映画館へ映画を観に行って参りました^^
『侍タイムスリッパー』 2024年 日本制作
【人生ひまつぶし あっという間に過ぎるエンタメ月間。】
のブログで紹介をされていて気になっていましたが、
娘も観たいというので一緒にお出掛け✿
面白かったです。
本物の侍が現代の京都の時代劇撮影所にタイムスリップ。
自主製作なのにメッチャ本格的!
安田淳一監督の時代劇愛に共感し、東映京都撮影所が相当協力してくれたらしい。
館内が一体になったように笑ったり、
長い沈黙のシーンは観てるこちらも緊張しました。
劇場の中も耳が痛いくらいの無音。
たまりませんでした。
お寺の住職夫妻のやさしさにほっこり。
ヒロイン山本優子は誠実で面倒見の良い素敵な女性。
殺陣師の師匠関本のノリツッコミww
(関本の役は当初福本清三氏を予定していたそうですが、脚本完成前に死去。
残念でした・・)
主役の山口馬木也さんを観ながら私は、
博多華丸さんに似てる・・とずっと思っていました^^;
訛りが良かった。
朴訥な会津の下級武士が生きていました。
これを劇場で観られて良かったです^^
最後にどうやって〆るのかなと思ったら・・
なるほど!と思いました。
しかし、
2日続けて外出したせいかいつもに増してぐだぐだな一週間となりました^^;
侍タイムスリッパー
思い出しながらひと言・・
『かがみの孤城』 2022年 日本制作
辻村深月による小説原作のアニメ映画。
なんかまた異世界に迷い込んだ系?と思っていましたが、
オオカミさまとかこの城とか、ちゃんと意味があったよ!
結構SFだったよ。
全てがわかった時は涙が止まらなかったよ><。
CV全員声優さんを使ってくれたらもっとすんなり物語に入り込めたかな・・
不登校になった子どもたちの話でちょっと辛いんだけど、
現実はもっと残酷だったりするんだけど、
あきらめたりしないで自分の居場所を見つけて欲しい。
どこかにあるよ。
命の危険がある時は逃げてね!
かがみの孤城
京アニだったので取りあえず視聴してみました。
『リズと青い鳥』 2018年 日本制作
本作は『響け!ユーフォニアム』の続編でありスピンオフという位置付けではあるが、
"1本の独立した映画"としても成立するよう制作されている。(wiki)
劇中の『リズと青い鳥』が羽海野チカさんの絵柄っぽいと思った。
本編はちゃんと京アニでした。
最後にみぞれ役が種﨑さんと知って驚きました。
早見沙織さんかと思ってたから^^;
特別大きな出来事があったわけでなく、
部活内の人間関係あれこれ、進路のこと、
彼女たちの日常の中で変化や気づきが起こります。
みぞれと希美の関係は最初、自分たちが考えていたのとは逆だったんだ・・
って、
彼女らのこころの動きの表現が繊細過ぎて、
何なの?何なの~?って感じでした。
よーわからん。
このお話の中の登場人物たちは皆やさしいけど、
みぞれみたいに不愛想なコミュ障は現実だといじめられそう~
と思いました^^;
私には合わない作品でした。
リズと青い鳥
日曜日に放映してました。懐かしかったです^^
『街の灯』 1931年 合衆国制作
金持ちの慈善家が町の広場に大きな石像を寄贈。
華々しく幕を開けたら浮浪者(チャップリン)が寝ていて・・
その後の道路の奈落?といい、計算しつくされている。
盲目の花売り娘が浮浪者のチャップリンをお金持ちと誤解してしまう理由も上手い。
昔はそこまで思わなかったけど、ヴァージニア・チェリルの盲目の演技が自然~
酔っぱらってる時としらふの時で二重人格のように浮浪者への対応が変わる富豪。
酔ってる時だけ覚えているなんてアリかww
自殺しようとする富豪を止める浮浪者。
巻き込まれて自分が河?に落ちてしまいます。
それを助けようとする富豪。
何度も何度もふたりが落ちてしまうのってお笑いの原点やねww
富豪が自殺したいと思った原因は妻との離婚。
どんだけ愛していたんだ。
意外と純粋な人なのかもね。
花売り娘の言葉遣いが上品なのが好き。
彼女にお金が必要となった時、
浮浪者がまずは自分で稼ごうとしたところが良いよね。
レフェリーの後ろに隠れ、ダンスを踊るようにステップする浮浪者。
健闘むなしく、(拳闘だけに、なんちゃって)
でも友だちモードに突入の富豪からお金をもらい、
やったー早く彼女に渡しに行け~と思ったらこれですよ><。
強盗が入って来なければ><;
浮浪者は偶然にも二度も富豪を助けたんですよね。
このくらいのお礼もらってもイイよね!
