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シュウ「みなさん、こんにちは! 本日はあとがきインタビュー、最終回!
最後まで張り切ります! よろしくです!
と言うわけで、本日のゲストをご紹介します!
あのテンコちゃんをはじめとする克一門さんたちをも圧倒してしまった、
超バランスブレイカーの実力者!
今作最強! 双月世界のチートキャラ! その果てには、神になった女!
アオイ・ハーミットさんです!」
葵「ども」
シュウ「おぉ、何と言う無反応。タイカさんでもニヤッとしていたのに」
葵「そうなんだ」
シュウ「(……話し辛いなぁ、この人)
えーと、まあ、今回アオイさんをお招きしたのは、今わたしが挙げたような要素、
即ち『ものすごく強い』キャラを作品に登場させる理由について語ってもらうため、なんですがー」
――これも以前からちょくちょく言っていましたし、第1回でも説明していましたが、
自分の好み、趣向として、「滅茶苦茶強い主人公が圧倒的な実力差で格下の敵をプチプチ潰していく」
と言うような話は書きたくないんです。
これはご都合主義に他なりませんし、何より話の流れが幼稚で簡単なものになってしまい、
話の展開、バリエーションも乏しくなってしまう。だって結局「強い奴が強い攻撃で敵を倒して終わり」ですから。
たった20文字足らずで説明できてしまうくらい話が単純。情報量が新聞のテレビ欄以下です。
それよりも、「普通か、あるいは他の人よりは強い程度だった主人公が強大な敵と立ち向かうことになり、
様々な努力と閃きを重ねた末に勝利を勝ち取っていく」と言う話の方が好き。
はじめから勝つことが決まってるような天才主人公の「アカギ」より、
絶望的状況から必死で考え抜いて閃き、逆転勝利するダメ主人公の「カイジ」派。
最初から主人公が最強に強いジョジョ第3部より、段々と主人公が強くなっていく第6部派です。
葵「なのに、なんであたしが登場したの?
あたし、途中で敵役になったけど、最初からそれが狙いだった?」
――そうなります。
ただ、「単純に強い奴が敵になった」と言う展開だけでは無く、
もっと強い敵(白猫)に対してどうやって戦っていくか、と言うことも考えてのキャスティングです。
今作における最終的な敵はあくまで白猫であり、それにどうやって対抗し、撃退していくのかが主眼ですから。
実際、最終的には葵は、葛たちの仲間になりましたし。
葵「ボロボロの、死にかけの状態でだけどね。かなりひどいでしょ、あたしの扱い」
シュウ(あ、怒ってる。だから無愛想だったのかなー)
――それについては、本当にごめんなさい。
次回、いや、次々回作の予定ですが、その時登場する際には、もっといい扱いにしたいと思います。
何と言っても、今回「神様」になりましたし。このまま出番が終わりでは、非常に勿体無い。
それに散々「滅茶苦茶強い主人公が出るのは嫌い」とは言いましたが、葵はかなりお気に入りのキャラです。
ルナさんと同様、出せそうな機会があれば積極的に出していこうと考えています。
シュウ「あ、ソレ。そう言えばちゃんと聞いてませんでしたねー。
まず次回作、どんな話になるのか教えて下さい!」
――次回作はまた時代が遡ります。双月暦1世紀、と言うか双月暦ができて間も無いくらいの頃です。
また、それと並行して「火紅狐」よりちょっと後くらいの時代の話もする予定です。
こちらは今作における「麒麟抄」みたいな感じですね。フォコも出す予定です。
シュウ「なんでまた……?」
――ちょっと聖書を作ろうと思って。
「白猫夢 第5部」で天帝教の人が話をする時に引用してた「大卿行北記」とか、
聖書っぽい名前はちょくちょく出ているので、それをはっきりと形にしておこうかと。
葵「変なところで凝り性だよね、あなた。『白猫夢 第8部』書いてた時も、
実は金火狐の財団典範を本当に作ってたりするし」
――10分の講義をするためには20分相当の文章を書いておかなきゃいけない、って言う話ですよ。
ともかく次回作は、聖書っぽいお話。タイトルは「双英雄 -Double Myst Maker-」。
ちなみに主人公は2人。その片方はこれまで何度も登場してきた、あの人。
葵「はっきり言ったらいいのに。エリザさんでしょ? 『見えた』よ」
――まあ、はい。エリザが主人公の一人です。
そして同時にもう一人の視点からも、物語を進めていきます。それが二人の英雄、即ち「『双』英雄」と言うわけです。
そしてその次、次々回作もある程度は考えています。なので、「双英雄」はそんなに長く続かないかも。
……どうでしょう?
