
身代わりは消費したHP分以上のダメージを受けるか交代すると消えてしまう（「バトンタッチ」で引き継ぐことは可能）。

身代わりが出現している間、本体は基本的に相手の技によるダメージや状態異常を受けないが、音系の技（ほろびのうた、ハイパーボイス等）や特性「すりぬけ」を持つポケモンの技などは身代わりを貫通する。また、「おうふくビンタ」などの連続攻撃技は、身代わりのHPが0になっても攻撃回数が残っていた場合残りは本体に攻撃する。

「おにび」「ねむりごな」等の状態異常技をかわす、特性「しんりょく」や持ち物「チイラのみ」等のHPが減ると発動する効果を狙う、といった使用法がある。
他の技とのコンボとしては、「やどりぎのタネ」を使い体力を吸収しつつ「みがわり」を出し続ける通称「やどみが」、「いばる」を使い「みがわり」で安全を確保して相手の自滅を狙う通称「いばみが」などが有名。

初期の身代わり人形のグラフィックは怪獣系ポケモンのアイコンの使い回し（色は「みがわり」を使用したポケモン依存）だったが、第三世代以降は手足を前に出して座っている緑色の怪獣のぬいぐるみの姿になった。

『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』に参戦したゲッコウガの使用するワザに採用されており、身代わり人形（or丸太）で敵の攻撃を避けて反撃するカウンター系のワザ。Wii U版の身代わり人形はふかふかとして非常に触り心地が良さそうなグラフィックになっている。

現実世界のポケモンセンターで「エルフーンのみがわりぬいぐるみ」が発売されたが、大人気であっという間に完売した。