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現役時にどの大学にも合格できなかった場合、浪人を経て大学進学の道を確保できること自体は大きなメリットになります。デメリットはたとえば、1年間分の予備校学費や生活費の負担、生涯年収の差(就職開始の遅れによる)、採用選考での印象、そして入社後に同年齢が1年先輩としているという心理的要因などが挙げられます。 浪人のメリットデメリットは目的によって変わるのではないでしょうか。たとえば、「理系の専門性が高い学部に進学したい」「国立大学への進学を目指したい」といった明確な目的がある場合には、浪人することのメリットがデメリットを上回るといえます。 一方で、「現役時に受かった大学より少し偏差値の高い文系大学に入りたい」といった目的で浪人する場合は、得られるリターンが相対的に小さく、デメリットが目立つ可能性があります。 また、かつて就職氷河期と呼ばれた平成初期には浪人が3〜4割存在しましたが、現在では「9割以上が現役で進学」です。採用選考においても、実際に面接まで進んでくるのは現役生が大多数であり、浪人生(特に私立文系)は稀な存在となります。そのため、面接時には「1年分の社会的成熟度」や「学問に対しての明確な動機・意図」が期待される場面もあります。
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私は親ですが、メリットしかなかったと思う。 デメリットがあるとすれば、本人の気持ち。 落ちたときの撃沈度と浪人時のプレッシャー。 うちの子は浪人してよかったです。 就職の面接で挫折経験を聞かれる理由がわかりました。