葵「……(無言で首を横に振る)」
シュウ「長くなるんですね……また」
――よ、予知は100%じゃないですから!
とにかく次々回作の構想も、現時点である程度は考えてあります。こちらは逆に、「白猫夢」より後の話です。
シュウ「なんでそっちの話を先に書かないんですか?」
――これは「蒼天剣」から「火紅狐」に移った時と同じで、
話を次に進めるための骨組みを作りたいと言う考えもあってのことです。
さっき言ったことですが、1つのしっかりした話を作るには、2つ3つは裏の設定やストーリーがいりますからね。
そしてそれを、完全に裏方にしてしまうのも勿体無い。出せる分は出したいところ。
と言って、そのためにどんどん話の舞台が古くなって行くのも、一向に前へ進んでない感があります。
とりあえず今のところは、シーソーのように時代を前後させつつ展開していこうと考えています。
ただ、「双英雄」に取り掛かる前に、「白猫夢」でちょっと登場したけど、
その後の見せ場が無くなっちゃったキャラたちを再度取り上げる機会を、
短編として設けようと思います。
シュウ「それではラスト恒例のスペシャルサンクス、お世話になった人たちのご紹介です!」
――まず、今回も「クリスタルの断章」のポール・ブリッツさんには、大変お世話になりました。
色々と機知的でシニカルなコメントをいただき、とても参考になりました。
また、「いろいろ考え中」のカテンベさんからも、多数のコメントをいただいています。
ポールさん同様、短編やショートショートにもコメントをいただき、大変感謝しています。
前作「火紅狐」や前々作「蒼天剣」に、熱心にコメントを寄せていただきました
「LandM製作所」の才条蓮さんにも感謝しています。
そのうち「白猫夢」も読み進めていただけるかな、と期待しています。
そして大火と天狐、白猫のイラスト3点をを提供していただいた
「アリとアリクイ」の森野夜市さん、とにもとさんも、大変ありがとうございました。
現在はブログでの活動が見受けられず、ツイッターでもほとんど発言をお見かけしませんが、
元気にされていることを願っています。またイラストを提供していただければと密かに願っています。
その他、当ブログ「黄輪雑貨本店 新館」にお越しいただいた皆様、
小説をご笑覧いただいた皆様、ありがとうございました!
シュウ「ありがとうございましたー!」
最後まで張り切ります! よろしくです!
と言うわけで、本日のゲストをご紹介します!
あのテンコちゃんをはじめとする克一門さんたちをも圧倒してしまった、
超バランスブレイカーの実力者!
今作最強! 双月世界のチートキャラ! その果てには、神になった女!
アオイ・ハーミットさんです!」
葵「ども」
シュウ「おぉ、何と言う無反応。タイカさんでもニヤッとしていたのに」
葵「そうなんだ」
シュウ「(……話し辛いなぁ、この人)
えーと、まあ、今回アオイさんをお招きしたのは、今わたしが挙げたような要素、
即ち『ものすごく強い』キャラを作品に登場させる理由について語ってもらうため、なんですがー」
――これも以前からちょくちょく言っていましたし、第1回でも説明していましたが、
自分の好み、趣向として、「滅茶苦茶強い主人公が圧倒的な実力差で格下の敵をプチプチ潰していく」
と言うような話は書きたくないんです。
これはご都合主義に他なりませんし、何より話の流れが幼稚で簡単なものになってしまい、
話の展開、バリエーションも乏しくなってしまう。だって結局「強い奴が強い攻撃で敵を倒して終わり」ですから。
たった20文字足らずで説明できてしまうくらい話が単純。情報量が新聞のテレビ欄以下です。
それよりも、「普通か、あるいは他の人よりは強い程度だった主人公が強大な敵と立ち向かうことになり、
様々な努力と閃きを重ねた末に勝利を勝ち取っていく」と言う話の方が好き。
はじめから勝つことが決まってるような天才主人公の「アカギ」より、
絶望的状況から必死で考え抜いて閃き、逆転勝利するダメ主人公の「カイジ」派。
最初から主人公が最強に強いジョジョ第3部より、段々と主人公が強くなっていく第6部派です。
葵「なのに、なんであたしが登場したの?