ラスト、
花売り娘は手術して目が見えるようになり、自分で花屋を営んでいました。
おばあさんも一緒に働いています。
車のドアが閉まる音に自分を助けてくれた紳士のことを思い出します。
花を注文しに来た素敵な紳士があのお方では・・?
それは違っていました。
そこへ、
更にボロボロになった服で出所の浮浪者。
新聞売りの少年たちにからかわれます。
残酷だなぁ。
振り向いた浮浪者はビックリ。そして、微笑。
愛する彼女は目が見えるようになり、しあわせそうだから。
いや、
一目会えただけでもうれしかったかも。
お花が好きな浮浪者に一輪のお花とコインを渡そうとする花売り娘。
彼はお金を受け取ろうとはしません。
お花だけを受け取る彼にコインを握らせると、娘はある感覚に気づきます。
この手は・・
あなたでしたのね?
字幕では「You?」だけですよ。
素敵な訳。
もうボロ泣き (´;ω;`)
これと『モダン・タイムス』のラストは何度観ても泣いてしまう。
普通の女性だったら服ボロボロの浮浪者が「あの方」だったらガッカリするのでは?
だけど花売り娘は胸がいっぱい・・というような表情。
ハッピーエンドです✿
ラスト、寄りで見るとチャップリン結構お年な感じですよね。
ワザと「素」を見せているのかなぁと思ったり・・
街の灯
フランソワ・トリュフォー監督作品。
ジャン=リュック・ゴダール監督と勘違いして録画しました^^;
『柔らかい肌』 1964年 フランス制作
有名な評論家と美人スチュワーデスの不安定な不倫・・
そして衝撃の結末@@;
ナンパおじピエールの誘いを最初はさくっと断ったニコル。
当然よねと思ったら、どうしてすぐ電話をかけなおしてきたのかな?
彼が有名人だってわかったから?
ニコルにのめり込んでいくピエール。
楽しい浮気旅行になるハズが大失敗。
ニコルのご機嫌を取るために寄り道して奥さんにバレてしまいました。
そしたら、
妻子を捨てるですって!?
言い争いしてたクセに急にベッドインする夫婦^^;
奥さんの怒りの激しさがすごい。
ピエールを愛しているから?
今まで浮気したことなかったのかな。
写真店の帰り、しつこい男にナンパされてしまう奥さん。
ぶち切れた奥さんは男にガンガン怒りをぶつけます。
それは夫への不満かしら。
家へ帰るとクローゼットからライフルを出し弾をセットする奥さん。
おいおい!
娘のことを考えないの?@@;
そして・・
やっちゃいましたね。
電話が間に合えばこんな結果にならなかったんでしょうに。
自業自得かな。
最後にうっすらと笑う奥さん。
ふふ・・
トリュフォー監督だったら『大人は判ってくれない』とか『華氏451』
観てみたいなぁ。
柔らかい肌
話のタネに観てみました^^;
『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』 2020年 日本制作
TVシリーズ第10話のアンの孫 デイジーが、
昔ヴァイオレットがアンの母の依頼でタイプした手紙を読むところから・・
なんか、素直じゃないメンドクサイ人たちばっか^^;
手紙でしか素直になれないなんて・・
健康な時ならともかく、
命が残り少ないなら、
生きて、向かい合って話が出来るうちに会話したりハグした方が
大切な気がするんだけど・・
映画を作るためかもしれないけど、
少佐が生きていたのに自分勝手に隠れるように生きていたのはなんだかなぁ。
会いに来たヴァイオレットを拒絶する少佐。
ああめんどくさい・・
この映画で一番感動しているのは制作スタッフさまたちなんじゃないかと思いました。
命を注ぎ込むように作った作品を好き放題言ってゴメンなさい。
好みの問題なので^^;
劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン
10月に新海誠監督『すずめの戸締まり』公開記念で放送してて、
『言の葉の庭』は観たことなかったのでどんなんかな?っと・・
『秒速5センチメートル』 2007年 日本制作
昔、いきものがかりの「SAKURA」や「花は桜 君は美し」をバックにしたMADを見て、
メッチャ感動して、原作はどんなにか素晴らしい映画だろうと期待して、
その後、本編を観たらMADだけで十分だったなと思ったという^^;
ついでに久々に観てみました。
東京の街並み、空、電車、駅、学校の教室、自分の部屋、洗濯機のふたまで、
リアルにある風景日常その他をすごく魅力的に描写するのは本当にすごい。
第一話 桜花抄だけだったらまだなぁ。
小中学生の思いをいつまで引きずってるんだよとww
というのがありえないというか恥ずかしいというか^^;
これを三部作の映画にしちゃったのってある意味スゴイ・・
『言の葉の庭』 2013年 日本制作
こちらもなんか、ないわ~という設定に入り込めませんでした^^;
こんなサボってたら授業についていけなくなったり出席日数の問題ありじゃない?
