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ブレーキの隙間自動調整については、ディスクブレーキは100%信頼できますが、ドラムブレーキの自動調整機構は完全ではなく、おおむね7割から8割程度の調整能力にとどまることを理解しておく必要があります。 ドラムブレーキを正しく調整するための基本的な手順は以下のとおりです。 調整は左右実施し、左右差が無いように気を付けてします ・サイドブレーキワイヤーの調整ねじを十分に戻す ・ドラム調整は扇型ラチェットタイプは慎重に1ノッチずつ確実に行う ・マイクロメータータイプは仕上げの調整以前は5~10ノッチずつ進める ・調整の途中でブレーキペダルを踏み、ライニングのセンタリングを実施 ・最後にサイドブレーキワイヤーを調整(遊びを取っただけで、レバーの引き代は3~4ノッチが目安) 特に経験の浅い方やモニター整備士の方には、こうした点を参考にしていただけると、より確実な整備につながると思います。
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質問者からのお礼コメント
回答して下さった皆様、お忙しい中ありがとうございました。 また質問した際には、どうぞ宜しくお願い致します(#^_^#)
お礼日時:9/11 1:19
その他の回答(5件)
こんにちは はい、軽自動車のリヤドラムブレーキでサイドブレーキを調整する場合、左右どちらか一方だけではなく、両側の効きをきちんと揃えることが大切です。 サイドブレーキはレバーやペダルにあるアジャスターで主ケーブルの遊びを調整し、その張り具合で左右ワイヤーに均等に力が伝わるようにします。過度に締めすぎるとブレーキが引きずり、逆に緩いと効きが不十分になるため、まず中央のアジャスターで全体を大まかにセットしてください。 そのうえで、ドラム内部にある自己調整機構(オートアジャスター)や手動アジャスターが正常に働いているかを確認します。機構が適切に作動しない場合は、ホイールを外して左右それぞれのドラムシューのクリアランスを直接微調整します。 まとめると、 ①手元アジャスターでワイヤー張りを全体的に調整し、 ②自己調整機構の動作を点検、 ③必要なら左右ドラム内の調整 ――という手順で、左右の効きを均等に揃えることが正しい方法です。