[AnimeEffects]何となく流れが分かってきた

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AnimeEffectsを色々試していき、段々と使い方が分かってきました。
ただの〇だと動かしていて寂しかったので、今回はモンスターっぽいものを用意してみました。
3分お絵描きなのでクオリティは気にしてはいけない・・・・。

メモも兼ねて簡単な動作をさせるまでを記事にして残しておきます。
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まず最初にやることは専用のプロジェクトを作ること。
「ファイル」→「プロジェクトの新規作成」を選んで、設定ダイアログを開きます。

初期リソースには最初に読み込んでおく画像ファイルを指定します。
psd形式に対応しており、レイヤーとフォルダの設定含めて読み込んでくれるので、
psdで作れるならこの形式で用意しておくとよさそうです。

最大フレームは1秒60フレームなので、今回は2秒の120に設定しました。





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OKを押すと画像が読み込まれました。
ちなみに後から画像を追加したい場合は、「ウインドウ」の「リソースウインドウ」で読み込めます。
読み込み済みの画像を更新することもできるので、動かしているときに気になって修正した場合はお世話になります。





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パーツの選択などは下側のターゲットドックで行います。

ちなみに3Dツールだとパーツの親子関係を結ぶ設定がよくありますが、
AnimeEffectsではその代わりとしてフォルダが該当するみたいです。
フォルダに移動などの設定を行うと、中のパーツがまとめて動くという感じですね。





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動かし方なんですが、ボーンというものを使うようです。
まずは左のツールドックから骨のアイコン「ボーンを構築する」を選択して、「ボーンを追加する」を選びます。

この時に、表示設定の「ポリゴンのワイヤーフレームを表示する」を有効にしておくと、
選択中のパーツの範囲が分かりやすくなるのでオススメです。





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動かしたいパーツに骨を入れるイメージでクリックしていくと、ひし形のようなボーンが追加されていきます。
〇の頂点と次にクリックした場所が結ばれるので、1本選だけでなく途中で複数に分岐させることも可能っぽい。





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ボーンを埋め込んだら次は影響度を設定します。
各ボーンの影響度に属する三角のポリゴンが移動するという仕組みなので、
どのボーンでどのあたりを動かすかをここで設定します。

左のツールドックから「影響範囲を操作する」を選択します。





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この影響範囲の操作が少し難しかったです。

ボーンの根本をドラッグするとボーンから影響度エリアが出てくるので、
ドラッグ操作の左右と上下でうまく対象のポリゴンが含まれるように調整します。
1つのボーン辺りに根本と先端の2か所で設定できるので、これを全ボーンに対して行います。





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全部をそれっぽく埋め終わりました。

3Dツールとか使ったことある人は「ウェイトペイントは?」を思い浮かべると思うけど、
AnimeEffectsは簡単に動かすがテーマっぽいのでそういう機能は今のところないようです。
影響度や範囲の細かい調整は難しいので、おおざっぱにしか設定できなさそう。

ツールの機能追加は続いているようなので、今後そういうのが対応される可能性はあるかもしれない。





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ボーンの設定ができたので、いよいよ左腕を動かします。
左のツールドックのツール類からロボの腕っぽい「ボーンのポーズを付ける」を選び、「ボーンを移動する」を選択します。

次にキーフレームというの打ち込む必要があるので、
下のターゲットドックで時間が0.0になっているのを確認して、右の「現在のキー」→「ポーズ」の+をクリックします。
この数字は時間(秒)を表していて、0.0だと0秒時(初期状態)を表しています。

最後に下のターゲットドックで時間を1.0まで動かします。





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ボーンを動かすと・・・・・動いた!
今回は3つのボーンを曲がるように動かしてみましたが、ちゃんと左腕も丸みを持って曲がってくれますね。

また、ここでターゲットドックを見ると、1.0のところにキーフレームが追加されています。
キーフレームは間を自動的に計算して補間してくれるので、0.0の時のまっすぐな状態から1.0の曲げるまで動きが同時に作られています。
試しにターゲットドックの時間をぐりぐり動かしてみると、腕も合わせて滑らかに動いてくれます。

2か所設定しただけで60枚分の画像が勝手に作られるとは便利ですね。





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ボーンだと曲げる動きしかできないので、例えばお餅が伸びるような動きは難しいです。

そこでもう一つの操作として、ポリゴンを細かく動かす方法もあります。
左のツールドックから「自由な形状に変形させる」を選択します。





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こいつはブラシでドラッグした範囲が引っ張られる操作感になっています。
これで三角のポリゴンを細かく変形させることで、ボーンだと難しい複雑な変形が可能になるようです。
お絵かきソフトを使ったことある人なら指先ツールといえば分かりやすいかな?

とりあえず今回は呼吸アニメっぽく体の縦方向を若干縮め、横方向を膨らませるように変形させました。
こいつもキーフレームなので、変形前と変形先のキーフレームを作れば、残りは自動的に補間してくれます。





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右上でも同様にボーンを仕込んで動くようになったので、最後にファイルに出力してみました。

「ファイル」→「指定形式で保存」→「好きな形式」を選んで出力します。
ここで出力時の大きさを決められるので、今回は100x100の凄く小さなサイズで出力しましょう。




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そんなこんなで出来上がったファイルがこちら。
今回は大体20分ぐらいかかったけど、この程度なら慣れればもっと早く作れると思う。

画像がもっと複雑だったり、綺麗に複雑に動かそうとするともっと時間はかかるけど、
お手軽に画像を動かしたいという入門編としては凄く扱いやすいツールという印象でした。



ただ、1プロジェクト1アニメっぽいので、例えば複数のモーションを管理したいとかはできなさそう。
今後の機能追加で進化していくとは思うけど、現状だと複雑なことをやるには物足りなさそうかな。

無料ツールという強みはあるので、とりあえず動かしてみたいという入門編としては最適だと思う。
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