見てて、
ジブリ映画のオマージュかなぁというシーン色々。
ちょっと「耳をすませば」を思い浮かべちゃったり。
新海監督は少女マンガを目指しているのかなぁ?
『秒速5センチメートル』&『言の葉の庭』
ガンダムがスペシャル特番だったので、
9月に録画して置きっぱだった映画の感想ちらっと^^;
『竜とそばかすの姫』 2021年 日本制作
背景とか、さすが映像はきれい☆彡
登場人物たちの台詞が下手過ぎてなかなか集中出来なかったけど^^;
ヒロインがどうしてあそこまで父親に反抗的なのかわからない。
傷ついている悲しいのは自分だけと思っているのが腹立つ~
お父さんが可哀想過ぎる・・
(ぃゃ、お父さんも寛容過ぎて変。)
しのぶくん。
細田守監督と新海誠監督、こういう男子キャラ出て来ない?
こゆのが理想なのかな。
スカして、女子がひたすらに自分を好きなのを当然のことと思ってるような。
ちょい俺様でツンツンな感じ。
やさしさを感じられないんだよね~
どうしてすずは竜に興味を持ったんだろう。
どうしてワザと嫌われるようにしているのに理由があるのかもって思ったのかね。
自分の秘密は知られたくないのに人の秘密を暴こうとするヒロちゃん。
すずはぼろ泣きするくらいだったらルカちゃんに八方美人的な返信しなきゃイイのに。
意味わかんない。
ホント感情移入出来なかったわ^^
美女と野獣みたいな歌とダンスのシーン。
すずが素顔をさらして歌うシーンは良かった。
歌声が素敵でした☆彡
竜の正体がわかって助けるためにたったひとりで電車にぃ?
どうして大人が誰も付き添わないの?
住宅街を走っていて偶然に?兄弟と出会えるなんてねー
虐待の父親が幼稚過ぎてちょっとねー
なんか、
壮大な、超高クオリティな、自主制作アニメ映画を観させられたような、
何とも言えない後味でした。
竜とそばかすの姫
3年ぶりのお友だちと観に行って来ました~
映画『ダウントン・アビー/新たなる時代へ』 2022年 イギリス・アメリカ合作
ダウントン・アビーの映画 第2弾です☆彡
もう期待しかありません^^
何も考えずに予約をして映画が始まって衝撃だったのは、字幕版だったこと@@;
何で気づかなかったんだろう。
そういえば前回は吹き替え版か字幕版か選べたんだった!
馴染みのない声(英語だし)に慣れるのに少し時間がかかりました。
けど、
内容は楽しめました^^
物語は前の映画の続きトムとルーシーの結婚式から。
トムってきっと、クローリー家の人と縁があるのね。
華やかな宴とは裏腹に、屋敷は傷みが目立ち、
長女メアリーが莫大な修繕費の工面に悩んでいたところへ、
映画会社から新作を屋敷で撮影したいというオファーが。(公式)
屋敷が映画のロケに使われるというお話と、
バイオレットおばあさまがモンミライユ侯爵から南仏にある別荘を贈られたというお話を軸に映画は進みます。
いつもモテモテのメアリーが映画監督とちょっとイイ感じになったところへ夫登場?
とか妄想したのですが、最後まで夫は出て来ませんでした。
映画陣や使用人たちのトラブルあれこれ。
生きてりゃ色々ありますわな。
でも、うまい具合にスッキリ解決☆彡
今回はモールズリーさんがバクスターさんと結ばれることになって良かった。
映画の撮影があったこと、その撮影が順調でなかったことが幸いしましたね。
更にトーマス。
前回出来た恋人が結婚してしまい落ち込んでいましたが、
ラッキーな、ラッキー過ぎる出会いがあって新しい世界に一歩踏み出すことになります。
トーマスが屋敷を去るのでカーソンさんが復帰することになりました。
バイオレットおばあさまが亡くなって内心心細いメアリーの支えになってくれるでしょう^^
モンミライユ侯爵はどうしてヴァイオレットおばあさまに南仏の別荘を?