あたし、途中で敵役になったけど、最初からそれが狙いだった?」
――そうなります。
ただ、「単純に強い奴が敵になった」と言う展開だけでは無く、
もっと強い敵(白猫)に対してどうやって戦っていくか、と言うことも考えてのキャスティングです。
今作における最終的な敵はあくまで白猫であり、それにどうやって対抗し、撃退していくのかが主眼ですから。
実際、最終的には葵は、葛たちの仲間になりましたし。
葵「ボロボロの、死にかけの状態でだけどね。かなりひどいでしょ、あたしの扱い」
シュウ(あ、怒ってる。だから無愛想だったのかなー)
――それについては、本当にごめんなさい。
次回、いや、次々回作の予定ですが、その時登場する際には、もっといい扱いにしたいと思います。
何と言っても、今回「神様」になりましたし。このまま出番が終わりでは、非常に勿体無い。
それに散々「滅茶苦茶強い主人公が出るのは嫌い」とは言いましたが、葵はかなりお気に入りのキャラです。
ルナさんと同様、出せそうな機会があれば積極的に出していこうと考えています。
シュウ「あ、ソレ。そう言えばちゃんと聞いてませんでしたねー。
まず次回作、どんな話になるのか教えて下さい!」
――次回作はまた時代が遡ります。双月暦1世紀、と言うか双月暦ができて間も無いくらいの頃です。
また、それと並行して「火紅狐」よりちょっと後くらいの時代の話もする予定です。
こちらは今作における「麒麟抄」みたいな感じですね。フォコも出す予定です。
シュウ「なんでまた……?」
――ちょっと聖書を作ろうと思って。
「白猫夢 第5部」で天帝教の人が話をする時に引用してた「大卿行北記」とか、
聖書っぽい名前はちょくちょく出ているので、それをはっきりと形にしておこうかと。
葵「変なところで凝り性だよね、あなた。『白猫夢 第8部』書いてた時も、
実は金火狐の財団典範を本当に作ってたりするし」
――10分の講義をするためには20分相当の文章を書いておかなきゃいけない、って言う話ですよ。
ともかく次回作は、聖書っぽいお話。タイトルは「双英雄 -Double Myst Maker-」。
ちなみに主人公は2人。その片方はこれまで何度も登場してきた、あの人。
葵「はっきり言ったらいいのに。エリザさんでしょ? 『見えた』よ」
――まあ、はい。エリザが主人公の一人です。
そして同時にもう一人の視点からも、物語を進めていきます。それが二人の英雄、即ち「『双』英雄」と言うわけです。
そしてその次、次々回作もある程度は考えています。なので、「双英雄」はそんなに長く続かないかも。
……どうでしょう?
葵「……(無言で首を横に振る)」
シュウ「長くなるんですね……また」
――よ、予知は100%じゃないですから!
とにかく次々回作の構想も、現時点である程度は考えてあります。こちらは逆に、「白猫夢」より後の話です。
シュウ「なんでそっちの話を先に書かないんですか?」
――これは「蒼天剣」から「火紅狐」に移った時と同じで、
話を次に進めるための骨組みを作りたいと言う考えもあってのことです。
さっき言ったことですが、1つのしっかりした話を作るには、2つ3つは裏の設定やストーリーがいりますからね。
そしてそれを、完全に裏方にしてしまうのも勿体無い。出せる分は出したいところ。
と言って、そのためにどんどん話の舞台が古くなって行くのも、一向に前へ進んでない感があります。
とりあえず今のところは、シーソーのように時代を前後させつつ展開していこうと考えています。
ただ、「双英雄」に取り掛かる前に、「白猫夢」でちょっと登場したけど、
その後の見せ場が無くなっちゃったキャラたちを再度取り上げる機会を、
短編として設けようと思います。
シュウ「それではラスト恒例のスペシャルサンクス、お世話になった人たちのご紹介です!」
――まず、今回も「クリスタルの断章」のポール・ブリッツさんには、大変お世話になりました。
色々と機知的でシニカルなコメントをいただき、とても参考になりました。
また、「いろいろ考え中」のカテンベさんからも、多数のコメントをいただいています。
ポールさん同様、短編やショートショートにもコメントをいただき、大変感謝しています。
前作「火紅狐」や前々作「蒼天剣」に、熱心にコメントを寄せていただきました
「LandM製作所」の才条蓮さんにも感謝しています。
そのうち「白猫夢」も読み進めていただけるかな、と期待しています。
そして大火と天狐、白猫のイラスト3点をを提供していただいた
「アリとアリクイ」の森野夜市さん、とにもとさんも、大変ありがとうございました。
現在はブログでの活動が見受けられず、ツイッターでもほとんど発言をお見かけしませんが、
元気にされていることを願っています。またイラストを提供していただければと密かに願っています。
その他、当ブログ「黄輪雑貨本店 新館」にお越しいただいた皆様、
小説をご笑覧いただいた皆様、ありがとうございました!
シュウ「ありがとうございましたー!」
»» 2016.01.22.