ちょっと昔話。
大学卒業したての新人君が「何からお願いします」とたまに言っていた。
ん?と違和感を覚えたことは記憶しているが、何から何までお願いしますということかなと勝手に納得していた。
イントネーションが標準語の「何から何まで」の「何から」と同じだったというのもある。
徐々に気にならなくなっていった。
なんだこれ、と思った直後、点と点が線で繋がった。
何卒を何辛と言っているのだと察した。
え、最近の若い子って何卒って知らないのかな。まさか知らないわけないよなあと思いながら、本人が傷つかないようにやんわりと指摘した。
敬語の話などをしながら回り道して何卒トークに持っていったと思う。
話を聞くと、「なにとぞ」という響きに聞き覚えはあるが、それは彼の言う「何辛」とはリンクせず独立していて、いわゆる「何卒」を「何辛」と誤認しているということがわかった。
なーんだ、と安心した。知らなかっただけなら、覚えてくれればいい。
そんな彼も今では立派に成長し、リーダーとしてチームを引っ張る存在になっている。
ミスをしても迅速に対応するし、誠実で頼りがいがある。それはあの時から変わっていない。誰とでも良い関係を築くことができる、私も大好きな上司だ。
「すみません!次からちゃんと覚えます!」 … 「なにそつおねがいします(ヨシ)」
10辛でお願いします🍛
ケイスケホンダの「きよきよしい」思い出した
増田、なにから君に出世負けしとるやんけ!!ってオチ?
優秀で完璧になったその人は、優秀で完璧が故に過去の最大の汚点を祓うことに執着しそれを知る唯一の人物を孤立させ孤独にこの世から消すことを計画するのであった
何卒よろしくお願いいたしますってフレーズはFF10で知った
新人君のソープデビュー 「はじめてなので、ナニからよろしくおねがいします」