
『チ。-地球の運動について-』 第十一話 『血』
ノヴァクは若き審問官に上手な世渡りのコツを伝授。
親切のつもりなんだろうけど、言われた方は困惑していますよ。
司教は昔は天文学をやっていたけれど、今は異常に毛嫌いしている・・
これは、本当は地動説を確信しているんじゃ?
司教の息子(!)はお金のかかる異端審問官が気に喰わないようですね。
さすが司教サマの息子サマは世俗的であることよ。
ふたりの実習の相手は女性の異端でした。
淡々と「仕事」を教え、指示をするノヴァク。
世界を今のままに保持するために必要なものは「血」と教えます・・
そこへノヴァクへ緊急の派遣要請が入りました。
「司教直々のご指名」と聞いて何か思ったようなノヴァク。
宇宙論関係はノヴァクに任せられる感じなんですかね・・
地動説の論文?理論?が完成したということで、
バデーニ、オクジーはヨレンタと待ち合わせし、酒場で乾杯!
「我々は動いている」
という言い方。どこで誰が聞いているかもわかりませんもんね。
バデーニは国外へ行って、発表の時節を狙うつもりです。
オクジーは働いてお金を貯めて、将来的には大学へ行きたいですって。
ヨレンタはコルベの助手として天文の研究班の仕事をするらしい。
自分の名前で論文を発表したいと言いますが、
コルベに潰されちゃうんじゃ・・?
3人が話をしているとヨレンタに話しかける者がいました。
父のノヴァクです。
やっぱりヨレンタはノヴァクの娘だったのです@@;
凍り付くオクジー。
ノヴァクは娘に自分の仕事の話を言えずにいるんです。
やっぱりどこかやましいと感じているってことじゃ?
ヨレンタと一緒に帰ってホッとしたところ、
ノヴァクは戻って来ました@@;
こえー・・
祝杯の席で
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