というのは、またおばあさまのモテ伝説☆彡
おばあさまとメアリーはどこか共通しているところがあるよね。
だから、おばあさまは何もなかったと言ってたけど、
実は・・って私、妄想したわww
何かあったとしても子孫たちのために秘密は墓場まで持っていくわよね。
ロバートのもろさ。
いや確かに、自分の出生に秘密があったとか急に言われたら動揺するか。
それにしても、クローリー家は女で持っているって感じ。
ヴァイオレットおばあさまが亡くなるシーンは泣いてしまいました・・
去る者がいれば生まれ来るものがいるダウントン・アビー。
次回作があるとすると戦争突入になりそうで、
だったらこれでおしまいで良いと思いました。
今回もドレス、帽子、スカーフ、アクセサリーetc 素敵で、
心も豊かになったような気分で家路に着きました^^
映画『ダウントン・アビー/新たなる時代へ』前作振り返り!特別映像
映画『ダウントン・アビー/新たなる時代へ』
善き思い 善き言葉 善き行い
ライヴ・エイドのお陰でお父さんと家族に認められて良かった・・
『ボヘミアン・ラプソディ』 2018年 合衆国制作
ちょっとロックっぽく?アレンジされてる20世紀フォックス社のファンファーレ☆彡
ライヴ・エイドの朝なのに、朝起きるなり咳をするフレディ・マーキュリー。
何故かというとラストに理由がわかります。
5匹くらい?こんなににゃんこを飼っていたの? (=^・^=)
1985年にこんなスゴイ世界的音楽イベントがあったなんて、
無関心だったんでしょうね。あんま記憶がない^^;
スマイルというバンドをやっていたブライアン・メイとロジャー・テイラー。
ちょうどヴォーカル兼ベースが辞めフレディが加入。
恋人も出来、ライブでは大受け。
映画の中では割ととんとん拍子に売れた感じ。
ボヘミアン・ラプソディって「オペラパート」なんてもあるし、
当時から不思議な曲よね~って思ってたけど、
常に新しい曲作りに挑戦し続けていたのかな・・
シングルカットを認めなかったレイ・フォスターは本当にクイーンを失った男に。
マスコミは酷評したというけれど、それってEMIの圧力じゃ?
クイーンは売れてもフレディの苦悩は止まらない。
そして自分から選んだ孤独。
ポール・プレンターがこの映画の一番の悪役だったかな。
ライヴ・エイドをキッカケにフレディはメンバーに謝罪しクイーンは復活します。
いつもは人を待たせる側のフレディが初めて(?)人を待つシーンが堪らんね。
白いランニングシャツに洗いざらしのジーンズでステージに上がるフレディ。
テンションの上げ方がリアルっぽい。
歌えて良かった。
どれも懐かしい歌。
泣きたいほどに懐かしい。
中一の時に洋楽好きな友だちに教えてもらった。
ブライアン・メイのギター好きだった~
追記:アナザーストーリーズ「クイーン 21分間の奇跡~ライブエイドの真実~」
という番組を途中から見ました。(2023-4-11)
クイーンはこのステージを迎える際、人気は低迷、
メンバーの不仲など瀬戸際にあった。
あの類いまれなパフォーマンスはいくつかの偶然とつながりの奇跡が生んだものだった。
映画には描かれなかった伝説のステージのもうひとつの真実を、
クイーンのメンバー、ブライアン・メイとロジャー・テイラーが初めて明かす!
というもの。
ニューウェーブの流れから見たら時代遅れの旧世代
ライブエイドはクイーンにとってはアウェイかもと覚悟して参加したんですね。
私は盛り上がった映像しか見ていないので驚きました。そうだったのかー・・
なのに、
夕方になってダレてきた観客を前にそれを盛り返して、
翌日の視聴者投票で60%の人がクイーンのパフォーマンスが一番良かったと選ばれたの!
時代を超えてクイーンというグループの圧倒的魅力を見せつけたんですね。
ライブエイドの主催者ボブ・ゲルドフは、
あの頃はロックンロールこそ文化だった
でも 今はそうじゃない
すばらしいアーティストはたくさんいる
だけど どんな音楽も今は
文化の‶背骨”にはなれない時代なんだ
音楽を通して社会を動かすことは
もう二度とできないんじゃないかな
と言いました。
ロックンロールその他の音楽が社会を動かしたいというメッセージ性を失って、
いかに売れるかという商業ベースにすっかり飲み込まれてしまったから?
そうかも。
でも、
わからないよね。
昔とは違う形でムーブメントが起こることがあるかもしれないって私はふわっと期待する・・
ボヘミアン・ラプソディ